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平成27年 一般会計予算審査特別委員会(市長総括質疑)−03月19日-01号
平成27年 一般会計予算審査特別委員会(経済建設関係)-03月19日-01号

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  1. 新発田市議会 2015-03-19
    平成27年 一般会計予算審査特別委員会(経済建設関係)-03月19日-01号


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    平成27年 一般会計予算審査特別委員会(経済建設関係)-03月19日-01号平成27年 一般会計予算審査特別委員会(経済建設関係)             一般会計予算審査特別委員会  委員会記録                 (経済建設常任委員会関係) 平成27年3月19日  ─────────────────────────────────────────── 〇出席委員(11名)    委員長  宮  島  信  人  委員   副委員長  大  沼  長  栄  委員         稲  垣  富 士 雄  委員         中  村     功  委員         井  畑  隆  二  委員         若  月     学  委員         小  柳     肇  委員         渡  部  良  一  委員         小  坂  博  司  委員         加  藤  和  雄  委員         渡  邊  喜  夫  委員  ─────────────────────────────────────────── 〇欠席委員(なし)  ─────────────────────────────────────────── 〇説明のため出席した者        政策調整監      森       康   弘        政策調整監・水道局長 大   沼   信   勝
           産業企画課長     大   西   博   紀        観光振興課長     山   口   恵   子        農水振興課長     川   瀬   孝   男        農林整備課長     中   野   道   弘        農業委員会事務局長  斎   藤   耕   衛        地域整備課長     新 井 田       功        都市整備課長     倉   島   隆   夫        建築課長       諏   訪   龍   一        用地管財課長     波 多 野       智        下水道課長      三 田 村   明   彦  ─────────────────────────────────────────── 〇事務局職員出席者        局長         白   田   久   由        主任         榎   本   康   彦           午前10時00分  開 会 ○委員長(宮島信人) おはようございます。それでは、全員出席ですので、ただいまから4日目の一般会計予算審査特別委員会を開会いたします。  本日の予算審査特別委員会の説明資料の提出がありました。お手元に配付しておきましたので、ご了承願います。  また、本日経済建設常任委員会所管分の審査終了後に、市長総括質疑を予定しております。円滑な議事進行にご協力をお願いいたします。  なお、この市長総括質疑においては、これまでの質疑において十分に煮詰まっていない部分のみの質疑となりますので、ご承知おきください。  説明員の皆さんに申し上げます。説明に当たっては歳出、歳入の順とし、軽易な事項は省略し、重要事項のみ簡潔、明瞭に説明願います。  説明順序は、委員会条例第2条の表に掲げるとおりとし、担当課長等から順次説明を願います。  大西産業企画課長。 ◎産業企画課長(大西博紀) おはようございます。それでは、議第125号 平成27年度新発田市一般会計予算議定についてのうち、産業企画課所管分の主なものについてご説明を申し上げます。  初めに、歳出であります。お手元の一般会計予算書の186、187ページをお開きください。5款1項1目労働諸費、説明欄一番上の丸印、サン・ワークしばた管理運営事業は、五十公野公園にございますサン・ワークしばたの管理運営にかかわる経費であります。  次の新潟県労働者信用基金協会出資事業は、労働者の方々が各種融資を受ける際に信用保証を行ってもらうための協会への出捐金であります。  次の住宅建設資金貸付事業は、市内に住宅の新築、増改築、修繕または購入をしようとする方で自己資金の不足する方に対し、低利な資金のあっせんを行い、資金調達の円滑化を図るための預託金でございます。  次の労働金庫特別預託事業は、勤労者の必要資金貸し付けのための新潟県労働金庫への預託金でございます。  次の勤労者福祉サービスセンター支援事業は、市内中小企業などで働く方々の福利厚生事業が安定的に継続できるよう、公益財団法人新発田市勤労者福祉サービスセンターに対して事業費の一部を補助するものであります。  次に、下から3つ目の丸印、雇用対策推進事業は、ハローワーク新発田及び新発田商工会議所と連携をいたしまして、まちの駅内に設置をしてございます就業支援施設であるはつらつ仕事館におきまして、中高年齢者、女性への情報提供や就業支援セミナーの開催、高校生、大学生に向けたインターンシップマッチング事業を委託実施するものであります。  次の若者就労支援事業は、若い世代のニートや引きこもりなどで就労が困難な若者たちに対し、支援活動を行っております下越地域若者サポートステーションにおきまして、就労相談、セミナー、ジョブトレーニング等の事業を委託し、若者の就労支援の拡充強化を図るものでございます。なお、委託先につきましては、今年度と同様に企業組合労協センター事業団でございます。  次に、210、211ページをお開きください。7款1項1目商工総務費、説明欄上から3つ目の丸印、日本貿易振興機構参画事業は、同機構への参画負担金、次の中小企業等振興審議会運営事業は、審議会開催に要する報酬等でございます。次の商工総務費は、当課におきます事務運営経費でございます。  次に、最下段、7款1項2目商工業振興費、説明欄最下段の丸印、地場産農産物等加工技術研究事業は、市内生産者や食品加工事業者、学校、専門機関並びに商工会議所等で構成をされます新発田市農産物等加工技術研究協議会に対し、地場産農産物の加工技術開発及び加工品開発、加工品販売に取り組む事業への負担金でございます。  めくっていただきまして、212、213ページをお開きください。説明欄最上段の丸印、新発田堀部安兵衛討ち入りそばまつり開催参画事業は、そばを活用した新産業の創造、交流人口の増加、地域間の連携強化を目的に開催をするための負担金でございます。  次の女性起業家支援事業は、女性起業家を育成するためのセミナーや各種講座にかかわる講師謝礼や委託料が主なものでございます。  次の工業団地指導管理事業は、市内にございます工業団地の分譲地及び公共部分の維持管理に要する除草等の手数料、修繕料、下水道負担金並びに食品工業団地におきます排水路負担金が主なものでございます。  次の工業団地誘致促進事業は、企業誘致促進活動や優遇策の検討及び誘致先把握のために、主に食品産業に分類されます企業情報データベースの購入費、そして西部工業団地に進出した企業の制度融資の利用に対する金融機関への預託金が主なものでございます。  次の中小事業者支援アドバイザー事業は、起業や創業、転業を志す方を対象といたしました専門家による相談会の開催にかかわる委託料でございます。  次の中小企業団体共同施設等資金貸付事業は、岡田にございます食品工業団地の排水浄化施設設置にかかわります28年までの長期借入金残高に対する預託金でございます。  次の商工振興制度融資・支援事業は、市内中小企業者の資金調達の円滑化や経営安定を図るため、中小企業者が融資を受ける際に保証を行う県信用保証協会への保証料補給金に加え、8本の制度融資利用などに対する金融機関への預託金でございます。なお、震災や円高の影響によります景気の低迷から、24年度に市制度融資を利用した際の県信用保証協会への保証料補給率を臨時的に引き上げ改定をいたしまして、中小企業等への支援を強化したところでございますけれども、景気回復の兆しは見えつつあるものの、当市においてはまだまだ回復まで至っていないという状況であることから、引き続き27年度も同様の保証料補給率で中小企業等の資金繰りの円滑化の支援を図りたいというものでございます。  次の中小企業団体事業資金貸付事業は、市内商店会等5団体への共済互助資金の貸付金でございます。  次の商工会支援事業は、豊浦、紫雲寺、加治川の3商工会に対する事業補助金でございます。  次の新発田市商工観光振興協議会運営支援事業は、同協議会を通じて商店会等が実施をいたします企画事業を支援するために協議会に交付する事業補助金であります。  次に、最下段の丸印、新発田ブランド認証制度推進事業は、新発田ならではの魅力あふれる商品を新発田ブランドとして認証し、ブランドの確立と販路拡大を図り、新発田のイメージアップにつなげるために、25年度に制度を設置したものでございまして、認証審査会の開催経費が主なものでございます。  めくっていただきまして、214、215ページをお願いいたします。説明欄一番上の丸印、紫雲寺風力発電指導事業は、施設見学者等への資料作成にかかわる経費でございます。  次の新エネルギー推進事業は、平成25年3月に策定をいたしました新発田市新エネルギービジョンをもとに、各分野において協議を行うための有識者や関係機関で構成いたします協議会の開催に係る経費でございます。  次の地方産業育成資金償還事業は、同資金の預託金の2分の1が県からの貸付金でございますことから、それを県に償還するものでございます。  次に、222、223ページをお開きください。7款1項4目中心市街地活性化推進費、説明欄一番下の丸印、中心市街地活性化事業奨励支援事業は、中心市街地の空き店舗等へ出店される事業者の方々に対し、改装費や家賃等の一部を助成する助成金でございます。  めくっていただきまして、224、225ページをお開きください。説明欄の最上段の丸印、空き店舗出店促進モデル事業は、中心市街地の空き店舗を活用し、空き店舗へ出店をする創業意欲のある方に実践訓練の場を提供しながら育成を図るため、チャレンジショップパレットの設置、運営に係る委託料でございます。  次の札の辻広場活用計画推進事業は、市の新庁舎を拠点といたしました中心市街地のにぎわい創出のために、札の辻広場を活用した活性化策を検討しながら、試行実施を行っていくための負担金でございます。  次の城下町しばた全国雑煮合戦開催参画事業は、市街地のにぎわい創出を図るために、新発田商工会議所の青年部が主催をし、例年開催を行っております同事業に対する負担金であります。  次の中心市街地活性化推進事業は、写真の町シバタや中心市街地で軽トラを店舗に見立てて農産品等を販売いたします軽トラ市の開催、100円商店街の開催にかかわります負担金、それから阿賀北ロマン賞開催事業の負担金であります。  次の地域交流センター管理運営事業は、中心市街地のにぎわい創出や地域間の交流促進を図るための施設でございます地域交流センターの管理運営にかかわる経費でございます。  次に、258、259ページをお開きください。9款1項4目防災費、説明欄下から2つ目の丸印でございます災害対策事業は、東日本大震災の原発事故によります放射能等の影響によりまして、海水浴などが制限をされている福島県内の子供たちを対象といたしまして、夏休み期間中2泊3日の臨海学校を当市で開催するための経費でございます。なお、本事業は来年度、平成27年度で第5回目となることとなっております。  歳出は以上でございます。  次に、歳入であります。32ページ、33ページをお開きください。16款1項4目1節労働使用料、説明欄、サン・ワークしばた使用料は、サン・ワークしばたの施設利用料でございます。  次に、16款1項6目1節商工使用料、説明欄最下段の丸印、露店使用料及び次ページの最初の丸印、地域交流センター使用料、その次、地域交流センター駐車場使用料は、常設露店出店者使用料及び地域交流センター施設、駐車場の使用料でございます。  次に、54、55ページをお開きください。18款2項4目1節労働費県補助金、上から4つ目の丸印でございますが、緊急雇用創出事業臨時特例県交付金は、歳出でご説明をいたしました若者就労支援事業の事業委託と、高齢福祉課が所管いたします緊急雇用創出事業に対する県補助金でありまして、産業企画課が窓口となり、一括でお受けをするものであります。なお、補助率につきましては10分の10でございます。  次に、58、59ページをお開きください。18款4項1目1節地方産業育成資金貸付金、説明欄、地方産業育成資金県貸付金は、同資金に対する県からの貸付金でございます。  次に、60、61ページをお開きください。21款2項1目1節基金繰入金、下から3つ目の丸印、中心市街地活性化基金繰入金は、歳出でご説明をいたしました中心市街地活性化事業奨励支援事業にかかわります基金からの繰入金でございます。  次に、62、63ページをお開きください。23款3項1目2節労働費貸付金元利収入と4節商工費貸付金元利収入と、めくっていただきまして64、65ページの2目1節地方産業育成資金貸付金元利収入は、それぞれ歳出でご説明をいたしました各種貸付金等の預託金及び貸付金の戻り分を計上をさせていただいているものでございます。  次に、68、69ページをお開き願います。23款5項3目18節産業企画課雑入は、サン・ワークしばた及び地域交流センターにおけます外部委託事業者からの光熱水費の負担分及び各種融資制度の繰上償還に伴います県信用保証協会からの保証料補給金の返戻金が主なものでございます。  以上が産業企画課所管分であります。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長(宮島信人) 山口観光振興課長。 ◎観光振興課長(山口恵子) おはようございます。議第125号 平成27年度新発田市一般会計予算議定のうち、観光振興課所管分についてご説明申し上げます。  初めに、歳出についてご説明いたします。214、215ページをお開き願います。7款1項3目観光費、説明欄一番上の丸印、蕗谷虹児記念館管理運営事業から、ページをはぐっていただきまして216、217ページ、上から2つ目の丸印、カリオンパーク管理運営事業につきましては、それぞれの観光施設の維持管理、施設運営に要する費用であります。  次の丸印、カリオン文化館・カリオンホール管理運営事業は、維持管理、施設運営に要する費用に加え、施設補修工事費については、老朽化いたしております空調設備の入れかえ工事を予定しているものであります。  次の丸印、紫雲の郷館管理運営事業は、株式会社紫雲寺記念館に対する指定管理委託料のほか、脱衣室、空調機改修工事にかかわる実施設計委託料と、同工事費並びに2カ所の浴室の出入り口の改修に要する工事費であります。  次の丸印、海水浴場管理運営事業は、海水浴客が安心安全に楽しめるよう、管理体制を強化し、適正な維持管理を行うため、安全対策協議会への負担金を増額するものであります。  ページをはぐっていただきまして、218、219ページ、1つ目の丸印は、平成27年度より指定管理者制度を導入し、一体的に管理を行いますふれあいセンター桜館、農畜産物販売所やまざくらについて、道の駅加治川施設管理組合に対する指定管理委託料であります。  次の丸印、山岳施設維持管理運営事業については、平成27年度に再開を予定しております湯の平関連の経費を施設維持管理委託料並びに施設整備工事費等に計上しております。施設整備工事といたしましては、登山道復旧のための迂回路工事や、女風呂の改修を行うものであります。また、二王子岳につきましても、施設管理委託料に登山道並びに一王子避難小屋の修繕に必要な資材をヘリで荷揚げする費用を計上し、登山道入り口にありますトイレの改修工事などにつきましては、2款1項10目15節公共施設維持管理事業で対応することとしております。  次に、3つ飛んだ丸印、市島邸管理運営事業と、次の月岡温泉足湯施設維持管理事業につきましては、施設の維持管理に要する費用であります。  ページをはぐっていただきまして、220、221ページ、最初の丸印、新潟県国際観光テーマ地区推進協議会参画事業から、8番目の丸印、しばたっ子台輪運営事業につきましては、それぞれの事業を実施する団体や実行委員会に対する補助金または負担金でございます。  次の丸印、観光施設整備事業につきましては、インバウンドによる外国人観光客の受け入れ態勢を整えていくために、平成26年度から年次的に整備を進めておりますトイレの洋式化に加え、外国人ニーズの高いワイファイ環境整備に要する経費です。また、道の駅桜館に併設されております公園内の遊具が老朽化しておりますことから、その解体撤去費と、新たな誘客に向けたドックランの整備工事に要する費用が主なものであります。  次の丸印、市島邸活用事業については、早稲田大学との連携により各種企画展や講演会などを通じて活用事業を行うものであり、市島邸の新たな魅力づくりと施設利活用を一層進めるために実施するものであります。  次の丸印、月岡温泉環境整備事業は、月岡温泉街の魅力向上のため、市道の美装化並びに街路灯のつけかえ工事を年次的に継続実施しているものであります。  次の丸印、月岡温泉支援事業は、月岡温泉観光協会が実施する誘客と観光PR、商業物産等の振興策を支援するとともに、源泉の維持管理に必要な基金積み立てに対する補助であります。  1つ飛びまして、新発田市首都圏誘客促進協議会参画事業は、首都圏及び関西圏からの誘客を積極的に促すため、大手旅行代理店等との企画商談会に参加したり、市内回遊事業を実施し、誘客促進、交流人口増加を目指すための負担金であります。  次の丸印、月岡温泉開湯100年祭参画事業は、平成25年度から3カ年にわたって実施をしております同実行委員会への負担金であります。平成27年度は事業最終年度となりますことから、これからの100年に向けて新たな魅力づくりを目指し、温泉街をあんどんで彩るあかりプロジェクトや、新潟市の事業者を温泉街の空き店舗に誘致し、新潟、新発田の特産品等を販売する新店舗をオープンさせるなど、新たなにぎわいづくりに取り組むものであります。  次の丸印、コンベンション開催支援事業は、宿泊、飲食など経済波及効果の大きい全国並びに北信越規模の各種会議やスポーツ大会等の開催に対して支援を行い、当市への積極的なコンベンションの誘致を図るための補助金であります。  次に、222、223ページをお開きください。最初の丸印、蕗谷虹児記念館活用事業は、まちなか美術館としての活用を進め、誘客促進、魅力向上を図るため、ことし5月にフランスパリで開催を予定しております蕗谷虹児企画展の終了後、帰国凱旋展として蕗谷虹児記念館でも同企画展を行い、来場者の増加を図るものであります。  次のカリオン文化館活用事業は、外国人観光客に対応すべく解説文などに英語表記を併記したり、貯蔵品等の企画展や刀の手入れ体験事業など、実施に新たに取り組むことで誘客促進を図るものでございます。  次の丸印、新発田市観光協会支援事業につきましては、市内全域への観光誘客、物産振興を積極的に図り、観光振興による経済活性化や交流人口増加など、波及効果を創出できる組織運営、イベント開催等に必要な経費を支援するものでございます。  次の丸印、旧県知事公舎記念館活用事業は、食の迎賓館として新発田の旬の食を堪能する場所として施設の貸し出しを行うとともに、四季を通じたイベントの開催により、利用者数の向上を目指すものであります。  次の丸印、インバウンド誘客促進協議会参画事業は、平成27年度をインバウンド元年と位置づけ、英語パンフレットの作成や、AR(オーギュメントリアリティ)、いわゆる拡張現実機能を活用し、当市の動画や観光パンフレットの画像に英語等の字幕を入れた画像、映像情報の提供を行うものであります。また、在住外国人の皆様と連携してニーズ調査を行い、外国人が求める観光資源の磨き上げと受け入れ態勢の確立を図ってまいりたいと存じます。インバウンド誘致につきましては、台湾、香港、アセアン諸国、さらに新潟中国総領事館から直接ご紹介をいただきました中国湖南省チン州市などにプロモーション活動を行うためのトップセールス費用等を負担するものであります。  次の丸印、しばたんバス運行事業は、平成26年度より首都圏、関西圏からの誘客促進の手段として、また市主催の各種イベントに参加する市民等の2次交通手段として、新発田市観光協会に業務委託しているものであります。新潟駅、新潟空港、佐渡汽船からの送迎はもとより、阿賀野市、胎内市と連携して広域圏での運行や、月岡温泉や市内各地域への回遊を促すことを目的としております。また、現在準備を進めておりますプレミアム宿泊旅行券としばたん観光バスを組み合わせ、新潟空港、佐渡汽船からの送迎や市内の周遊観光、さらに昼食が全てセットになり楽しんでいただけるしばたん観光バスの強味を直接アピールするため、来週23、24日に関西の旅行社に当課職員等が訪問をさせていただき、北陸新幹線や佐渡観光と組み合わせたツアーの実施に向けた具体的な打ち合わせをさせていただく予定となっております。  次の丸印、フィルムコミッション推進事業は、映画、ドラマなどのロケ関係者が求める特徴的な施設、景観、自然などに関する画像情報の発信や、昨年7月に設立いたしました新発田市フィルムコミッション協議会が実施する施設利用の支援や、地元飲食部会と連携して行う地場産食材を使ったケータリング提供、エキストラ募集業務などのメニューをアピールするための専用ホームページを開設するものであります。  次の丸印、市民観光啓発事業は、昨年10月のしばた未来議会において複数の中学生議員よりもっと新発田を知る機会が欲しいとの強いご要望を受けましたことから、市民を初め小中学校の児童生徒の授業として、また市内企業の社員研修などの機会を利用して、しばたんバスを活用し、市内の観光ルートをめぐるツアーを実施したり、出前授業を行うことを通じて新発田市の観光に対する理解と知識を深めていただくものであります。  次に、224、225ページをお開き願います。7款1項4目中心市街地活性化推進費、説明欄下から2番目の丸印、寺町たまり駅管理運営事業は、指定管理者への委託料や駐車場用地の借上料であります。  次の丸印、台輪展示館管理運営事業は、諏訪町たまり駅、中央町たまり駅の管理運営にかかわる委託料や光熱水費、建物の借上料が主なものであります。  次に、234、235ページをお開き願います。8款2項3目除雪費、説明欄中ほどの5つ目の丸印、行政管理等に要する一般経費の除雪費につきましては、観光施設の除雪にかかわる作業員賃金及び委託料であります。  歳出は以上でございます。  次に、歳入をご説明いたします。32ページ、33ページをお開き願います。16款1項1目1節行政財産使用料、説明欄中ほどの丸印、電柱敷地等使用料並びにその下の観光施設敷地使用料ほかは、当課が所管する行政財産の使用料であります。  次に、34ページ、35ページをお開き願います。16款1項6目1節商工使用料、説明欄上から3つ目の丸印、露店使用料から一番下の丸印、カリオン文化館等使用料までは露店出店者の使用料やそれぞれ観光施設の入館料及び施設使用料であります。  次に、42ページ、43ページをお開き願います。17款2項5目3節都市計画費国庫補助金は、平成27年度より社会資本整備総合国庫交付金の補助メニューであります街なみ環境整備事業に申請を行い、先ほど歳出でご説明いたしました月岡温泉で進めております道路の美装化、街路灯整備など月岡温泉環境整備事業の財源に充てるものでございます。補助率2分の1で1,500万円を計上させていただいております。  次に、68、69ページをお開き願います。23款5項3目19節観光振興課雑入、説明欄最初の丸印、あやめの湯自動販売機電気料から下から3つ目の丸印、蕗谷虹児記念館物品販売収入につきましては当課所管の観光施設等の電気使用料、手数料、入居料などであります。  次の丸印、自治体国際化協会助成金につきましては、歳出でご説明いたしました外国人誘客のためのインバウンド誘客促進参画事業並びに観光施設のワイファイ環境の整備に要する費用の財源とするため、自治体国際化協会のインバウンド支援事業助成金に申請するものであります。助成率2分の1で222万円を計上いたしております。  以上が観光振興課所管分であります。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
    ○委員長(宮島信人) 川瀬農水振興課長。 ◎農水振興課長(川瀬孝男) おはようございます。それでは、農水振興課所管分の主なものについてご説明を申し上げます。  予算書192ページ、193ページをお願いいたします。6款1項2目農業総務費、説明欄でありますが、上から3つ目、松浦農村環境改善センター管理運営事業から8つ目、新潟県果樹振興協会参画事業まで、そして下から2つ目、有機の里交流センター運営事業、次の米倉ふれあい農園事業、そしてめくりまして194、195ページ、1つ目の新潟県国際農業交流協会参画事業が当課所管分でありますけれども、各種施設の指定管理者委託料及び各種協議会等への参加負担金が主なものでございます。  次に、194、195ページでございます。6款1項3目農業振興費でございますが、説明欄の1つ目、農業経営支援利子助成事業は認定農業者が経営拡大や改善に向けて、施設整備などを行うための資金借り入れに対する利子助成金が主なものでございます。  1つ飛びまして、農業法人化支援事業は、農業法人の設立や集落営農の組織化に伴う経費の補助及び法人や集落営農組織が経営発展、または法人化に向けて行います各種農業機械導入ですとか施設整備に対する補助金でございます。  一番下の環境保全型農業直接支援対策事業であります。化学肥料、農薬の5割低減とあわせて行う環境に配慮した栽培や有機農業に取り組む農業者に対する交付金でございます。  続きまして、196、197ページをお願いいたします。2つ目の産地づくり対策支援事業であります。米の生産調整や経営所得安定対策推進のため、新発田市農業再生協議会への補助金であります。  次の園芸振興支援事業は、アスパラガスや越後姫、オータムポエム等のパイプハウス導入事業など、園芸施設整備に対する補助金12件であります。  次の強い農林水産業づくり支援事業は、アスパラガス、越後姫におけるハウス導入に対する補助のほか、生産条件の整備などに対する総合的な生産振興を推進する市単独の補助事業であります。  次のカメムシ類防除対策事業は、カメムシの防除対策として、河川堤防の草刈りを地元の農家組合などへ委託する委託料でございます。  次の新発田市食料・農業振興協議会運営事業は、食の循環によるまちづくり推進計画に基づき、地域の農業振興を推進する同協議会への委託料であります。  次の主要作物振興支援事業の非主食用米等緊急転換支援事業補助金は、コシヒカリ以外の銘柄米や非主食用米の生産拡大に要する機械導入に対して交付する補助金でございます。  次に、健康農産物づくり推進事業でございます。耕作放棄地の解消もにらんだダッタンソバの栽培実証や薬草などの栽培研究を行い、安全、安心な健康農産物づくりの推進を図るものであります。薬草につきましては、平成26年度に公益社団法人東京生薬協会と連携協定を締結して栽培実証を行っておりますけれども、新年度におきましても引き続き栽培実証と技術の習得を進めたいというものであります。  1つ飛びまして、アスパラ生産拡大支援事業であります。県内一の出荷額を誇るアスパラガスの新植と改植に対する助成を引き続き行いますとともに、新たにモデル団地を創設し、その波及効果によって一層の生産拡大につなげてまいりたいというものであります。  1つ飛びまして、新発田野菜ブランド化拡大支援事業は、越後姫やオクラなどの園芸品目につきまして作付面積の拡大に対して支援を行いますとともに、新たに次世代を担う品目の発掘、育成の取り組みを行い、他産地との差別化を図る調査研究を行うものであります。  めくっていただきまして、198、199ページであります。青年就農支援事業でありますが、新規就農者に対しまして経営開始後5年間経営の安定を目的に給付される青年就農給付金経営発展型であります。  次の農地中間管理機構集積協力支援事業は、農地中間管理機構を活用した担い手への農地集積、集約化を促進するために交付される農地中間管理機構集積協力金であります。  1つ飛びまして、キラッと輝く経営体育成事業でありますが、意欲的かつ特色ある経営体を目指す経営体を優良経営体として集中的に育成していくものでありますが、成功モデルとして確立できるよう支援する事業であります。まずは経営コンサルタントなどの指導を受けまして、法人化や6次産業化、農産物の直接販売などを行う経営戦略を立案することに対して補助をしていくものであります。  次の首都圏等販売促進支援事業であります。首都圏初め県内、市内におきまして、直接販売を行う意欲ある生産者グループを発足し、販売戦略や流通形態の調査研究などの取り組みに対して支援を行うことで農業者の所得向上ともうかる経営体の育成を図り、あわせて農産物を通して新発田市を大いにPRしてまいりたいというふうに考えております。  次の農業版「企業誘致」促進事業であります。地域の意向を踏まえながら農地の集約化を図り、大規模園芸生産を行う意欲ある農業者や法人の誘致を行うものであり、遊休農地の解消にもつなげてまいりたいというふうに考えております。  次の「新・農業人」支援事業であります。国の青年就農給付金準備型でありますけれども、これを活用しながら新規に農業を始めたいという若者を計画的、積極的に市内外、県外から募り、営農指導、生活支援によって定着を図り、新発田市の農業を担う後継者に育成することを目的とした事業であります。あわせて定住人口の増加、地域の活性化にもつなげていこうというものでございます。  次の経営体育成支援事業であります。地域の中心経営体に対しまして、機械装備や施設整備に係る経費を補助することで経営規模の拡大や経営の効率化を支援するものであります。先ほど説明申し上げました主要作物振興支援事業とセットとなるものでございます。  6款1項4目畜産業費、説明欄2つ目、有機資源センター管理運営事業であります。食の循環によるまちづくりの推進に向けまして、家畜ふん、生ごみ、食品残渣などから堆肥を生産し、農地等への還元を行うための施設である有機資源センターの管理運営に係る経費であります。  次に、204、205ページをお願いいたします。6款2項1目林業総務費、説明欄2つ目、滝谷森林公園管理運営事業であります。自然環境を活用したレクリエーション施設である滝谷森林公園の管理運営に係る経費でございます。  めくっていただきまして、206、207ページをお願いいたします。6款3項1目水産業振興費、説明欄1つ目、全国市町村水産業振興対策協議会参画事業から下から3つ目の新潟漁業協同組合北蒲原支所支援事業までは、水産業の振興を図るための各組合、協議会への補助金、負担金などが主なものでございます。  次の水産物直売所整備事業であります。昨年完成いたしました漁業協同利用施設の外構工事等の実施と竣工イベントを開催し、一層のPRを図ってまいりたいというものであります。  以上、歳出についてご説明申し上げました。  次に、歳入をご説明申し上げます。32、33ページをお願いいたします。16款1項5目1節林業使用料であります。説明欄、滝谷森林公園使用料は、森林公園の宿泊施設の使用料でございます。  めくっていただきまして、36、37ページをお願いいたします。16款2項4目1節農業手数料、説明欄上の丸ですけれども、有機資源センター手数料は、有機資源センターに搬入される家畜ふん、食品残渣、汚泥等の処理手数料であります。  次に、54、55ページお願いいたします。18款2項5目2節農業振興費県補助金の説明欄1つ目、農業経営基盤強化資金利子助成県補助金から12個目、下から4つ目の経営体育成支援事業県補助金までの各種補助金は、歳出でご説明申し上げました農業振興に係る各種県補助金で、主なものは農地面積集積促進事業県補助金、農林水産業総合振興事業県補助金、環境保全型農業直接支払県交付金などがございます。  次に、58、59ページをお願い申し上げます。18款3項4目2節農業振興費委託金、説明欄、カメムシ類防除対策事業県委託金は、農家組合等に委託するカメムシ防除として、加治川堤防の草刈りを行いますが、それに対する県委託金でございます。  次に、68、69ページをお願いいたします。23款5項3目20節農水振興課雑入であります。1つ目の堆肥販売収入は、有機資源センターで生産した堆肥の販売収入、一番下の農地中間管理機構業務委託金は農地中間管理事業の推進に要する事務費に係る県機構からの委託金でございます。  以上が農水振興課所管分であります。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長(宮島信人) 中野農林整備課長。 ◎農林整備課長(中野道弘) おはようございます。続きまして、農林整備課所管分のうち、主なものについてご説明いたします。  初めに、歳出でございます。190、191ページをお開き願います。6款1項2目農業総務費、説明欄2つ目の曽根排水機場維持管理参画事業から9項目め、新発田土地改良区維持管理参画事業までは、洪水防止の排水機場操作や市街地の雑用水確保に係る経費の一部を負担するものであります。  めくりまして、192、193ページをお願いをいたします。上から2つ目の派川加治川水環境保全協議会負担金は、派川加治川親水公園の維持管理に係る負担金であります。  次に、説明欄中段の新潟県土地改良事業団体連合会参画事業から7項目め、落堀川水系排水機場維持管理運営事業までは、土地改良関係団体や事業推進協議会などへの負担金でございます。  めくりまして、194、195ページをお願いをいたします。6款1項3目農業振興費、説明欄下から3つ目の中山間地域等直接支払交付事業は、生産条件の不利な中山間地域15集落への交付金であります。  次の有害鳥獣捕獲支援事業は、新規狩猟免許取得者への補助金、また熊、イノシシ、猿などの大型鳥獣から市民の安全と農作物を守るため、平成27年度から新設をする鳥獣被害対策実施隊に係る費用でございます。  続いて、198、199ページをお願いをいたします。説明欄上から9つ目の猿害対策事業は、群れの動向監視や電柵設置、環境診断などの事業を行う新発田市ニホンザル被害防止対策協議会への負担金と猿追いパトロール隊に係る費用であります。  めくりしまして、200、201ページをお願いをいたします。6款1項5目農地費、説明欄2つ目の国営造成施設管理体制整備促進参画事業は、新井郷川排水機場など国営事業で完成した施設の維持管理に係る支援であります。  次の土地改良施設維持管理適正化参画事業は、土地改良区が管理をする施設の整備、補修に係る補助金であります。  次の県営ほ場整備参画事業から、めくりまして202、203ページの上から2つ目、県営基幹水利施設ストックマネジメント参画事業までの5項目は新潟県が実施する事業の負担金であります。  次の土地改良施設機能改善事業は、県から譲与された施設などの維持管理費用であります。  次の多面的機能支払交付金事業は、農業用施設の維持管理や長寿命化、また農村環境保全に取り組む組織への交付金で、新年度から関係する法律が施行されることで国、県からの交付金を合わせて市が交付することになったものであります。  次の国営阿賀野川施設整備償還事業は、国営事業として整備した阿賀野川用水地区の償還負担金であります。  めくりまして、204、205ページをお願いをいたします。6款2項2目林業振興費、説明欄2つ目の松くい虫防除事業は、紫雲寺地域、五十公野山、真木山において松くい虫の発生源となる被害木の伐倒駆除と薬剤散布を行うものであります。  次の緊急松くい虫防除対策事業は、一刻も早い鎮静化に向け、庭木や神社仏閣等において被害木を徹底的に駆除するとともに、市内5つのゴルフ場が実施をする対策の支援を緊急的に行うものであります。  めくりまして、206、207ページをお願いをいたします。説明欄最初の林業振興支援事業は、キノコ生産者のコスト低減と品質向上に向けた機械設備の導入に対し、助成を行うものであります。  めくりまして、208、209ページであります。6款3項3目漁港建設費、説明欄2つ目の松塚漁港整備事業は、西防波堤と東護岸の機能強化に係る工事費用であります。  歳出は以上で、次に歳入でございます。初めに戻りまして、42、43ページをお願いをいたします。17款2項4目農林水産業費国庫補助金、説明欄、漁港整備事業国庫補助金は、歳出で説明いたしました松塚漁港の機能強化工事に対する国庫補助金でございます。  続いて、54、55ページをお願いします。18款2項5目農林水産業費県補助金、2節農業振興費県補助金の説明欄下から3つ目の中山間地域等直接支払県交付金は、歳出で説明いたしました本事業に対する補助金でございます。  次の3節農地費県補助金の説明欄、多面的機能支払交付金県補助金は、歳出で説明いたしました本事業に対する補助金であります。  次の4節林業費県補助金の説明欄、民有林造林事業県補助金から3項目め、きのこ王国支援事業県補助金は、歳出で説明いたしました林業振興費の各事業に対する補助金であります。  次に、60、61ページをお開き願います。21款2項1目基金繰入金、1節の説明欄下から2つ目のふるさと水と土保全基金繰入金は、県営土地改良事業の負担金に充てたいというものであります。  続いて、68、69ページをお願いをいたします。23款5項3目雑入、21節、説明欄最初の松塚漁港防波堤整備事業負担金と1つ飛んで松塚漁港維持管理事業負担金は、漁港を利用する胎内市漁業者3割相当分を胎内市から負担いただくものであります。  2つ目の松くい虫特別防除負担金は、紫雲寺地域の対策事業に係る藤塚浜財産区と紫雲寺記念公園からの負担金であります。  以上が農林整備課所管分でございます。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長(宮島信人) 新井田地域整備課長。 ◎地域整備課長(新井田功) 地域整備課所管の主なものについてご説明をいたします。  初めに、歳出予算についてご説明申し上げます。一般会計予算書の158、159ページをお開き願います。3款2項6目児童福祉施設費の説明欄最初の丸印、児童広場維持管理事業は、市内91カ所の児童広場の維持管理に係る経費で、遊具の修繕や設置工事費が主なものであります。  次に、200、201ページをお開き願います。6款1項5目農地費の説明欄最初の丸印、排水機場・排水路維持管理事業は、西名柄及び道賀に設置しております排水機場の運転並びに施設の維持管理に係る経費でございます。  次に、232、233ページをお開き願います。8款2項1目道路橋りょう総務費の説明欄最初の丸印、防犯灯維持管理事業は、防犯灯約1万4,800灯に係る電気料及び照明器具の維持管理委託料などの経費でございます。  その下の丸印、街灯整備事業は、街灯を新設するための工事費であり、地域からの新設要望に対し、3カ年計画で積極的に整備を進め、道路利用者の安全、安心を図りたいと考えてございます。  次の丸印、道路台帳補正事業は、市道の廃止、認定や道路の新設改良に伴う道路台帳の修正業務及び統合型GIS導入に伴う道路台帳のデジタル化に係る委託料であります。  めくっていただきまして、234、235ページをお開き願います。2目道路維持費の説明欄最初の丸印、道路維持管理事業は、市道などの維持管理に要する経費でございます。  次の丸印、沈殿槽清掃委託事業は、生活雑排水や道路側溝の雨水排水などを受ける沈殿槽に係る清掃委託料でございます。  次に、3目除雪費であります。説明欄上から2つ目の丸印、融雪施設電気料支援事業は、町内会等で管理している消雪パイプのうち市道部分の消雪に要する電気料を補助するものであります。  最下段の丸印、除雪費(地域整備課)分は、道路除雪に要する経費であり、主なものは除雪委託料、特殊車両借上料、消雪パイプ等の修繕工事費と市有除雪機械の老朽化に伴い、更新するための購入経費などであります。  めくっていただきまして、236、237ページをお開き願います。4目道路新設改良費の説明欄上から2つ目の丸印、市道改良整備事業は、市道の新設改良に係る工事費、用地購入費及び物件補償費などであります。新年度に予定しております事業箇所につきましては、お手元に配付いたしました事業箇所計画一覧表でご確認願います。  その下の丸印、消雪施設新設事業は、市道緑中央線及び新栄町舟入線ほかの消雪パイプの整備に係る経費でございます。施工箇所は、配付資料の事業予定箇所図①であります。  その下の丸印、私道・融雪施設整備支援事業は、町内会等が行う私道等の舗装や側溝の新設工事及び消雪パイプ等の融雪施設整備工事に対する補助金であります。  めくっていただきまして、238、239ページをお開き願います。5目交通安全施設整備費の説明欄、交通安全施設整備事業(地域整備課)分は、歩道や転落防止柵の整備及び区画線補修に要する経費であります。  次の6目橋りょう新設改良費の説明欄、橋りょう修繕事業は、橋梁長寿命化修繕計画に基づき計画的に橋梁の修繕を進めていくもので、月岡大橋ほか2橋の設計委託料と西名柄橋ほか4橋の修繕工事費であります。  次の8款3項1目河川費の説明欄最初の丸印、河川維持管理事業は、都市下水路や排水路の清掃、除草及び県から委託されました1、2級河川の雑草刈りなどの維持管理に係る経費でございます。  次の2目急傾斜地対策費の説明欄、県営急傾斜地崩壊対策参画事業は、新潟県が行います急傾斜地崩壊対策事業に対し、事業費の一部を負担するものであります。施工箇所は、五十公野七軒町の佐藤食品工業付近及びいじみの学園とのぞみの家付近の急傾斜地であります。  次に、248、249ページをお開き願います。8款4項4目都市下水路費の説明欄上から2つ目の丸印、水害防止対策事業は、中曽根町2丁目地内で水害防止のため排水路を整備する工事費であり、事業予定箇所図②の箇所であります。  1つ飛んで、次の丸印、道路側溝清掃支援事業は、町内会等で側溝清掃を業者に委託した場合などに経費の一部を補助するものであります。  その下の丸印、市街地雨水排水整備事業は、金塚地区の調整池整備に係る工事費などであります。  その下の丸印、排水路改築事業は、宅地間等の排水路整備を行った団体に対する補助金であります。  めくっていただきまして、250、251ページをお開き願います。5目公園費の説明欄上から2つ目の丸印、公園維持管理事業は、都市公園の維持管理に要する経費であり、主なものは樹木の剪定、遊具の点検などに要する手数料、町内会などに管理委託している公園管理委託料などであります。  その下の丸印、緑化推進事業は、新発田市緑・花振興協会への補助金が主なものであります。  その下の丸印、市指定保存樹木管理事業は、指定樹木の維持管理に係る経費に加え、所有者が行う樹勢回復などの処置に係る経費に対し、補助を行うものであります。  次に、260、261ページをお開き願います。9款1項4目防災費の説明欄上から4つ目の丸印、災害対策事業(地域整備課)分は、加治川、姫田川、坂井川の各水防倉庫の点検管理と、水位見回りなどの業務委託や水防用の砂、木杭などの災害備蓄用資材の補充に係る経費でございます。  以上が歳出予算でございます。  続きまして、歳入予算についてご説明申し上げます。32、33ページをお開き願います。16款1項1目総務使用料の説明欄、ちょうど中段ぐらいになります。下から15番目の丸印、用地使用料(地域整備課)分は、電柱等の使用料や開発空地などを駐車場として使用許可した際の使用料であります。  めくっていただきまして、34、35ページをお開き願います。7目土木使用料、1節土木使用料の説明欄最初の丸印、道路占用料は、市道に埋設してありますガス管や電柱、NTT柱などの占用料であります。  2節都市計画使用料の説明欄最初の丸印、新発田駅前広場使用料は、駅前広場にあります駐車場の使用料であります。  次に、42、43ページをお開き願います。17款2項5目土木費国庫補助金の1節道路橋りょう費国庫補助金の説明欄、社会資本整備総合国庫交付金は、除雪費、除雪機械購入、市道改良整備事業、消雪施設新設事業、橋りょう修繕事業に対する国庫交付金でございます。  次に、58、59ページをお開き願います。18款3項5目土木費委託金、1節道路橋りょう費委託金の説明欄、県道除雪協力費県委託金は、相互応援協力に基づく県管理の国道及び県道に対する除雪作業の委託金であります。  その下、2節河川費委託金の説明欄、河川維持修繕費県委託金は、県が管理いたします1、2級河川の除草作業に対する委託金であります。  次に、68、69ページをお開き願います。23款5項3目雑入、22節地域整備課雑入の説明欄最初の丸印、広域営農団地農道使用料は、石油資源開発株式会社が埋設しているガスパイプラインの広域農道使用料が主なものであります。  歳入予算については、以上でございます。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長(宮島信人) 倉島都市整備課長。 ◎都市整備課長(倉島隆夫) 続きまして、都市整備課所管分の主なものについてご説明申し上げます。  初めに、歳出についてであります。244、245ページをお開きください。8款4項1目都市計画総務費の説明欄上から4つ目の丸印、都市マスタープラン策定事業は、平成27年度に改訂予定の新発田市まちづくり総合計画や新たに策定予定の立地適正化計画などの都市政策関連計画との整合を図り、現行の都市マスタープランの改訂を行うための経費であります。  その下の丸印、大規模盛土造成地変動予測調査事業は、国の基準に基づき、市内の住宅用地において豪雨や地震等により、被害が生ずるおそれのある大規模な盛り土造成地の有無を確認するための調査に要する経費であります。  1つ置きまして、次の丸印、都市計画総務費は、当課の一般管理経費であります。主なものとしましては、都市計画道路事業における事業用地の残地の売却を目的として、土地取得特別会計から用地を買い戻す経費であります。  めくっていただきまして、246、247ページをお開きください。8款4項2目街路事業費の説明欄2つ目の丸印、島潟荒町線整備事業(東新工区)は、市道東新町8号線から市道赤谷線自転車歩行者道に接続する道路の整備に要する経費であります。施工箇所は、お手元の事業予定箇所図③であります。
     次の丸印、西新発田五十公野線整備事業(東豊工区)は、県道米倉板山新発田線から市道松橋線に接続する道路の整備に要する経費であります。施行箇所は、事業予定箇所図の④番でございます。  その下の丸印、五十公野公園荒町線整備事業は、主要地方道新発田津川線から五十公野バイパスに接続する道路の整備に要する経費であります。施工箇所は、事業予定箇所の⑤番であります。  めくっていただきまして、248、249ページをお開きください。8款4項3目まちづくり事業費の説明欄1つ目の丸印、街なみ環境整備事業は、水のみち整備として進めている新発田川の護岸設計委託料や寺町清水谷地区の護岸工事、諏訪前の電線共同溝関連の整備に係る経費であります。施工箇所は、事業予定箇所図の⑥番であります。  その下の丸印、新発田駅周辺整備事業は、駅東交通広場に係る物件補償費とトイレ、駐輪場、駐車場の整備、駅東地下通路東口エレベーター設置などに係る経費であります。施工箇所は、事業予定箇所図の⑦番であります。  めくっていただきまして、250、251ページをお開きください。8款4項5目公園費の説明欄下から2つ目の丸印、公園整備事業は、街区公園の排水設備の整備に係る経費であります。  その下の丸印、県立病院跡地整備事業は、主に公園の植栽や舗装、トイレや休憩施設、防災備蓄倉庫などの整備に係る経費であります。施工箇所は、事業予定箇所図の⑧番であります。  歳出は以上ございます。  続きまして、歳入についてご説明申し上げます。30、31ページをお開きください。15款1項4目土木費負担金の説明欄、新発田駅前土地区画整理事業清算金は、新発田駅前土地区画整理事業の換地処分に伴い、地権者から徴収する清算金であります。  めくっていただきまして、36、37ページをお開きください。16款2項5目土木手数料、1節の説明欄、開発行為許可申請等手数料は、開発行為に係る許可申請等の手数料であります。  次に、44、45ページをお開きください。17款2項5目土木費国庫補助金、3節都市計画費国庫補助金の説明欄1つ目の丸印、社会資本整備総合国庫交付金は、歳出でご説明いたしました街路事業3路線と街なみ環境整備事業、新発田駅周辺整備事業及び大規模盛土造成地変動予測調査事業に対する交付金であります。  その下の丸印、地方都市リノベーション事業国庫交付金は、県立病院跡地整備事業及び新発田駅周辺整備事業に対する交付金であります。  次に、54、55ページをお開きください。18款2項7目土木費県補助金の1節の説明欄、土地利用規制等対策費県補助金は、土地利用計画法に基づく土地の取引の届け出に係る事務に対する補助金であります。  次に、64、65ページをお開きください。23款3項1目貸付金元利収入、5節土木費貸付金元利収入の説明欄最初の丸印、宅地造成事業特別会計貸付金元金収入は、宅地造成事業特別会計からの償還金であります。  歳入は以上でございます。  次に、債務負担行為についてであります。13ページをお開きください。第2表、債務負担行為の下から2行目、都市マスタープラン策定事業につきましては、関連する立地適正化計画策定事業と連動して平成27年度に着手し、2カ年で策定業務を予定しており、28年度分の事業費について債務負担行為の承認をお願いするものであります。  都市整備課所管分については、以上でございます。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長(宮島信人) 諏訪建築課長。 ◎建築課長(諏訪龍一) 続きまして、建築課所管分の主な事務事業についてご説明申し上げます。  初めに、歳出についてご説明申し上げます。94、95ページをお開き願います。2款1項10目財産管理費の説明欄一番下の丸印、公共施設維持管理事業は、市有施設の維持修繕に係る経費で、地域交流センターきやり館や菅谷保育園の施設補修に係る工事が主なものであります。  次に、240、241ページをお開き願います。8款4項1目都市計画総務費の説明欄上から2つ目の丸印、特殊建築物定期報告事務は、宿泊施設、集会場など不特定多数の方が利用する施設の定期点検報告に係る委託料であります。  その下の丸印、木造住宅耐震診断支援事業は、昭和56年5月31日以前に建設された一戸建て木造住宅で、耐震診断を希望する建物の所有者に対して耐震診断士を派遣するための費用などであります。  その下の丸印、木造住宅耐震改修支援事業は、耐震性の低い木造住宅の耐震設計や簡易補強設計、耐震改修工事や簡易補強工事などに要する費用の一部を補助するものであります。  下から2つ目の丸印、建築審査会運営事業と一番下の丸印、建築基準法関連審査事務は、それぞれの審査や審議に要する経費であります。  めくっていただきまして、242、243ページをお開き願います。説明欄最初の丸印、全国建築審査会協議会参画事業と次の丸印、日本建築行政会議参画事業は、それぞれ協議会に係る負担金等であります。  その下の丸印、建築基準法指定道路調査事業は、指定道路の調査や適正な維持管理に要する経費であります。  その下の丸印、住宅リフォーム支援事業は、市内経済の活性化を図るとともに、市民の住環境の向上に資するため、住宅の所有者が行う市内の施工者による住宅リフォーム工事に要する費用の一部を補助するものであります。  その下の丸印、定住化促進事業は、市外からの定住促進を図るため、市外からの転入者を対象とした中心市街地における住宅の新築や取得に要する費用の一部補助と空き家バンク制度を利用して売買契約が成立した際の祝い金であります。  その下の丸印、景観形成推進事業は、景観条例や屋外広告条例に基づく届け出や申請に対する審査、指導、啓発などを行うための経費であります。  その下の丸印、景観形成支援事業は、景観に配慮した外壁、屋根の修景及び生け垣、塀の設置などの工事に要する費用の一部を補助するものであります。  次に、284、285ページをお開き願います。10款5項1目社会教育総務費の説明欄上から2つ目の丸印、社会教育施設維持管理事業は、生涯学習センターの非常用電源の改修工事など、社会教育施設の維持修繕に係る費用であります。  次に、308、309ページをお開き願います。10款6項2目体育施設費の説明欄最初の丸印、社会体育施設維持管理事業は、弓道場的場の屋根や外壁の補修工事など、社会体育施設の維持修繕に係る経費であります。  歳出については、以上でございます。  続きまして、歳入についてご説明申し上げます。36、37ページをお開き願います。16款2項5目土木手数料、2節の説明欄の丸印、建築確認申請手数料は、都市計画区域内及び区域外で建築確認を必要とする物件の申請手数料等であります。  その下の3節の説明欄の丸印、屋外広告物許可申請手数料は、屋外広告物の新規設置や更新等に係る許可申請手数料であります。  次に、44、45ページをお開き願います。17款2項5目土木費国庫補助金、3節の説明欄の下から2番目の丸印、社会資本整備総合国庫交付金(建築課)分は、景観形成支援事業に対する交付金であります。  次の4節の説明欄の一番下の丸印、社会資本整備総合国庫交付金(建築課)分は、木造住宅耐震診断支援事業、木造住宅耐震改修支援事業及び住宅リフォーム支援事業に対する交付金であります。  次に、54、55ページをお開き願います。18款2項7目土木費県補助金、2節の説明欄の最初の丸印、木造住宅耐震診断支援事業県補助金は、木造住宅耐震診断支援事業に対する補助金であります。  その下の丸印、木造住宅耐震改修支援事業県補助金は、木造住宅耐震改修支援事業に対する補助金であります。  その下の丸印、木造住宅部分補強・地震保険等加入促進事業県補助金は、木造住宅簡易補強工事、耐震シェルター工事及び地震保険加入に対する補助金であります。  歳入については、以上でございます。  よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長(宮島信人) 波多野用地管財課長。 ◎用地管財課長(波多野智) それでは、用地管財課所管分について主な事務事業ごとにご説明申し上げます。  初めに、歳出の概要でございます。予算書の94、95ページをお開き願います。2款1項10目、説明欄上から2つ目の丸、財産維持管理事業につきましては、本市が所有する普通財産の維持管理に要する経費でございます。主なものといたしまして、中ほどの手数料は、年間2回から3回程度市有地の草刈りに要する経費であります。  次に、その下の丸、市有財産保険事業につきましては、市が保有する建物、車両等の加入保険料や市が主催する行事、イベント等に参加した市民の方にけがなどの事故があった場合に支払われる総合保険の保険料に要する経費であります。  次に、その下の丸、市有財産活用事業につきましては、主なものとして説明欄の測量・設計・登記委託料は、売却を予定している箇所の用地測量委託に要する経費であり、次の解体撤去工事費は、建物等の老朽化により不要となった建物等について解体撤去に要する経費であり、該当箇所は紫雲寺地区米子にあります米子教職員住宅でございます。  次に、228、229ページをお開き願います。8款1項1目土木総務費のうち、説明欄下から2段目、国土調査修正事業は、地籍調査の終了している土地の地籍図や登記等の修正に要する経費でございます。  その下の丸、国土調査事業は、荒川第2地区における地籍調査事業に係る地籍図根三角測量や地籍図根多角測量に要する経費でございます。  次に、めくりまして230、231ページ上段の丸、未登記解消事業は、嘱託職員の雇用や公共嘱託登記土地家屋調査士協会への業務委託により、公共用地の未登記の解消を計画的に進めたいというものであります。  以上が歳出の主なものでございます。  次に、歳入についてご説明申し上げます。戻りまして、34、35ページをお開き願います。16款1項7目土木使用料、1節土木使用料の説明欄、法定外公共物使用料は、主に店舗や駐車場等の住宅以外への乗り入れとして利用している事業用の橋などの構築物に係る使用料でございます。  次に、50、51ページをお開き願います。18款1項3目土木管理費県負担金の説明欄、地籍調査事業県負担金は、荒川第2地区の地籍調査事業に対する県負担金で、負担率は4分の3であります。  次に、58、59ページをお開き願います。19款1項1目土地建物貸付収入の説明欄、土地建物貸付収入につきましては、普通財産の土地建物の貸付収入であります。主なものといたしましては、新潟職業能力開発短期大学校の学生寮敷地の貸付料、中曽根県営住宅敷地貸付料、電力、電話柱などでございます。  次に、めくっていただきまして、60、61ページ、19款2項1目不動産売払収入の説明欄、土地建物売払収入につきましては、入札等による普通財産の売却収入のほか、街路残地、法定外公共物の売払収入が主なものであり、主なものといたしましては、開発空地9カ所、街路残地4カ所などの売却収入であります。  用地管財課所管については以上でございます。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長(宮島信人) 三田村下水道課長。 ◎下水道課長(三田村明彦) それでは、下水道課が所管いたします分についてご説明申し上げます。  初めに、歳出からご説明申し上げます。180、181ページをお開き願います。4款1項3目環境衛生費、説明欄一番上の丸印、合併処理浄化槽設置支援事業は、主に新発田地区内の公共下水道事業の認可区域を除きます水質汚濁防止法で規定いたします生活排水対策重点地域を対象に、単独処理浄化槽から合併浄化槽への変換する工事に対しまして補助金を交付する事業でございます。  2つ目の丸印、浄化槽登録管理事業は、浄化槽管理台帳の作成を下越総合健康開発センターに委託するものでございます。  3つ目の丸印、水道水源保護地域等浄化槽支援事業は、水道水源保護地域や中山間地に指定された地域の住民が合併処理浄化槽設置工事に対しまして補助金を交付するものであります。平成27年度の補助件数は、30基相当分を見込んでございます。  192、193ページをお開き願います。6款1項2目農業総務費、説明欄一番上の丸印、農業集落排水施設排水設備設置資金貸付事業は、農業集落排水への接続を促進するために実施しております排水設備工事費融資あっせん制度を運用するのに必要な金融機関への預託金でございます。  次ページをお開き願います。同じく6款1項2目農業総務費、説明欄一番下の丸印、農業集落排水事業特別会計繰出金は、平成27年度農業集落排水事業特別会計への歳入補填分として一般会計から繰り出すもので、主に事業費に係る市債の元利償還金などの財源として充当されるものでございます。  240、241ページをお開き願います。8款4項1目都市計画総務費、説明欄下から4つ目の丸印、下水道接続促進支援事業は、新規供用開始区域及び供用を開始しても下水道に接続いただけない世帯、事業所などを訪問いたしまして、接続要請活動を行う接続促進員2名を雇用したいというものでございます。  その下の下水道排水設備設置資金貸付事業は、公共下水道への接続を促進するために実施しております排水設備工事費融資あっせん制度を運用するために必要な金融機関への預託金でございます。  246、247ページをお開き願います。8款4項1目都市計画総務費、説明欄、下水道事業特別会計繰出金は、平成27年度の下水道事業特別会計の歳入補填分として一般会計から繰り出すもので、主に事業に係る市債の元利償還金の財源として充当されるものでございます。  248、249ページをお開き願います。8款4項4目都市下水路費、説明欄上から3つ目の丸印、自然災害防止事業は、継続事業でございます豊町1丁目地内の新発田川雨水幹線整備事業を行うものでございます。  歳出については、以上でございます。  次に、歳入の主なものについてご説明申し上げます。42、43ページをお開き願います。17款2項3目2節環境衛生費国庫補助金の説明欄2つ目の丸印、合併処理浄化槽整備事業国庫補助金は、水道水源保護地域や中山間地に指定された地域の住民などが行います合併処理浄化槽設置工事等の補助基準額に対しまして、その3分の1が国から補助金措置されるものでございます。  62、63ページをお開き願います。23款3項1目3節農林水産業費貸付金元利収入の説明欄2つ目の丸印、農業集落排水施設排水設備設置資金貸付金元金収入は、金融機関への預託について年度末返還いただくものでございます。  次ページをお開き願います。同じく5節土木費貸付金元利収入の説明欄2つ目の丸印、下水道排水設備設置資金貸付金元金収入は、3節と同様に金融機関への預託金について年度末に返還いただくものでございます。  次に、72、73ページをお開き願います。24款1項4目3節自然災害防止事業債の説明欄2つ目の丸印、自然災害防止事業債は、当課が実施いたします自然災害防止事業について借り入れを起こしたいというものでございます。  歳入について以上でございます。  よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長(宮島信人) 斎藤農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(斎藤耕衛) おはようございます。続きまして、農業委員会所管分につきまして説明いたします。  最初に、歳出であります。188、189ページをお開き願います。6款1項1目農業委員会費、説明欄上段より3つ目の丸、農地中間管理機構特例事業につきましては、平成26年度より新たに創設されました農地中間管理機構も含め、担い手への農地利用集積に係る事務費であります。  その下、2つ目の丸、農業者年金事業は、パート賃金など通常の管理業務のほかに加入推進のための活動費や年金特集号印刷及びパンフレット等の購入であります。  その下の丸、農業委員会だより「さわやか」発行事業は、毎年8月と2月に発行しております広報紙であります。  その下の丸、農業委員会視察研修事業は、農業委員全員による先進地視察研修費であります。  1枚めくりまして、190、191ページをお開き願います。説明欄最上段の丸、農業委員会事務局費のうち通信運搬費は、農業委員選挙人名簿登載申請書及び農業委員会だよりの郵送料であります。  次に、歳入につきましてご説明をいたします。36、37ページをお開き願います。16款2項4目農林水産業手数料につきましては、1通300円の証明手数料であります。  次に、54、55ページをお開き願います。18款2項5目農林水産業費県補助金、説明欄、農業委員会費県交付金は、農業委員会事務局職員の給与が主なものであります。  次に、56、57ページをお開き願います。18款3項4目農林水産業費委託金の説明欄、農業経営基盤強化措置特別会計事務取扱県交付金は、管理委託を受けています国有農地の管理並びに事務処理に対する委託金であります。  次に、70、71ページをお開き願います。23款5項3目雑入の25節農業委員会事務局雑入の農業者年金業務に伴う委託金であります。  次に、農林公社業務委託金は、農地中間管理事業特例事業等に係る事務処理の委託金であります。  その下の農地利用集積助成金等返還金につきましては、過去に農地流動化推進事業で助成金の交付を受けた農地を都合により途中解約した場合の市への返還金であります。  その下の土地評価精通者謝金は、毎年税務署から依頼のある農地の実勢価格調査に対する謝金であります。  農業委員会所管分につきましては以上であります。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願いいたします。 ○委員長(宮島信人) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑ある委員の発言を求めます。  小柳肇委員。 ◆委員(小柳肇) おはようございます。今回の本日審議に入る前に、委員長にお願いしたいんですが、初日、予算委員会の初日の一般社団法人新発田市観光協会についてのしばたん観光バスの委託についてなんですが、そちらのときの質問で大滝理事長のほうから、目的外使用ではないのかというような質問に対して、観光振興課と話をして決めているんだというような答弁がありましたので、今回そのときのやりとりから考えますと、しばたん観光バスにつきましては、市長が非常に肝いりというか一生懸命やっている事業の中で、市長の答弁ずっと全部拾ってみたんですけど、要はこれはよそから来る方が二次交通として観光客が新発田市内の観光地をめぐるための二次交通の足として整備するんだというようなことで始めたにもかかわらず、実際はその目的外使用、つまりイベントの送迎であったりとか、もしくは全く関係ない一般団体の手配に充当されているんじゃないかと、そういうような話なんですが、これについては全部答弁調べました。そうすると、山口課長も実際のところ、本日の説明の中ではイベントの送迎というものもちらっと入りましたけど、これは一切出てこないんです、当初の話から見ますと。つまり当初のしばたん観光バスのこの委託費の500万というのは、あくまで市長、それから課長が2人とも説明をしているとおり、あくまで市内の二次交通であると。それから見ると、これは明らかに目的外使用になるんだなと思います。  それから、もう一つが法人設立そのものの出捐金が約2,000万弱出ているんですが、これについても目的が公益法人であるということから考えると、私これも初日に指摘したんですが、収益事業のかなりの部分があると、そういうことから考えますと、そもそも公益法人を設立した意味自体も非常に揺らいでくるものがあるというふうに思うんです。私わずか500万ですけど、たかが500万ですけど、されど500万で、実際きのうですか、加藤議員からもわずか7万の収入でやりくりしている人がいると、その方から見れば10年分の収入になるわけで、わずか500万ですけど、やはり議会に承認された目的以外の目的に流用されて、しかもそれ私協会のほうがやっぱり設立1年目で非常にプレッシャーがかかって、結果も出さなきゃだめだと。まして市長は、本会議でも2,500万円の売り上げと100日ぐらいの催行するんだというようなことを明確に言っていますので、その目的に向かって非常にノルマというかプレッシャーかかったのは事実だと思うんです。それに向かって一生懸命やるのはいいんですけど、ただしやはり数字、実際市長は11月の答弁でも2,500の目標にはいかないけれど、2,000人を超えていい線いっているんだというような答弁もしておりますし、言い方変えるとその現場のほうからの市長に対する報告というのが誤った形でされて、市長自体もそれを知らない可能性があるんではないかなと思います。  この500万のその目的外使用というものも、言い方を変えれば特に経済建設の課の方々というのは、市民の厳しい目にさらされているわけじゃないですか。談合の疑惑があるんではないかとか、もしくは不正な使用がされているんじゃないか、そういう緊張に常に1円単位でさらされて、この予算はこのためについたんだ、このために使うからということで議会から承認を得ていただいた予算というものをきっちり目的に合わせて使うということを守っていると思うんです、市全体が。なのにわずか1つの課の1つの社団法人がわずか500万円といえども、たとえ1円たりともやはり目的外を正当化するようなことを言ったら、市全体の財政に対する信用というのが崩れるというふうに思うんです。アリの一穴ではないですが、そういった意味でこれはちょっと別枠とは言わないですが、私も大学の先生とかにもちょっと話をしまして、これはやはり明らかに地方財政法の38条に違反している案件ではないかと。それから、そもそも出捐金そのものの出捐金自体の支出自体も非常に怪しいものが出てくると、ベースが揺らいでくるというようなこともあります。黒ではないですけど、かなり灰色の部分があるなというふうに思います。場合によっては、これは徹底的に調査をしなきゃだめだろうと、場合によっては100条委員会ということも考えてはどうかというような話も出ました。そこまではいかないにしろ、いずれにしろこの部分というのはかなり重大な疑義を生じていると思いますので、市全体の信用にもかかわることなので、ちょっと集中的にこれ審議していただきたいというふうにお願いいたします。 ○委員長(宮島信人) 暫時休憩します。           午前11時46分  休 憩  ───────────────────────────────────────────           午前11時48分  開 議 ○委員長(宮島信人) 休憩を閉じて、しばたんバスの関係で追加説明してもらいたいんですけども。  山口観光振興課長。
    ◎観光振興課長(山口恵子) 小柳委員のしばたん観光バスの運行業務についての追加説明をさせていただきたいと思います。  本業務につきましては、平成26年4月1日付で新発田市と一般社団法人新発田市観光協会が業務委託契約書を取り交わしている業務となっております。この業務の中につきましては、第9条でバス運行等ということで、「受託者は、委託者から要請があった事業について、無償で運行する場合があることとする。」という条項を記載をしておりますし、さらに業務委託仕様書におきましては、「市内各地域の魅力を発信するため、定期観光バス形式での運行を実施する。なお、市及び観光協会主催事業並びに共催事業について、定期観光バス形式以外で運行する場合があることとする。この場合、運行形式・経費などの詳細については、委託者と受託者が協議のうえ、決めることとする。」というふうに記載をさせていただき、平成26年4月1日付で業務委託契約を締結しているものであります。目的外使用に当たるというふうには認識をしておりません。  以上でございます。 ○委員長(宮島信人) 小柳委員。 ◆委員(小柳肇) この定期観光バスの運行というのは、俗に言う通常型の午前、午後で出しているものが通常型であって、市長の答弁によると、それ以外の定期観光バス、つまり定期的なルート以外のものというのは、例えば大峰山のツアーであったりとか、そういうことを想定しているというような話です。ですから、私も全てが問題だと言っているんではなくて、だから例えば新発田の何かスイーツをめぐる旅であったりとか、それは臨時にやるものだから、これはセーフですよね。全然大いにやっていただいて結構だと思うんですが、私が問題にしているのは、要は無料で例えば月岡温泉開湯100年のときに200人の人間が集まったということで上乗せしている。きょうは、無料で市民をイベントに送迎するための事業も含まれるということをさらっと入れましたけど、これ昨年度、私全部で8回ぐらい答弁あったんですけど、一つもそういうことは出てこないわけです。全てあくまでよそから来る観光客の二次交通を確保するためなんだと。当然その中には、定番の定期観光のものとプラス臨時で出すものがあると、これは確かに書いてあります。だけど、そのイベントの送迎するというのは、本来イベントを運営する経費の中で見るべき予算であって、しばたん観光バスでやるものはないわけじゃないですか。それからもう一点が団体に対する運行の支出です。つまり極端な話、これが認められれば私の所属している、例えばじゃ何とかというボランティア団体でどこか旅行行くというときも使っていいんですよという話になっちゃって、これはただ当然旅行業の免許取っているわけだからいいですよ、収益事業があったとしても。だけど、しばたん観光バスの予算からそれを補填するのは、これはだめですよ。これは違うんじゃないですか。この2点について、目的外使用だというふうに私は指摘しているんです。 ○委員長(宮島信人) 山口観光振興課長。 ◎観光振興課長(山口恵子) ただいまの委員のご質問にお答えをしたいと思います。  1つ目の市のイベント行事等で臨時的に市民を運ぶために使うのは、二次交通に当たらないのではないかというようなご指摘だと思うんですけれども、今回今例示を挙げていただきました月岡温泉開湯100年については、議会の皆様もそうですし、市民を挙げて全体として市の観光資源である月岡温泉を大いに盛り上げようということでございました。ただし、例えば加治川、それから紫雲寺、または山間部の皆さんについては、二次交通もないところもあるということで、ぜひとも小林幸子さんが参加する開湯100年記念事業出たいんだという市民からのご要請もたくさんあることから、私どものほうで加治川支所、それから紫雲寺支所等々、各地域を回らせていただく形で200名の方の市民の参加を募集、観光協会を通じていただいたものであります。  なお、この事業につきましては、午前中に月岡温泉にお入りをいただき、昼食やお土産品、相当この200名の皆様にお買い上げをいただき、無償では運行しておりますが、経済波及効果としては私どもが望む観光客による地域経済の活性化というところにも寄与しているというふうに認識をしております。  また、そのほかの団体に対して運行しているものについてはどうだというご指摘でありますが、団体というのがどういうふうな形か、ちょっと今のご質問ではわかりかねる部分もありましたけれども、2種類あったかというふうに私ども思っております。1つは、観光協会が事務局を持っております観光ガイドボランティア協会の旅行に関する運行ということではないかというふうに思っておるのですが、これは先ほど私どもが契約を結んでおりました仕様書の中にも観光協会が直接実施をする事業の中で、必要のあるものについては協議をしましょうということでお話し合いをしております。この観光ガイドボランティア協会の皆さんにつきましては、しばたん観光バスの添乗ガイド、または新発田城でのガイドをしていただくという大変重要な役割を担っていただいている皆さんであり、その研修事業に対して運行するということであれば、観光協会の業務として適切であろうということで了解をしたものであります。  また、そのほかにも千葉県浦安市のほうから新発田の台輪をぜひ浦安フェスティバルに持ってきてほしいというご依頼をいただきまして、こちらについては浦安市のほうからも参加費として100万円程度の負担金を頂戴する等々しながら、市観光協会、それから依頼団体もそれぞれ負担をしながら、より効果的に市外に観光PRをする事業として運行適切というふうに考えておるものであります。  なお、少し誤解があるようなのでお話をしておきたいんですけれども、運行費500万というのはあくまでも先ほど申し上げました使用の範囲でありまして、手配型の旅行につきましては、この500万の運行費、委託料は一切充当されておりません。逆に言うと、現在観光協会として契約をしておりますバス事業者、これ観光協会の全て会員でありますが、6社ありますけれども、26年度の観光バスの使用原価としてお支払いしている金額は720万程度に上っております。ということは、私どもの運行委託料だけでは到底足りないわけでありますので、きちんと手配型、それから私どもからの業務委託のものについては区分けをして運行しているというふうに認識しております。  以上であります。           〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(宮島信人) 渡部良一委員。 ◆委員(渡部良一) 今の議論を聞いていても、まず必要な資料がないと理解できないということがありますから、今課長が言っておりますしばたん観光バスにかかわる業務委託契約ですか、それからまたそれに付随をする仕様書ですか、それが中身がどういう状況になっているのかということが必要だと思いますので、それはちょうど休憩に入りますから、可能な限り資料、そしてしばたん観光バスの利用者の実績、これ資料ありますか、ということ。それから、願わくば小柳委員のほうも大分調べておられますから、そういった部分の資料も全員に配付をいただきたいと。そのことを踏まえた上で、午後再開の中で再開いただきたいというふうに思いますけど、いかがでしょうか。 ○委員長(宮島信人) 今渡部委員から資料提出という話はあったわけでありますけども、これでよろしいですか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(宮島信人) それでは、暫時1時まで休憩します。           午前11時57分  休 憩  ───────────────────────────────────────────           午後 1時00分  開 議 ○委員長(宮島信人) 休憩を閉じ、会議を再開します。  ただいま担当課から資料を配付されましたので、説明願います。  山口観光振興課長。 ◎観光振興課長(山口恵子) 午前中にご要請をいただきました関係資料を各委員のお手元にお配りしたところであります。資料1としましては、新発田市しばたんバス運行業務委託契約書ということでございます。こちらにつきましては、先ほど申し上げましたとおり、新発田市と一般社団法人新発田市観光協会との契約書ということでございます。この中で第9条、バス運行等についての2項に私ども先ほど口頭でご説明を申し上げました「受託者は、委託者から要請があった事業について、無償で運行する場合があることとする。」という記載をさせていただいているものであります。  はぐっていただきまして、一番最終ページに詳細な業務委託仕様書をおつけをしております。業務内容につきましては、そちらに記載をしておりますとおり、「市内各地域の魅力を発信するため、定期観光バス形式で運行を実施する。なお、市及び観光協会主催事業並びに共催事業について、定期観光バス形式以外で運行する場合があるとする。この場合、運行形式・経費などの詳細については、委託者と受託者が協議のうえ、決めることとする。」というふうに明記をしております。詳細については、お手元の資料のとおりであります。  もう一つの資料といたしましては、以前に各委員の皆様にお配りをしておりましたA4の資料で、各日にちごとの集計をかけさせていただいたものを一覧表にしたものが今配付をさせていただいたA3の資料でございます。この中でそれぞれ運行の人数等をご記載を申し上げておりますし、観光バスプランについては、定番の観光バスプラン、季節募集着地型プラン、手配型プラン、市または観光協会主催プランということで、それぞれ項目分けをさせていただいているところであります。運行会社別の支払い金額は記載のとおりであります。なお、今年度の総収益についても、記載のとおりであります。  以上でございます。 ○委員長(宮島信人) 小柳委員からの資料が届いておりますので、配付いたします。           〔資料配付〕 ○委員長(宮島信人) 小柳肇委員。 ◆委員(小柳肇) 資料の説明なんですが、最初のこの細かい定期観光プランがだっと書いてあるものがあるんですが、これについては今ほど山口課長のほうから提示があったこの横長の一番上の1番の定期観光バスプランAM、PMと書いてあるんですが、ここの部分にちょっと2人ほど違いますけど、ほぼ該当します。つまり俗に言う市長が新発田版はとバスだと言っていた本来の趣旨であるものだと思うんで、この1番がこのものの内容なので、これはほぼ一致だと思いますので、よしとしてください。  もう一枚のほうが3月までのデータもらったのが月曜日にいただいたんで間に合わなくて、集計が。11月の分までの速報で集計してあるんですが、これについて私なりに分析をして、要は目的外使用と思われるものの怪しいものをちょっと拾ってみたんです。ただし、上のほうの加治川桃源郷とか、大峰山プランというのは、先ほど言いました定期観光からちょっと外れた俗に言う定期観光バスの臨時版だというふうなことで、これについては問題は私はないと思っています。問題なのが右のほうの備考欄のとこに手配旅行じゃないかとか、それから人集めの動員ではないかという、この辺が目的外使用に該当するんではないかということで、ちょっとチェックをさせてもらったものがこの右の備考欄、特に記載のないのは余り問題がないんではないかなというふうに思いまして、この民業圧迫、それから手配旅行、動員、この辺をちょっと見ていただくと、ここが問題の箇所だと思います。 ○委員長(宮島信人) 山口観光振興課長。 ◎観光振興課長(山口恵子) 今の提出された資料に対しての、ではご答弁をさせていただければよろしいということでございましょうか。 ○委員長(宮島信人) ほかに意見ありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(宮島信人) じゃ、いいですね。           〔「休憩して」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(宮島信人) 休憩します。           午後 1時06分  休 憩  ───────────────────────────────────────────           午後 1時07分  開 議 ○委員長(宮島信人) 休憩を閉じ、会議を再開します。  何を聞きたいのか、論点を絞ってください。  小柳肇委員。 ◆委員(小柳肇) なので、こちらの横長の観光振興課から提示のあったこの資料に基づいてなんですが、区分ごとに1番からずっと36番まで、上のほうのしばたんバスプラン別人数の集計が、小計が出ておりますので、1番についてはこれは市長が最もやると、収支が合わないんだけど、これはやらなきゃだめだと言っていた最も趣旨に当たる分、これ1番については問題ございません。2番、3番、4番と6番、それから8、9、10、11、12までと13を除く18まで、要は季節募集着地型のツアーというやつです。要は、臨時便と言われるものなんですが、これについても今回課長からお話があったとおり、臨時でやることができるというものなので、これについても問題全くないと思います。問題なのが5番、7番、それから19番から35番までが私は問題だと思うものなんです。それで、特にこの5番の市依頼のものについてなんですが、これは先ほど言いましたイベントのときの市民を動員する、つまり市外のお客様から発信するということではなくて、あくまで市内の市民に対してイベントに頭数を集めたり、動員をするための足を確保するというので、市長がそもそも目的とした市外から来る観光客の2次交通のためのものではないというふうに思いますので、この5番の市依頼のものについては違うと。7番も同じ理由です。それから、19番から団体依頼というのが入っているんですけど、団体依頼、団体手配。団体手配についても基本的に収入が支出を上回っているもの、つまりお客さんからいただいた会費よりもかかった経費が少ないものについては、これは問題ないと思うんです。収益事業がないと協会自体も厳しいでしょうから、これも許されると思います。問題なのは、団体依頼のうち要はいただいた売り上げよりも経費がかさんでいるもの、つまりしばたん観光バスの委託経費の中から補填をしているものがまざっているというのが、これが第2の問題だというふうに思います。これが19からずっと見ていただくとわかるんですが、34番の中に点在しているということで、特に中央町5丁目とか、自衛隊の女性協会だったりとか、要は俗に言う一般団体において、経費が下回るものはいいですが、経費の補填をされているものについては、これは予算の目的外使用に当たるというふうに思いますので、これについて今年度予算をつける以上、何かしらの制約が必要だというふうに私は考えます。 ○委員長(宮島信人) 山口観光振興課長。 ◎観光振興課長(山口恵子) ただいまの委員のご質問にお答え申し上げます。  5番、7番の月岡温泉開湯100年、あやめサミットにつきましては、先ほども私ご答弁をさせていただいたんですが、市民も一面をかえれば、市の観光資源を回遊いただく、またはご利用いただく観光客という側面もございますので、こういった機会を通じて、ただ単にイベントだけではなく、周辺の観光施設にもこの日は皆様ご乗車された方ご案内を申し上げておりますので、ある意味団体貸し切りの周遊観光バスというような形での運行を市主催のものとして運行をお願いしたというふうに認識をしております。  先ほどご指摘のありました19番からのものについては、個別でお答えするというよりも、総体的にお答えを申し上げさせていただきたいんですけれども、1つは新発田市に対して、他県の自治体または団体から台輪を出演してほしい、またはよさこい団体を出演してほしいというご依頼が来たものに対し、それが新発田市の市外への観光PRに十分値をするという部分について運行したものが浦安フェスティバル参加、世界ゲートボール大会PR、下諏訪木遣サミットPR等になっております。こちらについては、確かに運行経費、新発田市と観光協会と協議をさせていただいて、500万の経費から運行させていただいておりますが、そのほかの例えば20番の市FC依頼というのは、まさに小柳委員からご提案をいただいたフィルムコミッションによって、ストロボ・エッジという撮影隊が入ってまいりました。その皆さんからきちんと運行経費プラスアルファ手数料もいただいた形で運行させていただいているものでありますし、北信越市長会、市議会、新発田自衛隊女性会、中央町5丁目もまさにそういった形で、先ほど小柳委員がそれであれば問題がないという形での運行のものでございます。そのほか観光協会が主催事業として実施をいたしましたのが、団体手配の19番と22番ということになるかと思うんですけれども、これについては自己負担もいただいておりますが、一部不足している部分を運行費から補填をするということで、内容を私どもも十分精査をさせていただき、当該契約書の範囲を超えていないということで判断をさせていただいたものであります。  以上、答弁とさせていただきます。 ○委員長(宮島信人) いいですか。では、会議を続行します。  小柳委員。 ◆委員(小柳肇) 今ほど非常に明朗とした説明だったんですが、気持ちであったりとか、目的はよくわかります。経済効果があったのも、これも非常によくわかります。だけど、もともとこのしばたん観光バスの委託事業の500万というのは、目的が限定されて決まったものである。それから、一般社団法人の新発田市観光協会ももともと民業ではできない、赤字になってしまう、採算の合わない観光の発信をしたり、新発田の地域のブランド価値を高めるという、これは市長の公約でも私の政治信条とも非常に一致していますが、そのためにやったことなので、これ自体の云々というつもりはなくて、ただあくまで予算がつけられたものの範囲を逸脱しての支出というのは、これはまずいでしょうという話しかしていないので、先ほどのイベントの市民を集めるための足であったら、それはイベントの経費の中でバス借り上げ料を計上すればいいわけだし、もしくは先ほどのフィルムコミッションであれば、これはもうフィルムコミッションに対する予算がないわけですから、補正を上げるなり、もしくは例えば別な何かしらひっかからないようなものの中から予算を捻出するのが筋ではないかと思いますので、このストロボ・エッジのエキストラの移動なんかでも、例えば映画制作会社のほうからいただいた経費の中で100%賄えて持ち出しが全くないということであれば、何もしばたんバスの中に入れる必要ないわけで、通常の観光協会の一般の旅行業務としてやればよかったわけなんですが、そういうのが実際上がってきたものですから、このように当然指摘をさせていただかなければならないという、これがやっぱり議員の仕事の、最大の仕事だと私は思っていますので、厳しく追及させていただいたんですが、これについては来年度このようにまた同じ500万という金額が同額で上がっておりますので、その使い道、それから今後どこまで先ほど言いました新発田の観光の発信に資するという部分はどこに線を引くかというのは、これは逆に言えば非常に市長の判断に委ねられる部分もありますので、また市長総括などでただしたいというふうに思っております。ということで、これについてはそのような形で終わりたいと思います。 ○委員長(宮島信人) 渡邊喜夫委員。 ◆委員(渡邊喜夫) じゃ、私のほうから若干。  先ほど説明が、観光振興課長山口さんのほうからだったでしょうか、市民観光啓発事業の関係で、しばた未来議会のときに私もあの議会は傍聴してお話は伺っていたんですが、小中学校の生徒や団体、企業等を対象にした市内観光ツアーを実施したいというふうなことでございますが、具体的な時期とか、どういうルートを考えられておるのかということを詳しくご説明を願います。  あと建築課のほうで、住宅リフォームの関係で、前年度と同規模の7,000万円ほどの予算で住宅リフォームの予算が上がっていますが、前年度とちょっと違う点を教えていただきたいと。特に上乗せ加算の関係では、前年度と違うというふうなことをお聞きをしておったので、その辺の前年度と違う点についてお聞かせ願いたいと思っております。  それから、農水振興課のほうでアスパラの生産拡大というふうなことで、新たなモデル団地をつくっていきたいというふうなことでございますが、具体的な規模または地域、どの辺を想定して団地を形成を考えておられるのか、その3点お願いいたします。 ○委員長(宮島信人) 山口観光振興課長。 ◎観光振興課長(山口恵子) 渡邊委員のご質問にお答えをいたします。  今回新規事業としてご提案しております市民観光啓発事業につきましては、新発田市民が市内の各地域の観光資源等について誇りを持って来訪者に新発田の魅力を伝えられるよう、市民を対象とした市内観光地のPRなどの啓発事業ということでございます。現在教育委員会の学校教育課と協議をさせていただき、小中学校でのモデル校としての事業への取り組み、または高等学校でもこういった事業ができるかどうかという調整をさせていただいているところであります。また、加えまして、市内にあります民間企業も新人研修または職員研修の中で、こういった新発田のことについて認識を深めるものを取り組みたいというお話もございますので、新発田商工会議所などと連携をしまして、出前的に事業をさせていただきたいというふうに思っております。今ほどしばたん観光バスのお話もありましたけれども、ここでもそういったバスがうまく活用できることによって、より多くの市民の皆さんに、観光客の皆さんにもこういったバスがありますよというPRも含めてお願いができればいいなというふうに思っております。  時期につきましては、現在調整中ということで、これから新年度に入りましてから具体的に調整をさせていただきたいと思います。  以上でございます。 ○委員長(宮島信人) 諏訪建築課長。 ◎建築課長(諏訪龍一) 渡邊委員の住宅リフォームの補助についてのご質問でございます。  今年度と来年度の実施内容の違う点ということでございます。ほぼ今年度、来年度の関係で言いますと、予算的には全体で7,000万円というのは変わりないんですけれども、今年度につきましては、基本額が6,500万、それから上乗せ額については500万ということで、予算的に措置しておりましたが、来年度につきましては、その比率を変えまして、基本を6,000万、それから上乗せを1,000万という形にさせてもらっております。上乗せの補助につきましては、子育て3世代同居、それから高齢者もしくは障がい者と同居世帯の方については、上限10%、額にして10万円ということでの措置をさせてもらっていますが、ことしの内容を見ますと、応募が上乗せ分については197件でありまして、予算の関係がございまして、当選が68件ということで、3分の1ぐらいしか措置できなかったという話でございますので、そんなことから来年は弱者救済といいますか、そういった政策的な面に配慮させていただければということで、そのような形にさせていただいております。  以上でございます。 ○委員長(宮島信人) 川瀬農水振興課長。 ◎農水振興課長(川瀬孝男) アスパラガスのモデル団地についてお答えいたします。  地域と規模ということですが、地域につきましては、桑ノ口、道賀に挟まれた一団の農地の部分、規模はおおよそ2.5ヘクタール前後の団地でございます。  以上です。 ○委員長(宮島信人) 渡邊喜夫委員。 ◆委員(渡邊喜夫) 市民観光啓発事業については、今回初めて取り組む事業ということで、それこそ子供たちが実際新発田のことわからずして県外の学校に行ったり、就職したりしていても、聞かれてもわからないというふうなことがあったり、本当に親からも伝えることができなかったり、遠いところには視察、旅行に行ったりするんだけれども、地元はなかなか行く機会がないというふうなことで、本当にこういう事業が学校と一緒になって、教育委員会と一緒になってやれるということで、実のある有意義な事業ということと思いますので、成功を祈っておりますが、あと建築課のほうの関係で、やはり再三市長のほうにも3世代同居というふうな形で、何とか政策的にやれないのかというふうなことでの質問をした経緯がございますが、こういった住宅リフォームの件でも、そういった政策誘導がなされるということで、歓迎する次第でございます。ただ、やはり以前と、2年前のような先着順じゃなくて、やはり抽せんというスタイルでやっていただく方向と思っておりますが、これも7,000万じゃなくて要望が多ければもう少し拡充していただきたかったなというふうなことでございますが、27年度は様子を見て、また次年度ということになろうかと思いますが、理解をいたしました。  あとは、アスパラの関係で、大変農業関係米価の下落だったり、白穂の被害だったり、米の関係では大変に状況的に所得が減った中で、アスパラも去年は大変不作であって、かなり枯れ上がったところが多くあったというふうなことで、やはり団地化が大事であろうと。やはり近くに田んぼがあって、その地下水位が上がって枯れ上がっているというふうなことも一つの要因ではないのかなというふうなことで、こういう団地形成が重要であるなと思っておりますが、ただ1点、やはり先進地域ではその団地化に向けて、やっぱり施設園芸、アスパラでもビニールハウスをかけていくというふうな、そういった誘導をしていかないと、なかなか病気に負けてしまうというふうなことで、施設園芸のハウスリース事業とか、市単独の施設についての助成措置もあるんですが、この団地の関係ではそういった施設、パイプハウスをつくっての団地形成の方向に向かうのかどうなのか、その辺もう一点お願いいたします。 ○委員長(宮島信人) 川瀬農水振興課長。 ◎農水振興課長(川瀬孝男) アスパラガスの団地化に加えて施設化ということであります。私どもも非常にこの2つがセットでないと本当の産地にはならないんだろうというふうに思っております。先ほど申し上げた2.5ヘクタールのうち一部は施設化になるというふうなことで伺っておりますが、引き続き生産者の方、農業団体と施設化に向けて相談をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(宮島信人) 渡邊喜夫委員。 ◆委員(渡邊喜夫) 実は、以前に施設化に取り組んできていました道賀の団地の方からお話を伺った際に、県のハウスリース事業であると、やはり植えた後にそれを確認した後に翌年でないとハウスが建てられないと。同時にハウス建てた中に新植をしたいんだけど、そのほうが都合がいいんだけども、圃場につくった後にしかハウスにつくることができないというふうな、そういった要件があって、植えてしまった後にハウスつくるということは、なかなかハウスの使い勝手が悪くなったりというふうなことで、その辺まだ変わっていないのかどうなのか、やはり植えてしまった後からじゃないとハウスがつくれないのか、同時並行にハウスつくった後に植えたほうが農家の作付の関係、畝幅とか、そういったことがハウス用にまずはできるというようなことで、その辺ハウスの建設はやはり後じゃないとだめなのか、その前につくって中に植えても大丈夫なのか、その辺確認をお願いします。 ○委員長(宮島信人) 川瀬農水振興課長。 ◎農水振興課長(川瀬孝男) 私もそういうようなことを県から伺いましたので、協議をいたしました。最初から雨に当てないで栽培をするほうがいいものができるに決まっておりますので、協議の結果植栽当初から補助対象になるということを確認しております。 ○委員長(宮島信人) 稲垣富士雄委員。 ◆委員(稲垣富士雄) 私のほうから6点くらいお聞きをいたします。  最初に、187ページの雇用の部分でありますが、12月議会にも私一般質問をしておるところでありますけども、今新発田のハローワーク新発田管内において、非常に雇用の雇うというかな、人材確保が非常に難しいという業種と申し込んでもなかなかないという業種と分かれているようであります。全体的に見れば1.何%ですから、十分勤めるところはあるというふうに評価するんですが、この今の状況で、また4月にスーパーマーケットが出店し、またそこに併設されるドラッグストアというものも出てきます。そうしますと、今ありがたいことにそこに勤めたいという方は引く手あまたでございますが、残念ながらほかの事務系統とか、そういうところがちょっとやっぱり就職するところが少ないという状況であります。そんなような中で、今これは産業企画課でしょうか、そういう状況の把握をされておられるのかどうか。その場合どういうふうな状況になっているかというのがわかりましたら、ご説明をいただきたいというふうに思います。  それから、213ページの制度融資と新発田ブランド、これをお聞きしたいと思いますが、制度融資のほうは毎回私もこういう機会を通じてお話をさせていただいておりますが、非常に偏りが出てきておりまして、そのところがお互い融通をきかせてやっているとは思うんですが、今の制度融資に申し込んでいる数、それからまた27年度もあるようでありますので、見通し、そういうものをお聞かせ願いたいと思います。  それから、新発田ブランド、これも特に食品関係が特化しておりますが、新発田にはほかの工芸関係もあるんじゃないかということと、もう一つはやっぱり量がないと全国発信ができないというひとつのものがありまして、季節的なものであれば、この季節しかありませんよって限定でPRができると思うんですが、年中となるとある程度の規模を持った生産工場がなければ、なかなかブランド化しても全国発信ができないのでないかというふうに危惧するところでありますので、この辺の説明ももう一度お聞きしたいなというふうに思っております。  それから、223ページの中心市街地活性化ということで、このほうの支援が非常に強くなってきておりますので、地元の商店街の方は大変喜んでいるとは思います。それとまた、リーダーが出てきて100円市、それから軽トラ市、こういうものである程度回を重ねるたびに買い物するお客さんがふえてきているということでありますので、これはある程度回を重ねるごとに盛況になってきているということで、評価するところでありますけども、空き店舗というのはなかなかやっぱり埋まり方が少ない、それに反し、あいてくるところがふえてきているというのが現状でありますので、この辺の対策をもう少しきっちりとしていかないと、1軒置きだとか3軒置きだとかになると、商店街の形成は整いませんので、その辺の部分、これからの対策、対応、そういうところをお聞かせ願いたいと思います。  それと、空き店舗、空き家は条例とかである程度進んできてはいるんですが、空きビル問題に関しては一向に進みません。これも副市長にもじかに話をしたんですが、空きビルは非常にやっぱり簡単で難しいということは、古い建物に関してはアスベストが入っていまして、その除去にかかる経費が非常に高いということで、誰も手を出さないというのが現状であります。この辺の空きビル対策をしっかりとしていかないと、商店街の町並みがそこで途切れてしまうという部分も発生しやすいと思いますので、この空きビル対策に対してもこれからの対応策があればお聞かせ願いたいと思います。  それから、221ページ、月岡温泉環境整備であります。これは、石畳になって非常にきれいになってまいりました。また、街灯の取りかえで明るさも出てきているとは思います。そういう意味では、非常に月岡温泉の環境整備においては一歩進んできておりますので、これはいいことなんですが、残念ながら町並みの店舗が本当に温泉まんじゅうを売るお店だけがちょっと伸びているようでございますけど、あとはあいているところが多くて、外へ出て買い物をしようというふうな雰囲気ではない。これをやっぱりどういうふうにこれからもっていくかというのが、月岡温泉の全体の繁栄につながるというふうに私は思います。1つ例挙げれば、九州の指宿ですか、なんかは外へ出て買い物したり、お茶飲んだりというふうな環境が整っておりますので、やっぱり温泉に入ってまちへ出て買い物するというのが非常にいいことなんだと思いますが、残念ながら月岡はまだそこまでいっていませんので、これからの対策をもしこれからの計画があればお願いしたいと思います。  それから、197ページ、米の問題なんですが、最近コシヒカリもどこでもつくれるようになりまして、北海道のコシヒカリまで出るような状況であります。そんな中で、新潟県の米はおいしいというブランドがどうもどんどん、どんどんほかの地域にも反映されてきておりますんで、新潟県特殊の米ができるものかできないものか。県の計画があるようでありますが、新発田ではそういうふうな話があるのかないのか、その辺をお願いしたいと思います。  それから、アスパラの拡大策、これも先ほど話をしたとおり、量が限定されますので、地域の本当の地元と一部の都会のほうに出るぐらいだというふうに聞いていますので、どうせやるならやっぱり全国的に売られるようなものをつくり、また販売するのがやっぱり一番いいことにつながるわけですので、ちょっと悪く言えば中途半端ということになると思います。この辺をどういうふうにこれからの拡大策を見ておられるのかをお聞きしたいと思います。  それから、233ページ、防犯灯新規分、この部分ですね、せっかくやるんであればやっぱり全体を明るくしていくということが必要だと思います。特に中心地の役所から真っすぐ行く道路が非常に暗いということで、一番中心地が暗くて、周りが明るくなるのもいいんですが、中心地が暗いのはやっぱり防犯上も決してよくないわけでありますので、この辺の対応をどういうふうに考えておられるのかをお聞きしたいと思います。  それから、247ページの外環状線が大体28年3月までに開通する見込みというふうに聞いておりますが、今の進捗状況とこれがスムーズに進んで、その年度内で開通するのかをお聞きしたいと思います。  以上、五、六点ありましたが、よろしくお願いします。 ○委員長(宮島信人) 大西産業企画課長。 ◎産業企画課長(大西博紀) それでは、稲垣委員のご質問にお答えをいたします。  まず、1点目のご質問、雇用の関係でございます。雇用状況につきましては、ハローワーク新発田等からの情報をいただいておりますので、そちらをまず紹介させていただきますが、2月末時点でございますが、新規の求人倍率といたしましては1.27倍、それから有効求人倍率といたしましては1.12倍ということで、1倍を超えまして好調に推移をしてきているという状況でございます。ちなみに、1倍を超えましたのが去年の夏あたりからという状況でございます。そうした中で、委員のご発言の中にもございましたように、職種によって大分ばらつきがというお話でございましたが、ハローワークのほうでもそちらのほうも懸念をされておりまして、事務職につきましては端的に申しますと、いただいておる資料では0.24倍ということで、かなり低うございます。こうした一方、販売、サービスについては2.19倍、それから一番顕著なのが建設等の部分でございますが、こちらについては3.67倍ということで、求人はあるものの応募がないという状況だそうでございます。これにつきましては、現行もそうでございますし、新卒者の募集においても傾向としては全く同じ状況であるということで、ハローワークとしてもこういったところの解消も必要だということを述べられておりまして、私どもも同じ認識でございまして、はつらつ仕事館等でそこら辺のミスマッチをなくせるようにインターンシップ事業、こういったものに着手しているという状況でございます。
     それから、2点目でございます。融資の関係でございますが、申し込み状況と今後の見通しはというご質問でございました。26年度の貸付状況でございますけれども、皆様ご案内のとおり大震災後にかなり申し込みの件数等がふえました。その後若干落ちつきを取り戻しまして、平成26年度2月末現在では7本の制度融資の中で、合計件数としては84件ということで、かなり減少してございます。ただこれ2月末現在ですので、例年3月末に駆け込み申請というのもございますもんですから、若干はふえるとは思いますが、いっときに比べてかなり減少しているという状況でございます。そして、今後の見通しというお話でございましたが、来年度の私どもこの融資の予算の編成に当たりまして、かなり震災絡みの関係で枠を大きくとらせていただいたところはございますが、かなり去年あたりから余剰が出ているのではないかという状況を踏まえまして、それぞれ資金ごとに今までの3カ年の実績、それから銀行等にもお聞き取りをしながら来年度を見積もらせていただいておりまして、単純比較をしますと26年度よりは預託金額そのものは減少しております。ただ一つ言わせていただきたいのは、あくまでも融資枠を狭めるということではございませんで、これまでの規模に戻しつつあるということをご理解を賜りたいというふうに考えております。  それから、3点目のブランド認証品の関係でございますが、委員ご指摘のとおり拡大をしていきますためには、ある程度の規模、それから生産量、出荷量が必要になってくるだろうというもっともなご指摘でございます。私どももそういったものを十分承知をしてございます。しかしながら、選定をされました商品、個別には季節ごとのもの、それからどうしても小さい規模でやっているから生産量が飛躍的には拡大はできないといった個別の事業所の事情もございますので、ここら辺につきましてはそれぞれの事業者とも当然協議をさせていただいた中で、拡大をできる部分にはぜひとも拡大をお願いしてまいりたいというふうに考えておりますし、季節限定という形の売り方であれば、そういった形でのPRを私どものほうで進めていかなければならないというふうに考えておるところでございます。  それから、4点目の中心市街地活性化の空き店舗の対策と対応ということでのご質問でございますが、私ども数年前から空き店舗をとにかく1店でも埋めなければならないということで、補助事業等ご用意をさせていただきながら、空き店舗の減少を図ってきておるところでございますが、なかなか一言で申しますとイタチごっこという状況も否めないところがございます。しかしながら、最近まちなかのほうに起業したいという方々もぽつぽつと相談にも見えておられますので、そういった方々を支援をいたしながら、一つでも閉じているシャッターがあけられるように努力をしてまいりたいというふうに考えておるところでございます。  それと関連いたしまして、空きビルの問題でございますけれども、こちらにつきましては委員ご指摘のようにビルそのものをどうこうするという問題もありますし、その後の活用というのもございますので、現在のところ明確な対応策はと聞かれても、私ども明確に答えるすべが今持ち合わせてはございませんが、所有者、それからまちなかのにぎわいづくりという点で話し合いを進めながら、庁内関係各課と連携をとりながら、どういった形でいくのが一番いいのか、そういったものを協議、検討をまずはさせていただければというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(宮島信人) 山口観光振興課長。 ◎観光振興課長(山口恵子) 月岡温泉環境整備についてのご質問にお答えを申し上げます。  平成25年より月岡温泉開湯百年祭ということで、まさに稲垣委員がおっしゃる環境整備を含めて美肌の湯、美酒三昧、美しい味、そして美しい街並みという4つのコンセプトに向けて、次の100年に向けてのさらなる魅力づけをしようということで、月岡温泉関係団体、市を挙げて取り組みを進めてきたところであります。おかげさまで空き店舗につきましては、昨年5月にプレミアム酒蔵ということで、1店舗、県内の全ての蔵のプレミアム以上の、大吟醸以上のものを扱う店舗がオープンしたところでありますし、ことしの5月1日にもおかげさまで新潟市の醸造会社と、それから魚類、干物等を扱う店舗が共同で1店舗、空き店舗に出店をしていただけるということで決定したところであります。こちらにつきましては、松塚漁港の干物もお取り扱いをいただけるということで、私ども大変喜んでおります。開湯百年祭の活動、または環境整備事業を通じて、歩きたくなるまちづくりということで取り組んできたところなんですが、やはり歩きたくなるまちづくりとしては、美装化だけではなく、そういった空き店舗等の活用もお客様に歩いていただく大きな魅力づけというふうに考えておりますので、今後とも空き店舗、または遊休地の有効活用について地元の皆様と十分協議をし、取り組みを進めてまいりたいと思います。 ○委員長(宮島信人) 川瀬農水振興課長。 ◎農水振興課長(川瀬孝男) 2点ご質問いただきましたが、最初に新潟米のご質問です。  ご質問にありましたように、今新潟県では、おくて品種の開発が今進められております。コシヒカリよりも遅い品種であります。これは、コシヒカリはちょうど登熟期が真夏の一番気温の高い時期に当たるもんですから、どうしても品質が落ちてしまいがちだというふうなことから、それよりも登熟期が遅く、収穫も遅い晩生品種の開発が進められているところであります。今後現地での、現地というのは試験場から出て一般の農業者の方々のところで試験栽培が開始されるということで、少しずつ広がっていくと、広げていくというふうな計画ということであります。これは、新潟県の専門の職員が品種開発に当たっているわけでありまして、新発田市、また新発田市内の農業者ではそういう方々がいらっしゃいませんので、県のそういう試験を新発田市でも受け入れて、それで普及を図っていくのがいいのではないかというふうに考えているところであります。  それから、アスパラガスでありますけれども、全国的に売れるものにならないのかというふうなことでありますが、私ども、そして農協もこれまで数年間、首都圏、東京、神奈川でアスパラガスの販売を進めております。有名なスーパーですけれども、その中で非常に品質は高い評価を得ております。幾らでも持ってきてください、持ってくれば幾らでも売りますよというふうな評価を得ているんですが、ただ残念ながら前々から市長もいろんな場で申しておりますけれども、それに応えられるだけの量がないということであります。販売金額からしますと、平成22年度には2億7,000万の販売がありまして、その後しばらく2億3,000万前後だったんですが、先ほど渡邊委員からもご質問ありましたように、昨年は病気が非常に拡大しまして、1億6,000万円に落ちております。そこのところを克服しないと、新たな生産者も出てこないだろうというふうに考えております。そこで、先ほどご質問にお答えをしたアスパラガスの団地化、地下水が浸透するのを少しでも防ぐために団地化をするということ、それから雨に当たりますと病気発生のもとになりますので、それを防ぐための施設化というものもあわせてどうしても強力に進めていかなければならないというふうに考えているところであります。これで生産拡大につなげて、ご質問のような品物にしていきたいなというふうに考えております。 ○委員長(宮島信人) 新井田地域整備課長。 ◎地域整備課長(新井田功) 防犯灯のご質問にお答えをいたします。  私ども考えておるのは、地区限定のものでございませんで、新発田市全体で防犯灯の数をふやしていきたいというふうに考えてございます。要望もたくさんいただいてございます。ただそれにお応えできていない状況があるもんですから、何とか3年間かけまして、その場所に防犯灯を設置していきたいと、特に村部のほうのご要望が多くございます。要望を中心に設置をしていきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○委員長(宮島信人) 倉島都市整備課長。 ◎都市整備課長(倉島隆夫) 街路事業の進捗状況についてということでございます。  現在3路線進めておりますけども、全体では7割ぐらいと、進捗率ということでなっております。用地のほうはほぼ取得済みになっております。昨年度から工事のほうもかかりまして、来年度の予算につきましては、完了する事業費を挙げさせていただいたという状況でございます。額的にはちょっと大きくなっておりますけれども、頑張って28年3月までには終わらせたいというふうなことにしております。  以上でございます。 ○委員長(宮島信人) 稲垣富士雄委員。 ◆委員(稲垣富士雄) それぞれありがとうございました。雇用状況はそういうことで、非常にやっぱり偏りがはっきり出ております。残念ながら事務職のほうは本当に少ない、そういう状況でありますので、こういうところに応募する方が募集しているところに転用ができれば一番理想なんですが、なかなかこれができないというのが非常に厳しいところであります。そこへ食品団地がこれからまた出てきますと、そのところとまたバッティングをする可能性が十分ありますので、今お聞きをしていますとスーパー業界における従業員の異動といいますか、引き抜きといいますか、そういうものがはっきり出てきていまして、新しいところにはやっぱり機械も新しいのもあるんでしょうけど、賃金が若干やっぱり高くなるということで、そっちになびいていくというふうなことで、新規雇用じゃなくてスライドで行くような感じであります。そういう部分を何とかこれを解決する方法がないものかというのが一番考えるところなんですが、残念ながらこれだけはどうしようもない状況ということで、ありがたい悲鳴ということになるかと思いますので、引き続きそれをひとつよろしくお願いしたいと思います。  それから、制度融資はおかげさまといいますか、倒産件数が年々少なくなってきていますので、制度融資の効果がやっぱり出ているというふうに私は評価するんですが、残念ながら借りたいけども、借りられないというのがまだあるようでありますので、その辺をしっかり聞いてあげて、できるものなら融資をしていただきたいという、これは要望であります。  それから、新発田認証ブランドに関しましては、どうも食品関係を特化しておりますので、これが終わると恐らくあとはなくなると思うんですね。あったとしてもそういう大きい、いろんな種類が出てくるといっても大量生産型にはならない可能性もあるんで、この辺の対策をきちっとやっぱりつくっていかないとだめだということと、この認定ブランドは毎年継続してやれるのか、やっていくのか、この辺もう一度答弁お願いします。  あとは、空きビルに関しましては、私も不動産のほうの一部の方から買いたいんだけども、なかなかアスベストが入って解体できないし、そっちのほうが高くなるんでというふうな話を聞かされていまして、何とかアスベストだけの補償をしていただければというふうな話も出てきています。二、三の方からもそういう話がありますので、この辺は何とかその方法論を考えていただいて、進めていただかないといつまでたっても空きビルがそのままになるという可能性もございますので、前向きに検討をお願いしたいというふうに思っております。  あと、月岡温泉の環境整備は本当によくできてきていますので、あとはそこに付随した店舗が並ぶことによって県外から来られた方が買い物をしたり、お茶を飲んだりという雰囲気をつくることが一番必要かなというふうに思っておりますので、これも力を入れてやっていただきたいというふうに思います。  あとは、新潟米の問題、これも先ほど答弁いただきましたので、県の力をおかりしながら新しい品種のブランド米をぜひともつくり上げて、他の県に負けないおいしい米をつくっていただきたいというふうに思います。  それから、アスパラの拡大策、これも先ほど言ったように、お聞きしたように年々上がるんじゃなくて、年々下がってしまっていてはどうしようもない状況です。とにかく産地ということになれば団地化、団地化ということになれば大量生産型というふうになってきますので、それを目指さないと、中途半端にやりますと、この地域のただ食べ物にしかならないわけですので、どうしてもこれ全国展開をするんであれば、ある程度の量を増産する、そういうものをつくっていかなければ新発田のほうのお金が回りませんので、ぜひとも中途半端にならないようにしていただきたい。越後姫なんかもどんどん拡大してはきていますけども、栃木のとちおとめは年中出ているようでありますので、ああいうのとは対抗できないかもしれませんが、おいしいものをある程度の価格で販売できるようなものをつくり上げていただきたいと、これも要望でございます。  それから、防犯灯は村部のほうが多いということでありますが、中心地の一番繁華街が暗くて非常に問題が発生しておるようでありますので、この辺地元から要望なければ私が言う問題じゃないんでしょうけども、そういう部分もございますので、ひとつ参考にしていただいて、できる範囲内で早く明るくしていただければ、防犯上もいいのではないかというふうに思いますので、これも要望といたします。  あとは、外環状も見込みは開通するということでありますので、それを期待して終わります。二、三再答弁をお願いします。 ○委員長(宮島信人) 大西産業企画課長。 ◎産業企画課長(大西博紀) それでは、稲垣委員のご質問にお答えをいたします。  まず、ブランド認証制度のことでございますが、これにつきましては当初制度設計をさせていただいたときに、トータルで6年スパンと考えまして、25年、26年が味に出会うということで食品関係、それからその後の27、28、2年間で民芸品、工芸品、粋に触れるといいますか、そういったもの、それから29年、30年という形で、その他という形で生活用品、ファッション等を中心にという6年間のスパンで計画をさせていただいておりまして、今2年目という状況でございます。ただこれにつきましても、6年間というスパンは長過ぎるんじゃないのかというお話も頂戴しておりますし、逆に1回目、2回目に応募された方で選に漏れた方の中からもリベンジはできないんですかというお話もいただいておりますので、こういった若干の枠の融通さをきかせることも含めまして、制度設計を来年の実施に向けて若干見直しをかけたいということで想定をしているところでございます。  以上でございます。           〔「関連」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(宮島信人) 渡部良一委員。 ◆委員(渡部良一) 今の関連で街灯、防犯灯のところなんです、233ページです。これ街灯整備のほうは昨年が730万ぐらいですから、約3倍に上がってきてますね、2,000万。これ私がもし聞き落としがあればあれしますが、LED化の計画はあるんですか。これ大体何年計画ぐらいでやっていこうとしているのかということです。  それから、あと防犯灯のほうも当然LED化されれば当然減ってくるんでしょうが、農村部のほうも含めてなんですが、よく回ると随分と整備がされているなというふうには思うんですが、省エネという観点からすれば、いわばかなり長距離にわたってずっと街灯はついているんですが、多分深夜はもうほとんど通行はないと思うんです。だから、その辺のやっぱり見直しということも、これはもちろん村部に限らず街部もそうかもしれませんですが、もちろん真っ暗くするわけにいかないんでしょうけども、その辺のどんどん、どんどんふやしていくというだけなのか、その辺の見通しというか、その辺はどう考えているんですか、ちょっとお伺いします。 ○委員長(宮島信人) 新井田地域整備課長。 ◎地域整備課長(新井田功) LED化のご質問でございます。15年をかけて全灯をLED化にしたいと考えております。現在蛍光管で防犯灯つくっておるんですけれども、その寿命が大体15年ということでございます。だから、新設した場合、それから壊れたときにLED化していきたいというものであります。一気に変えることもほかの市町村でやっているところもあるんですけれども、一時的な費用が発生することと、それからこの業界日進月歩でございまして、だんだん、だんだんいいものが出てくると、また一気に廃棄してしまいますと、またごみの問題も出てくるもんですから、何とか少しずつ、15年かけてやっていきたいなというところでございます。  また、省エネの観点から防犯灯はどうかという部分でございますが、防犯灯の性質上、消すということは現在考えておりません。省エネの部分では、LED化を進めていきたいというものと、それから公園において、公園照明で間引きでやっているところがございます。  以上でございます。 ○委員長(宮島信人) 若月学委員。 ◆委員(若月学) 今私も防犯灯の関係のお話をさせていただきたいと思いますが、防犯灯に関しましてはさまざまな色で、青ですとかオレンジとかいろいろな色をやっておるんですが、新発田市としては景観条例ですとかそれらもございますんで、どのように彩色を選びながら、また地域からの要望はあるもんなのか。また、その辺をひとつお聞かせ願いたいのが1つと、あとはこれも6月の15から7月の初めにかけて蛍が飛ぶ時期になります。その際に、新発田市の環境基本条例の中では、50%の人が蛍を見れる環境を目指してというふうな基本条例がありまして、努力目標というのがありまして、その折に無駄というわけではないんですが、有機資源センターの明かりが邪魔と言っては失礼ですけども、ちょっと障害になっていたり、それからどことは言いませんが、歩行者道の電気が明る過ぎたりというようなことが、若干地元からも聞き漏れてくるところがあるんですが、その辺調整していただくのはどこの課になるのか、ちょっとよくわかりませんが、そのようなお話もあるので、どのように考えられるか、ちょっとお聞かせください。 ○委員長(宮島信人) 新井田地域整備課長。 ◎地域整備課長(新井田功) 防犯灯の色についてでございます。  基本は白色光を基本としております。地元要望に色のご要望までは現在出ておりません。ただ、一部意図を持って色を変えているところはございます。  それから、蛍の関係なんですけれども、その時期になりましたら、管理している、所管しているところにご相談いただければなと。今ありました歩行者道につきましては、当課所管してございますので、ご相談いただければなと思います。  以上でございます。 ○委員長(宮島信人) 加藤委員。 ◆委員(加藤和雄) 中心市街地活性化の件でちょっと関連質問させていただきます。  中心市街地活性化事業奨励支援事業というのがあるんですけれども、実際空き店舗に入りたいときとか、そういうときに支援するものだと思うんですけれども、実際この間、ここ何年間やっておられると思うんですけども、どのぐらい中心市街地に定着したかどうか。また、今回も予算にのっているんですけれども、どのぐらい目指しているのかという点について伺います。 ○委員長(宮島信人) 大西産業企画課長。 ◎産業企画課長(大西博紀) 加藤委員のご質問にお答え申し上げます。  この事業は平成21年度からスタートした事業でございます。それで例年四、五件程度の申し込みから、24年度が一番多うございまして、申し込みが18件ございました。25年度が9件、26年度については3件という新規申し込みでございまして、それぞれ順調に中で営業をしておられるという状況もございます。なお、来年度につきましては、予算枠として1事業者さん当たり300万が限度というものがございますので、私どもでは3件を想定をさせていただいているという状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(宮島信人) 加藤委員。 ◆委員(加藤和雄) 私も商店街で何件かお話聞く機会がありまして、回って聞いてみたんです。そうしたら、例えば100円市でもそうですし、トラック市でも割かしにぎわいが出て、すごくいいんだけれどもというんです。いいんだけども、ただ既設の、今踏ん張って頑張っているそういう商店になかなか体力も落っこっているんで、何か支援策がないもんかということを言われたんです。新規出店には結構300万とかそういう助成がある。それは確かにすごくいいんですけども、今ある踏ん張って何とかもちこたえていこうとしている、そういう商店に対する援助策というのが、なかなか見えてこないということを言われたんです。そう考えてみると、ああそうかなと。そうしたときやはり商店をちょっと新しくするとき援助してもらえるとか、そういうものが必要なのかなというのをすごく感じました。ぜひそういうことも考えていただきたいなということを要望しておきます。 ○委員長(宮島信人) 井畑委員。 ◆委員(井畑隆二) どうも皆さんご苦労さまです。私は簡単な、シンプルな質問をさせてもらいます。  1点目は、消雪パイプでございますけれども、大体1件当たり何千万ぐいらかかるものか。それと今陳情はどのぐらい出ておりますかということでございます。  それから、225ページ、寺町たまり駅でございますけれども、ことしはいいにしても、来年閉鎖するようなお話を聞いておりますので、その辺を教えてください。  それから、205ページでございますけど、松くい虫でございますけれども、大変中野さんにはお世話になっております。それで防除対策でございますけども、4月予算通ると1日から、それは順番はどういうふうになっているんでしょうか。前回かなり大勢応募したけども、予算がないということで断られた人がおりますけども、ことしはどのような順番で、早く申し込んだほうがいいのか、この辺を教えてください。  それから、ここにはないんですけども、今越後姫とかいっぱいあります。越後美人というのがこの前テレビで言っていたんですけども、その件についてもうちょっと拡大とか、どういうふうにしたほうがいいかなということで、その辺教えてください。  それからもう一つ、187ページの若者就労支援でございますけれども、今何人ぐらいで、どのぐらい人数いるもんだか、その辺もひとつ教えてください。  以上、お願いします。 ○委員長(宮島信人) 新井田地域整備課長。 ◎地域整備課長(新井田功) 消雪パイプのご質問にお答えをいたします。  1カ所当たり消パイを設置すると幾らぐらいするのかというところでございます。場所によってお値段も違うのでありますが、大体2,200万から3,000万ぐらいの間でしょうか。要望の数でございます。現段階で105件いただいてございます。  以上でございます。 ○委員長(宮島信人) 山口観光振興課長。 ◎観光振興課長(山口恵子) 寺町たまり駅に関するご質問にお答えをいたします。  こちらは平成18年4月にオープンをいたしております。平成19年度から指定管理者制度を導入しておりまして、現在平成25年から平成27年度について指定管理者として新発田市菓子業組合を指定をさせていただいているところであります。27年度について年度中に28年度からの新たな指定管理の募集をさせていただくという予定になっております。  以上でございます。 ○委員長(宮島信人) 中野農林整備課長。 ◎農林整備課長(中野道弘) 私から井畑委員からご質問ございました緊急松くい虫防除対策事業だというふうに思いますが、各個人の庭の松ですとか、神社、仏閣などの松についての被害木を駆除する事業でございます。これにつきましては、どのような募集方法で受け付けるのかというふうなことだと思いますが、私ども先着順を考えております。現在のところ、4月初めの広報などを利用いたしまして、いつから受け付けますというふうなことを今準備をしているところであります。  以上であります。 ○委員長(宮島信人) 川瀬農水振興課長。 ◎農水振興課長(川瀬孝男) 白い越後姫、越後美人についてお答えいたします。  この越後美人は市内の生産者の方のハウスの中でたまたま白い越後姫が見つかったと。いうなれば突然変異なんでしょうか。それをその方が少しずつランナーを使ってふやしてきたというふうなことでして、よそにはないものでありますし、その方も外には一切出していないというふうなことでございます。先日のテレビでも放送されておりました。自分の大事な娘を嫁にやるようなことはできないというふうな、そういうことをおっしゃっていたもんですから、これは大々的に普及というのは少し難しいのかなというふうに思っております。 ○委員長(宮島信人) 大西産業企画課長。 ◎産業企画課長(大西博紀) 若者就労支援の対象人数はというご質問でございますが、大変申しわけございませんが、明確な調査による数字というのはございません。しかしながら、推計値というもので私ども入手しているものがございますので、それを申し述べさせていただきます。  新発田市内の支援の対象年齢人口といたしまして、15歳から39歳までということで区分けをいたしますと、県の人口移動調査によりますと2万4,579人いるということでございまして、これに内閣府で示しております数字、子ども・若者白書からの若者無業者の割合、これが2.2%という数字が公表されております。この数字を掛け合わせますと、市内の若年無業者といわれる方々は、推計値ではありますが、540名という数字が出てまいりますので、ご質問の対象人数といたしましては、この数字がマックスなのかなというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(宮島信人) 井畑委員。 ◆委員(井畑隆二) それぞれどうもありがとうございました。ぜひ越後美人をひとつ本人を口説いて産地化するようにひとつご努力をお願いして、簡単でございますが。 ○委員長(宮島信人) 渡部良一委員。 ◆委員(渡部良一) それじゃ数点質問させていただきます。  まず、総体的な部分なんです、これは調整監になるんでしょうか。概要の11ページを見ているんですが、農林水産業は26%前年比アップなんです。商工費は逆に14%ダウンということになっているんですが、その理由が農林水産業は多面的機能支払交付金事業、松くい虫防除事業となっていますが、今松くい虫ありましたが、松くい虫は前年度比はむしろマイナスになっているんです。ということなんで、何が農林水産業の26%アップを上げたのかということをお聞きをします。  あと商工費は14%もダウンしたんですが、産業振興を重点課題にしているという状況からして、ここはなぜこんなにダウンをしたのかということです。総体的な部分をかかわってお聞かせをいただきたい。  以下、具体で数点入ります。195ページ、私は農業問題、極めて素人なもんですから聞かせていただきたいんですが、いわば農業政策を中央でも大分大改革というふうに言っていますが、改革になるのかどうか未定だと思いますが、法人化支援事業という形で緊急加速条件整備というのがあるんですが、ちょっと理解できないんです。何が緊急加速をして法人化を進めるのかということです。ということは、どんどんと農地集積をしていくのかなというふうに、個人経営がなかなか難しいという実態はわかりますけども、そういった方向性をとっていくのかどうかを、あわせて緊急加速の問題とお聞かせをいただきたいというふうに思います。  それから、215ページのほうでありますが、エネルギー問題です。なかなか小水力着手ということをやってきたんですが、見通しが立たないという状況で、先ほどお聞きをすると、もう一度エネルギー協議会を立ち上げて、検討するやに聞こえたんですが、その上に紫雲寺風力もあります。紫雲寺風力のほうも第三セクターとして質疑応答があったわけでありますが、いずれにしろ、紫雲寺風力も来年度で大体ペイするということで、その後は当然企業収益が上がってくるというふうに思われますが、必ずしも今後どうするんだということについては、まだ市の政策が未定の部分もあるということがあって、市がもし仮にちゅうちょしているようであれば、何か対有力なスポンサーがいるようでありますが、スポンサーというか企業が。ということでありますから、それも含めて今後の新発田市のエネルギー政策は、協議会はわかるんですが、現状どのように考えて、今後どうするのか。いわばエネルギーの自給自足ということからすれば、一層ここの部分は重要だというふうに思いますが、お聞かせをいただきたい。  それから、次は237ページのほうです。私道融雪施設の整備の問題です。私も時節柄あちこち回るんですが、既に三、四十年、もっとたっているのかな。住宅地として開発されたんでしょう、30年代から40年代にかけて、西園町や舟入、中曽根、あの辺の縦線じゃなくて、横線で行きどまりのところ、随分と砂利道があるんです。多分そこにお住まいの方は何とかならないかというふうに思われているでしょう。しかし、今の基準からすると4メーターあって、行きどまりの場合は行きどまりのところに回転のスペースがないと市道にはならないという基準になっているんです。そうすると、あれはもう決定的に市道にはならないわけでありますけれども、そうすると砂利道で雨や雪が降ると大変歩行にも困難を来しているというふうに思うもんですから、もう少し条件の緩和というのかな、その辺をしながら、住民の住環境整備に資するような状況をつくってやらないとならない。かつてはそのうち市道になるんじゃないかというふうに思われて、住宅を買われたり、建てられたんだと思いますが、しかし現状ではなかなか市道には難しいわけでありますから、そうするとその辺の考えをお聞かせをいただきたいというふうに思います。  それから、次は239ページ、橋梁の問題です。これも前年度3,600万が今回1億にはね上がっていますから、約3倍という形で、いよいよ橋梁の改良、改修事業が本格化をするのかなというふうに思います。このことについては当然寿命に来ている部分もあるわけですから、今後どんどんふえることはあっても減ることはないというふうに考えられますが、今後の見通しを含めた計画、これはもちろんこれからなのかも知れませんですが、一応見通しといいますか、計画性についてお伺いをしたいというふうに思います。  それから、243ページ、定住化促進事業、中心市街地への空き家を取得したり住宅を建てたりすれば補助が出るわけでありますが、中心市街地だけなんです。私本町に住んでいるんですが、本町は1丁目、2丁目はいいのかな。私が住んでいる3丁目に家を建てると、これアウトになってしまうわけですね、線引き、外だからですかね。という状況になると思うんですが、市民感覚からすれば何でそんなに中心市街地だけじゃないとだめなのという話は聞くわけです。したがって、公平性の観点からして、村部であれどこであれ、新発田以外から入ってこられるという形で住宅を建てられる、あるいは古民家を買うという状況であれば、対象にしてもいいのかなというふうに思うんですが、もちろん予算との関係もありますが。単純に中心市街地だけでは済まない問題ではないかというふうに思いますが、これもいきなりそこにはならないんでしょうが、今後の見通し等についてあったら聞かせてください。  それから、249ページ、下段のほうですが、側溝の清掃支援事業というのがあります。これ400万になっているんですが、これもご案内のようにそれこそ中心市街地にあって、まちなかはもう高齢化が進んでおりまして、重たい側溝を上げて清掃できないという状況がありますし、私のほうは下水道が残念ながらもう最後になる。今計画もないし、見通しも立たないんです。そういう中でどんどん高齢化が進んでいくと、当然下水道がないわけでありますから、夏場は臭いにおいがするわけです。しかし、さりとてご老人の高齢者なもんですから、なかなか側溝清掃ができないということ。もちろん補助金はあるんですが、あるいは機械を借りることもできるわけでありますが、この辺の対策はちょっと下水道の設定とのかかわりで、もう少し手厚くしてやらないと、環境衛生上まずいというふうに思うもんですから、その辺についてお聞かせをいただきたい。  以上ですが。 ○委員長(宮島信人) 森政策調整監。 ◎政策調整監(森康弘) それでは、渡部良一委員のご質問にお答えいたします。  まず、農林水産業費と商工費のそれぞれの増減、なぜこのような状況になったんだがというものでございますけど、まず農林水産業費につきましては、多面的機能支払交付金制度というものが27年度から制度がちょっと変わったんです。昨年度までは市の負担につきまして、協議会のほうに行き、国、県につきましても直接協議会のほうに行っていたと。それが27年度からは制度が変わりまして、今度は間接補助という形になりまして、市を経由して協議会のほうにいくと、そういう制度になったもんですので、それがそっくりふえてきたと、それがおおむね4億数千万というスタイルになろうかと思います。あとはそれぞれの費目の中にちょいちょいとふえていったものが積み重なってきたものが、そういう現状になったというものでございます。
     それと商工費につきましては、これは間違いなく制度融資の減というものでございます。先ほど稲垣委員のご質問にも担当課長のほうからご説明あったかと思いますけれども、ようやく平準化されてきたと、それに伴いまして制度融資のものが減ったと、それによる減というものでございます。  以上でございます。 ○委員長(宮島信人) 川瀬農水振興課長。 ◎農水振興課長(川瀬孝男) それでは農業法人等育成緊急加速条件整備事業という、非常に長い緊急加速ということでありますが、ご存じのとおり、今の農業を縮小といいますか、離れる方がふえてきまして、大規模な農業者の方々に農地が集約している状況にあります。これは今後も続いていくんだろうというふうに思っておりますけれども、そうしたときに、やはり一人ではなくて共同でやろう、共同なら一層のこと法人化しようという動きも各地で見えてきております。法人化することによって、経営もしっかりしたものになりますし、取り組みによっては営業力もついてくるということで、農業そのものの発展につながっていくということで私どもも大いに期待しているところでありますので、こういう事業を使って施設整備、機械整備について支援をさせていただいているところであります。そういう方向には進むと今後も思っております。 ○委員長(宮島信人) 大西産業企画課長。 ◎産業企画課長(大西博紀) 渡部委員のエネルギーの関係についてお答えを申し上げます。  委員ご指摘のとおり、24年度にエネルギービジョンをつくらせていただきまして、その結果から有力なものとして小水力ということで取り組みを始めようとしたところで、国が主翼を担うという形になったところでございます。そうした中でビジョンでも示されておりましたその他のエネルギー等につきまして、果たして新発田に適応を本当にしているのかどうか、それから当然のことながら、エネルギー施策という形になりますと、環境面から出るのか、それから産業面から出るのかという部分もございますので、そういったところを庁内的にもちょっと論議をさせていただく中で、先ほど委員からのご指摘がありました協議会のほうにもお話を申し上げ、どのような形が本当によろしいのか、こういったものを詰めていきたいというふうに考えております。  また、一昨日の紫雲寺風力の第三セクターの参考人でおいでになられた藤井社長とも当然のことながら話はさせていただいているところですが、藤井さん、思い入れも強い方なもんですから、自分の思いを語られている部分が多少あったのかなというふうに考えております。特に風力の関係につきましては、従来から申し上げておりますとおり、まずは赤字を解消し、十分な積み立てをして、株式会社たり得る経営となってから、次の展開を考えましょうということでお話は申し上げているところですので、そこら辺はまた今後ともお話し合いは十分進めさせていただくこととして考えております。  以上でございます。 ○委員長(宮島信人) 新井田地域整備課長。 ◎地域整備課長(新井田功) 市道認定の緩和についてでございます。  結論から言いますと、現段階で市道の認定の緩和は検討しておらないというところでございます。ただ、市内各所にやはり委員ご指摘のような道がたくさんございます。除雪につきましては、そういうところも、市道ではありませんけれども、毎回はできないんですけれども、除雪に入ったり、また砂利道ですと原材料の支給ということで砂利を敷かせていただいたりしているところでございます。TPOあるかと思いますんで、またご相談いただければなというふうに思います。  それから、橋梁の修繕についてでございます。先ほどのご質問の中に寿命を迎えた橋もあるということなんですが、実際のところ寿命を迎えているのが1橋だけでございまして、その橋につきましては今通行をとめておる状況でございます。それ以外についてはまだ使えるということで、まさに修繕をして長く生き長らえさせる長寿命化対策をしていきたいというものであります。計画につきましては、過去に調査をいたしましたものから優先順位をつけまして、順次行っていきたいというふうに考えてございます。なお、その順位に基づかないものとしましては、同一箇所で同じような工事がもしあるようであれば、それに合わせる形で実施していきたいというふうに考えてございます。  それから、側溝清掃の関係でございます。確かに高齢化が進んできている、また不在地権者が多いというところでその問題が出てきているところでありますが、その対策については公共下水道が完備されればなくなるんでしょうけれども、それまでの間は現行補助の中でお願いをしたいというふうに考えてございます。また、どうしてもという部分がございましたらご相談いただければ、また現場を確認して考えたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○委員長(宮島信人) 諏訪建築課長。 ◎建築課長(諏訪龍一) 渡部良一委員のご質問にお答えいたします。  定住化促進事業についてのご質問でございます。私ども定住化促進事業につきましては、2つの事業を実は行っているわけで、1つは中心市街地のご指摘の住宅取得補助でございます。もう一つは空き家バンク事業ということでございます。お話のあるほうは住宅取得補助事業のほうだと思うんですが、確かに全部の地域ではなくて本当の25丁目、これは平成2年とそれから平成22年の国勢調査を比較いたしまして、特に人口が20%以上減っているところ、これを抽出いたしまして、そこをまず重点的にやらさせてもらっていると、そこが大体中心市街地になるというようなことでございます。お話の本町になりますと、確かにその当時のデータでございますが、1、2丁目はこの25丁目に入っているんですが、委員の3丁目の区域については減っていることは減っているんですが、マイナス7.3%ということでございます。25丁目の中には48.5%ぐらい減っているというところもあったりして、まずはそちらのほうを重点的に、予算のこともあるだろうからというようなお話もありましたけれども、そんなようなこともあることはあるかと思いますが、そこを重点的にやらさせていただこうということでスタートした事業でございます。  当面、現行のその区域で実施していきたいということでございますが、もう一方の空き家バンク事業につきましては、これは全市を対象にして祝い金を出させてもらっているというふうなことでございます。そんなことでよろしくお願いしたいと思います。  以上でございます。 ○委員長(宮島信人) 渡部委員。 ◆委員(渡部良一) それぞれありがとうございました。  じゃ、要望等にかえますが、エネルギー問題についてはやはり協議会もさることながら市としてのやっぱり確固たるビジョンですね、どうやっぱり持っていくのかと。今日的なエネルギーをめぐる情勢の中で、そこが重要だというふうに思いますもんですから、その辺はもし現段階であるならば聞かせてもらいたいし、これも含めて協議会に預けるのか、その辺ちょっと聞かせてもらいたいと思います。  それから、市道の問題はこのままいくとなかなか解決をしない状況になるわけでありますが、多分市道になっていないわけですから、砂利道は私道になっているんでしょう。これ私道……私のひとつの経験なんですが、当然市道になっているもんだというふうに思っていたらなっていなかったということで、たまたまうちを売るか売らないかという問題で発生をした問題だったんです。結果的には、そこは舗装されていたんですが、市に寄附をしてもらうというような形で一応処理をしていただいたんですが、それこそですね。そういう状況からすれば、ここら辺はもう少し積極的にそういった箇所を……           〔「マイクを」と呼ぶ者あり〕 ◆委員(渡部良一) 積極的にもう少し市のほうでも相談に乗るなり、何らかの方法を生活改善という視点、あるいはあのままでは多分空き家になってもそれこそ買う人もいないと思われますね、砂利道の状況では。だから、そういったことからすればぜひ少し相談に乗るなりして、いい方法があればまたしていただきたいというふうに思いますが、要望にかえておきます。  それからあと、側溝の問題も現行補助の中でということで、相談に乗るということでありますから、ぜひその辺は地域の皆さんの……本当に下水が新発田がおくれちゃったためにこういう状況が起こっているわけでありますが、下水があればこんなことにならなかったわけですが、とりわけおくれるところ、先ほど言いましたようにその計画すらまだ、いつになるかもわからないという私の地域はあるんですが、そういった状況からすれば大変厳しいもんですから、ぜひ対応方をお願いをしたいというふうに思います。  以上です。1点だけ先ほど再質問させてもらいます。エネルギー問題。 ○委員長(宮島信人) 大西産業企画課長。 ◎産業企画課長(大西博紀) 渡部委員のご質問にお答え申し上げます。  御存じのとおり、先ほども申し上げましたが、25年3月にエネルギービジョンを策定をさせていただきました。その中で、11項目の重点項目というものをお示しをしているところでございますけれども、それに基づいてまずは進めるという形でありますが、なかなか個別の案件等につきましては本当にこちらでできるものかどうか、こういったものも含めて協議会の中で再検討、検証をしていただく必要があるというふうに考えておりますので、そこら辺細かいところにつきましても協議会の中で検討、研究をさせていただきたいというふうに考えておるところでございます。  以上でございます。           〔「関連」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(宮島信人) 小柳委員。 ◆委員(小柳肇) 関連でございますが、風力発電、要は再生可能エネルギーの関係なんですが、先ほど要は初日の審査のときに藤井代表取締役が洋上も考えたいと、それから来年ぐらいからでっかいスポンサーもいるんだから、すぐにでも着手するぐらいの勢いの話はされていたんです。それに対して今大西課長は、そのようなちょっと先走ったようなイメージの話今発言されたと思うんですが、逆に言えば今51%の株主になるわけですから、事実上会社、紫雲寺風力を支配しているのは今市でございますので、51%持っているということは事実上の支配権を持っているわけですから、そう考えれば人ごとのようなですね、社長がそんなことを言っているというようなのは人ごとでは済まされないと思いますので、言い方をかえれば株主総会がいつあるかちょっと私わかりませんが、極端な話、社長の交代をやってもいいんじゃないかなぐらいの結構問題発言なのかなというふうに思いますので、その辺はちょっと厳しくやったほうがいいんじゃないかなと思います。  それで、エネルギービジョンに基づいて策定をして、それに基づいてという話だったんですが、確かに風況であったりとか、資源、エネルギーはどれぐらい埋蔵しているかというマップをつくったりとか、非常に基礎的な資料はありますが、幾ら分析とか調査しても、やらないことにはただの意味のないものになってしまいますから、ただ国のほうも皆さんご存じのとおり風力に関しては非常に有利な買い取りをするということは、太陽光はもうどんどん、どんどん縮小の方向ですけど、風力に関しては逆にどんどん伸ばしたいというのは非常に強く出しておりますから、まして今回洋上を例えばやろうという場合、村上は結構大々的にやるようでございますが、もちろん紫雲寺も洋上の可能性は残っていると思いますし、漁業権が外れている部分もあると思いますので、洋上風力なんかも非常に可能性があると思うんです。そういった意味で、いざやろうとなってもアセスメントとか考えると、結局準備1年、2年、実際着工してから物になるのは四、五年先でございますので、やはり今少し様子を見るではなくて、借金の返済のめどがついた今の時点からやはり動く準備にかかるべきではないかなと思うんですが、その辺いかがでしょうか。 ○委員長(宮島信人) 大西産業企画課長。 ◎産業企画課長(大西博紀) 小柳委員のご質問にお答えをいたします。  先般の参考人の藤井さんのお話も私も聞かせていただきました。まず、一番の大もとは、株式会社組織である以上、本来であれば利益を出していただいてそれを還元していただくというのがベースになると思います。しかしながら、この紫雲寺風力発電株式会社につきましては設立当初から収益が見込めなかった状況という形でもございますが、一昨年売電単価の契約を変更することがようやくできまして、売電単価がかなり上がりました。それによりまして、恐らく来期では何とか黒字の見込みが立ったということではございます。しかしながら、これまで通常であれば積み立てをしてまいります減価償却費、そういったものも全て借財の返還に回していたということもございましたので、まずは会社の基礎体力をつけてというのがまず最優先という形で私どものほうでは考えておるところでございます。  なお、今小柳委員からもお話がございました洋上風力等につきましては、非常に設置費も高額になるのではないかというふうなものもございますし、先般の第三セクターの委員会のときにもお話が出たかと思いますけれども、大きなものをつくればそれなりまた投資経費が相当かかってしまうということもありますので、新規投資というものについてはやはり慎重にしていかなければならないというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(宮島信人) 小柳委員。 ◆委員(小柳肇) ありがとうございました。  先ほど黒字化のようやくめどがついてきたというのは、当然その単価が10円から18円ですか、がばっと上がったことによってなし得たものなんですが、いわば神風のものだと思うんですけど、ただいずれにしろ時間がやっぱりかかるということもありますし、今後電力自由化も当然発送電分離とか、電力を取り巻く状況が劇的に変わってくる中で、やはり一歩先を目指して一歩先を常にとるように、ほかの市町村を出し抜くぐらいのやっぱりつもりでないと、都市間競争には勝てないと思いますので、せっかくこういう紫雲寺風力という実績、たとえ最初はお荷物を引き受けた形だったと思うんですけど、今になっては逆に言えば金の卵を産む鶏になる可能性があるわけでございますから、やはりちょっと精力的にやるほうがよろしいかなということで、要望とさせていただきます。 ○委員長(宮島信人) 若月学委員。 ◆委員(若月学) 私のほうからも若干、数点お聞かせいただきたいと思います。  産業企画のほうから雑収入のほうに挙がっていますホームページバナーという欄で、些少ではございますが、挙がっています。これに今募集というふうなことで、市のトップページの話ですね、これは。違いますか。市のホームページ……違うんですか。そのバナーというふうなのがありまして、そのバナーに関して幾個もあって、例えばどこのホームページに載っている分なのか、また見込みは1件幾らでどういう方が要望されているのかというふうなこと、1点。  それとあと、これもちょっと事業にはなじまないとは思うんですが、労働金庫の特別預託事業というのがございます。なぜこの労働金庫への特別預託というのが事業に当たるのか。我々正直申し上げまして、民間で考えれば市中銀行であるところがメーンバンクであって育てなければいけない。例えばこの地元ですね、新発田信用金庫を育てなければいけないと思うのが普通なのにもかかわらず、特別に労働金庫に2,000万預託しているというようなこと、これはどういうわけなのかというふうなことを1つお聞かせ願いたい。  あと、地場産農産品の過去技術研究にもやっているんですが、そんなに大きな金額ではないんですが、どのような成果が上がって毎年……団体なのか個人なのか、また申請制なのか、それとも公募型なのか、その辺の集約のあり方、それと方法についてお聞かせ願います。  あと、都市整備課のほうなんですが、私ちょっと初めて見たのもあるかもしれないんですが、リノベーション事業が旧県立病院跡地に適用になっていたというのを、ちょっと初めて見たような覚えがあるんです。非常に有益なこの事業に際しまして、もっと使える事業もあるんじゃないのかなというふうなのも思ったんです。というのは、一番初めは駅前であったり、そこから1キロだか点々といくとリノベ使えるというふうなお話があったんですが、なぜこの病院跡地にリノベが使えるようになったのか、そういうところをちょっとお聞かせ願いたい。  あと、水のみち環境整備での非常に新発田川の発信アピールいいとは思うんですが、将来的にこの水のみち構想の最大のアピールポイントといいますか、歩道で歩けるのが理想なのか、生き物で見せるのか、観光周遊の一翼になるのか、その辺の最終的な観光、まちづくり、いろんな資するところのアピールポイントをお聞かせ願いたいというようなことです。  あと、地域整備のほうなんですが、児童広場の維持管理、91カ所あって予算は448万7,000円というようなことがございます。草刈りから全てここに入っているとは思うんですが、草刈りというのは直営でやられたのもここに入るのか、それとも地元の方が汗かいてやっていらっしゃる、そういうのが入っているのか。あと、遊具の要望、これも多分非常に多いと思うんですが、実は我々も地元要望で児童公園に滑り台1基入れてくださいと言っても、いや順番があるからねとか、お金に限りがあるからねと言うんですが、その基準ですね、老朽化の。それとあと、田舎も少子化になって児童広場がお年寄りの広場にかわってくるのもあるんでしょうけども、そういう中で児童というのはやはり地域に夢を与える、地元の宝でもあります。できるだけ予算化して応えてあげられるようにしておくのがいいのかなというふうなことで、その辺の予算づけの根拠とそれから今後の見通しを、見通しといいますか、思いを聞かせていただきたいと思います。  あと、防災対策の中で木杭の購入とかはあるんですが、委託料というふうな形でも挙がっています。委託料というのは、誰かがこれ管理しているのか、もしくはどのような形で何が幾つというふうな、というか、地元管理なのか、土地代なのかわかりませんが、ちょっと教えてください。  あと、有機資源センターの関係、農水振興課なんですが、昨年も地元要望のほうから臭気による、悪臭がやはりまだ出ているというふうなお話も出ておりました。そんなところを今年度どのような対策を講じられるのか、お知らせ願いたいと思います。  あと、農林整備課のほうなんですが、鳥獣害対策の実施の関係なんですが、鳥獣の関係で猿追い隊の方が一生懸命猿を追い払って、里におりてくるのを防いでいるのがわかるんですが、それをデータ化されてどのような形で……課としてデータ化されているのか、それがデータ化されているんであれば予測も今度できると思うんです。それをどういうふうに今度市民に発信するか、そのことをどのようにデータ化されているのか、集約されているのか、お聞かせ願いたいと思います。  あと、最後に建築課なんですが、景観形成の推進事業で指導、啓発というふうなことで啓発事業の中では景観条例、私もちょっと地元なんで言うんですが、その啓発というのは何を啓発しているのか。やはり啓発形成の助成金も今回200万ついておりますが、どこに重点配置して、では我々のほうの中山間地のほうにはどのような形で反映していくのか。それとも、要望がないから私知らないわというふうな言い方ではなくて、やはり率先して啓発と対策と指導もきちっとやらないと、だんだん、だんだん何とか条例にお世話にならなければいけないようなところも多々あるので、その啓発をやっていただきたいというふうなことです。  ちょっといっぱいでしたけど、よろしくお願いします。 ○委員長(宮島信人) 大西産業企画課長。 ◎産業企画課長(大西博紀) 若月委員のご質問にお答えいたします。  まず、1点目、雑収入の中のホームページバナー広告収入でございますが、これは市のホームページのトップではございませんで、そこから中に入っていきます、頑張る女性の起業支援のホームページのトップページのところに張りついているバナー広告の収入を上げさせていただいているものでございまして、1件年間1万2,000円と計算をして2件分を上げさせていただいているという状況でございます。  それから、2点目の労働金庫の特別預託の関係でございます。これにつきましても、このほか先ほどもちょっとご答弁させていただいた中で制度融資ございましたが、制度融資につきましても原資となるお金を私どもから銀行さんに預託をして貸し付けをしていただくということでございまして、この労働金庫特別預託事業につきましても、私どものほうから貸し付けの原資を労働金庫さんにお預けをして、そちらから個人の方々のほうに融資をしていただくというものでございます。  それから、3点目の加工技術研究でございますけれども、これまでの取り組みでありますけれども、具体的にはパワーリーフ、それから紫雲寺町で主に生産をしておりますレンギョウ、こちらの粉末化までようやくたどり着くことができまして、今後はこういったものを青汁化等に向けて商業流通形態をなしていくための相手探しと申しますか、そういったものを検討して、何とか生産から商品に向けての橋渡しをしていきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(宮島信人) 倉島都市整備課長。 ◎都市整備課長(倉島隆夫) 若月委員のご質問にお答えをいたします。  県立病院跡地のリノベーション事業と、なぜ使えるようになったのかということでございますけども、リノベーション事業につきましては企画政策課が取りまとめているところでございます。具体的には、交通結節点、新発田駅から直線距離で1キロ程度ということでございまして、当初この県立病院跡地というのは合併特例債事業ということで進めさせていただいております。平成24年ごろでしたでしょうか、リノベーション事業ということで新しい制度ができたということで、その事業に乗っかるということで合併特例債事業よりも有利だろうと、補助金をいただいて整備をしていったらどうかということで、そのリノベーション事業の計画に取り入れさせていただいたということでございます。当初の事業計画からちょっと変わっておりますけど、そんな形で有利な事業のほうに乗りかえたということでございます。  あと、水のみちのまちづくりのアピールポイントということでございます。水のみち構想は平成24年度に策定をされております。基本的には、中心市街地を流れる水のみちと歴史のみちをつないで中心市街地の回遊を図っていこうということでございます。主のポイントとしましては、やっぱり歩いて市街地、または歴史の部分を探訪していただくということになろうかと思います。今若月委員がおっしゃいました生き物だとか、そういうふうな部分も加味をして、今構想を具体的にまとめているというところでございます。また、地元町内の皆様とも相談をして進めさせていただいておるところでございます。  以上でございます。 ○委員長(宮島信人) 新井田地域整備課長。 ◎地域整備課長(新井田功) 児童広場の関係についてお答えを申し上げます。  委託料は草刈りかということでございましたけれども、児童広場につきましては基本的に地元管理を原則としてございます。結果といたしまして、草刈りにつきましてもいろいろな軽いメンテナンスにつきましては地元の方々にお願いすることになります。ただ、どうしても地元でできないようなのもやはりまれにありますので、そういうのはまた相談いただきまして、市のほうで力をかせるものにつきまして一緒にやっているという状況でございます。委託料につきましては、草刈りではなく、管理をお願いしている部分がありまして、その部分でございます。  あと、遊具の予算づけの根拠はどういうんだということでございますが、例年遊具2基設置できるだけのものを要望いたしておるところであります。ただ、老朽化が進んでおりまして、新設のつもりで計上したんですけれども、やむを得ず撤去費のほうに回るということもございます。今後の見通しなんですけれども、子供に遊んでいただいて初めて価値が出るのが児童広場であり、公園だと考えてございます。遊んでくれる方がいる限りこの辺の予算措置、当局のほうには話ししていきたいと思います。そのためにも地元の方のバックアップをいただければというふうに思いますが。  それから、防災費でございます。委託料につきまして、これも委託料なんですけれども、今水防小屋につきまして12持ってございます。その一つ一つにつきまして管理、監視をお願いしておると、その委託料でございます。なお、河川巡視員ということで2名の方にお願いをして、また水位、それから状況などを見ていただいておるというそのための委託料でございます。  以上でございます。 ○委員長(宮島信人) 川瀬農水振興課長。 ◎農水振興課長(川瀬孝男) 有機資源センターの臭気対策についてお答えをいたします。  まず、有機資源センターからにおいをゼロにする、においを全く出さないというのは、これはまず不可能な話でございます。そんなことで、いかに抑えるかということで、また周辺の皆様方に不快な思いをしないで済むようなやり方は何かということで、いろんなことをこれまでやってまいりました。例えば天候、それから風の状況を見て、ドアをあける、閉める、カーテンをあける、閉めるとかということをやっておりますけれども、やはり何よりも堆肥に十分な空気を送ることが発酵を促進してにおいを抑えるというのが一番の効果であるということで、通気孔の清掃を3施設とも十分行うようにしております。今後もそういうことで継続して、いろいろな対策を講じていくことにしております。その結果、平成26年度3施設で地域の方から苦情のあったのは、1件に抑えることができました。ただ、それでも苦情がないにしても、においはあることはあるんだろうなと思いますので、これからも引き続き対策を講じてまいりますし、もし何かあればすぐセンターでも私どものほうでもお話をいただければ、即対応してまいりたいというふうに考えております。 ○委員長(宮島信人) 中野農林整備課長。 ◎農林整備課長(中野道弘) 若月委員のご質問にお答えをいたします。  猿の出没状況のデータ化というのがあるのかというふうな状況はどうかというふうなご質問でございますが、先ほどのご指摘のとおり猿追いパトロール隊ですとか追い払い専門員などによりまして、テレメトリーによる発信器をつけまして群れの動向を調査をしているわけでございます。これによっての出没予測、どの辺にいるかというのがわかるようになっておりますが、データ化につきましては現在のところきちんとしたシステム化されたものではなくて、紙ベースの状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(宮島信人) 諏訪建築課長。 ◎建築課長(諏訪龍一) 若月委員のご質問にお答えいたします。  景観の啓発についてでございます。何を啓発しているのか、中心市街地とかまちなか以外にどうなのかというあたりでございます。まず、啓発の内容でございます。私どものほうでは、もちろん広報とか、あるいはホームページのほうでも景観の啓発等はさせてもらっていますけれども、特集記事なんかも何度か組まさせていただきまして、そんなこともやっておりますし、景観まちづくりの地域座談会というようなことで、これも中心市街地になってしまうのかもしれないですけども、景観重要道路沿い、お城のほうから寺町にかけてのルートでございますが、そちらのほうの一画、両町とかでもやっておりますし、また景観まちづくり出前講座というようなことでやらさせてもらっているようなところがあります。  また、その補助金の絡みで先ほどの200万円とかという話ありましたけれども、予算づけさせていただいているところでありますけれども、景観形成を行うときに補助金を出させてもらっていますが、そのPRというふうなことで、その地区全域に周知のチラシを直接配布したり、アンケートをとったりというふうなこともさせてもらっておりますけれども、ただそのほかにというふうなことで、特にその補助金絡みであちこちにもっと拡大できればいいんでしょうけれども、なかなか予算の関係等々いろいろありますし、まずは歴史景観の一番重要なところというようなことでさせてもらっている経緯がございますが、これから水のみちもスタートしているところでございますので、そちらのほうについても補助金を拡大しようというようなことで今一生懸命調整しているところであります。米倉等々、それから山内、赤谷とかというのも歴史景観エリアの会津街道沿いの重要なところでございますので、私どもそこに限らずですけれども、景観資源の調査というふうなことでもちょっとあちこちお邪魔させてもらっていて、米倉地区等にも実際に行った経緯もございますけれども、PR不足の面もあろうかと思いますけれど、これからさらに力を入れて、そういった全市的なPRをさせてもらえばというふうに思っているところであります。  以上です。 ○委員長(宮島信人) 若月学委員。 ◆委員(若月学) 済みません。ちょっと意味がわからなかったのが、産業企画のところで労働金庫特別預託というのはなぜ地元じゃなくて労働金庫なのかと私お聞きしたんです。それで、実は上位省庁は通産省ですよね。通産省だと我々組合つくっていても、商工中金使ってくれと言うんです、普通。なのに、なぜこの労働金庫なのか。また、なぜ信金じゃないのか。何で労金なのというふうなことを私お聞きして……利率高くて優位であればそれは別なんですが、そしたらちょっと後で資料提出していただきたいというふうなことです。  あと、地場産の加工技術の関係で、先ほど私個人なのか団体なのかというふうなお話でしたと思うんですが、答えになっていなかったというふうなこと1つです。  あと、鳥獣害のほうは、課長もご存じのとおり阿賀町では猿きょうどこに出たというふうなことでインターネットの発信、それから携帯への発信しております。そうすると、点で追っていくと、あしたあそこへ行きそうだという情報が予知できるというふうなことで、非常に便利のいい予知予測をしているというようなことで、それで行きそうなところは今度山に逃げていくというようなことで、朝からおばあさんが5連発のロケット、ばんばんと鳴らすと、もう来る前に……散るんではなくて、来ないようになるというふうなお話をこの間聞かせていただきました。これは、せっかく猿を追っているところわかるわけですから、そうするとあした行くところもわかるわけですね。これ3年目ぐらいの事業ですので、そうした場合にはやはり市民のためになるような発信方法を構築していただきながら、予測のできる、できるだけ形で発信を考えていただきたいというようなことです。これは要望なんですが、大西さん、産業企画の答えをお願いします。 ○委員長(宮島信人) 大西産業企画課長。 ◎産業企画課長(大西博紀) 若月委員のご質問にお答えいたします。  まず、労働金庫特別預託事業、この目的なんでございますけれども、勤労者に対する福祉厚生の向上を図るために預託を行うという形でございますので……           〔「勤労者」と呼ぶ者あり〕 ◎産業企画課長(大西博紀) 勤労者福祉の福利厚生という観点で労働費のほうに入っているものでございます。ほかの制度融資等につきましては、商工費のほうに入ってございまして、これだけ目的が違うという形でございますので、労働費のほうにあえて1つだけ別個に出ているというものでございます。  それからもう一点、加工技術研究の関係なんですが、これにつきましては団体か個人かということでのご質問でございましたので、研究協議会という団体でございます。  以上でございます。           〔「休憩」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(宮島信人) 3時15分まで休憩します。           午後 3時06分  休 憩
     ───────────────────────────────────────────           午後 3時15分  開 議 ○委員長(宮島信人) 休憩を閉じ、会議を続行します。  加藤和雄委員。 ◆委員(加藤和雄) 私のほうから何点か質問させていただきます。  まず最初に、農業版「企業誘致」促進事業について伺いたいと思います。説明書見ますと、農地貸借の仲介という形で農業生産法人等の企業誘致を行うとなっていますけれども、今回新規事業でやられるわけですけれども、こういう事業を取り組んだ背景といいますか、それについて伺います。  それから、ついでに専業、兼業、それから兼業でも二通りあります。農業が主体の兼業と兼業が主体のやつがありますけれども、その直近の何件あるか。  それから、現在法人が市内で農業生産法人、それから集落営農とかありますけれども、そういう集団でやっている、そういう組織が何件あるか、ついでに伺います。  次に、農業サポート運営事業について伺います。この説明見ますと、サポート人材バンク事業とか、そういう形で農業支援をする人を募って、そして人材バンクして、そして紹介して、多分農業の助け合いをやっているかと思いますけれども、その事業についてどういう事業なのか伺います。  それから、山岳施設維持管理運営事業、先ほど湯の平の道の整備だとか二王子の避難小屋の整備だとか言われていましたけれども、湯の平についてはいつ道が開通して、実際湯の平まで行けるのかどうか伺います。  それから、ついでじゃないんだけども、蕗谷虹児記念館活用事業、同じ観光なんで。今回フランスで展示したのの戻ってきたのを展示するということなんですけれども、今年度は佐藤哲三の「みぞれ」なんか展示してありまして、私も見ましたけれども、ああいう事業をやるのは大変いいなと思うんですけども、それやったことによってどのくらい入館者がふえたのか。ふえたから、多分またこういう企画を取り組むんだろうと思いますけれども、その辺について伺います。  それから、市の指定保存樹木管理事業について、実際市の指定がどのくらいあって、今新たに指定しているのかどうか、その辺についてまず伺います。  以上です。 ○委員長(宮島信人) 川瀬農水振興課長。 ◎農水振興課長(川瀬孝男) 農業版「企業誘致」促進事業について、その背景はということでありますが、私ども今米づくりだけでは到底農業が経営できない状況にあるということから、アスパラガスを初め園芸振興も含めた多角的な経営を進めているところでありますけれども、これまでいろんな方たちに園芸振興も進めてまいりましたけれども、やはり米が中心ということで、大規模な園芸生産というのがなかなか生まれてこない状況にあります。それで、先ほど稲垣委員からも質問ありましたように、新発田市の農産物を売っていくためには量が足りないという状況にあります。そんなことで大規模な園芸生産をやる農業者、法人を何とか新発田市で育てたい、誘致をしたいというふうなことから、ある地元のほうから畑地帯があいているので、活用できないかというふうなお話もありまして、それで大規模な園芸をやる個人でも法人でもこだわらず、そういう方たちを新発田のほうに、市内でも結構なんですけども、誘致をしていきたいというふうなことであります。新発田市が農地を借りるということはできませんので、地元の方と農業者を仲介をするということで事業を計画したところでございます。それが背景ということであります。  それから、専業農家数、第1種、第2種兼業農家数については申しわけございません。手元に資料がきょう準備をしてきてございませんでした。  それから、土地利用型の農業法人数というご質問でしたけれども、手元にありますのが畜産や花専業の法人も含めてでありますけれども、現在56の法人が市内にある状況であります。  それから、集落営農組織、法人になっていない生産組織の数ということでありますが、これも集落営農に限らず、共同作業組織なんかも含めますと46の任意組織が今市内にあるということで、そういう状況でございます。  それから、農業サポートセンターの運営事業であります。人材バンク等々のどのような事業内容かということであります。1つは、農業のお手伝いをいただく方が不足しているので、何とか欲しいという生産者側の方、それから農業とはかかわりはないんだけれども、農業をやってみたい、お手伝いをしてみたいという方が市内に相当数いるだろうというふうなことから、25年度から前の新発田市農業研修センターを活用してサポートセンターということで行っております。その中で先ほど申し上げたのが人材バンク事業でありますが、26年度の実績として農業者の登録者数が16名、それから農業者でない方、お手伝いをしたいというサポーター登録という方が14名ございます。そのうち13名がマッチングの結果、農業者の方のところへお手伝いに行ったと。その中からお一人市内の農業生産法人に就業したという実績がございます。また、サポートセンターでもう一つ、就労支援連携事業も行っておりまして、いわゆるニートの方とか、そういう方たちの社会復帰のために、サポートセンターにあります農場を使って一緒に農作業やって、就労につなげていきたいというふうな活動もしているところでございます。  以上、2点お答えしました。 ○委員長(宮島信人) 山口観光振興課長。 ◎観光振興課長(山口恵子) 山岳施設の維持管理についてのご質問にまずはお答えを申し上げたいと思います。  湯の平につきましては、何せ雪解けを待ってから入るという形になりますので、例年の状況を見ますと大体工事着手ができるのが6月中旬以降ということになるかと思います。できるだけ早い段階でオープンをさせたいというふうに私どもも考えておりまして、早ければ7月中、遅くても8月中には何とか何年ぶりかで開山をさせていただきたいというふうに考えております。  次の蕗谷虹児の活用事業についてでありますけれども、昨年11月、約1カ月間佐藤哲三展ということで、初めて蕗谷虹児の作品以外のものを展示させていただく取り組みをさせていただいたところですが、例年ですと11月の入り込みが大体700名程度のところ、ことしは1,698名ということで、倍増させていただくことができました。今後ともこういった視点で、まちなか美術館構想というものも踏まえて活用については検討してまいりたいと思います。 ○委員長(宮島信人) 新井田地域整備課長。 ◎地域整備課長(新井田功) 市指定の保存樹木についてのご質問でございます。現在指定しておる樹木は44本であります。平成27年度に予定しているものは現在ございません。また、お問い合わせとか相談に来られている方もいらっしゃらないという状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(宮島信人) 加藤委員。 ◆委員(加藤和雄) それぞれどうもありがとうございました。  農業版「企業誘致」促進事業についてなんですけれども、実際今国の農業政策がどういう方向に行っているか、農業改革がどういう方向に行っているかということで、農協さんしかり、私ども生産者しかり、物すごくいろんな意味で危惧しているところがあるんです。実際TPPの問題、TPP交渉妥結にらんで、今政府がどういうふうに国の農業を変えていこうか、強い農業とか、もうかる農業とか言っていますけれども、企業が参入できるような、そういう仕組みにしていこうというのが既にもうはっきりしています。そういう中で企業誘致促進事業というのは、やはり多くの農家は多分、今は生産法人として入るんですけれども、例えば生産法人だって法も改正されて、今生産法人というのは農業に従事している人が半分以上いなければ農業生産法人にたしかならないと思うんですけども、それが1人でもいいような格好になって、企業でも土地を持てるような農地法が改正になって、そういう中で農業版企業誘致って企業がでっかく出てくるこの事業については、やはり多分敏感な人は嫌うと思うんです。というのは、特に農業の中に企業が入ってきたら、やはり地域の農業というのが壊れると思いますし、文化も壊れると思いますし、そういうものだと私は思います。それが例えばこの事業を市でやっていったら、市が農業についてどういう方向に進むか、進んでいくかというのがこの事業でわかるというか、そういうものだと思います。今お話聞いてみれば施設園芸、なかなか今の地元の農家の方が取り組んでもらえなくて、そして先ほどの話ですとアスパラは物すごく向こうでは生産してほしいというんだけども、生産が間に合わないとか、そういう形はあろうかと思いますけれども、なぜ地元の中でそういう仕組みづくりをできないのか。外から農業生産法人を紹介して、わざわざ入れることをとるのか。その辺がやはり私は、すごくちょっと違うんじゃないかなと思いますけれども、課長の考えもう一回お願いします。 ○委員長(宮島信人) 川瀬農水振興課長。 ◎農水振興課長(川瀬孝男) 事業を立ち上げようとしている背景は先ほど申し上げたとおりでありますし、先ほど申し上げたように目的としては大規模園芸ということを狙いをしています。私どもこれを立ち上げるに当たって稲作はどうかといったときに、やはり稲作を基盤としてきた新発田市の農業ですから、そこのところは企業参入というのはだめだろうと。園芸であれば理解していただけるのかなということで、いずれも農地は水田でなくて、畑地帯でありますので、先ほどの狙いのとおり進めていきたいというふうに思っておりますし、やはり法人化というのは今後避けて通れない農業の経営形態になろうかというふうに考えておりますし、市外だけに限らず、市内の方でも募集しますので、手を挙げていただければその中でいろいろ検討した上で、十分市内の方も参入ということも考えられるものというふうに思っております。  それから、先ほど専業、兼業別農家数についてお答えいたしませんでしたけれども、2010年の農業センサスの結果を見ますと販売農家数3,179戸のうち専業農家が452戸、第1種兼業農家が534戸、農業以外を主とする第2種兼業農家が2,193戸でありますので、今この数字を見ても、3,100戸のうち農業主業の農家が約3分の1程度しかいないというふうな状況でありますので、農業の今後の発展をにらめばやはり経営形態も変わっていくべきではないのかな、変わらざるを得ないのかなというふうに思います。 ○委員長(宮島信人) 加藤委員。 ◆委員(加藤和雄) この問題についてはやはり市長のちょっと意見を聞きたいと思いますし、それから農業サポートセンター運営事業については農業というのは意外とハードルが低くて、誰でも入れるということで、ニートとか、ほかに勤められない方とか、そういう方とか、そういう人にとってはすごく自然の中で働けるということなんで、物すごくこれはいい事業だなと思います。  それから、保存樹木管理事業なんですけども、前に天ノ原保育園にイチョウの木が、それはもう昔村、そこに小学校あった時代からあったイチョウがあるときその保育園の拡張事業でばっさり切られてしまったんです。それ切られるとわかったときはもうちょっと遅くて、業者にもう委託してあって、すぐ切られてしまったんですけども、そういうことが結構往々にしてあります。保存樹木でなくても、やはり地域にはいろいろ由緒あるそういう樹木とか、年数くった木とか、たくさんあると思うんです。そういうものをやはりもっとPRして、保存樹木としてやはり大事にしていくということが大事かなというふうに思います。こういう事業をもっとPRしていただきたいなという要望したいと思います。  それから、湯の平は8月中には開山できるということで、秋には風呂入れるということで、頑張って私も大分今太ってきたんで、歩いて、ゆっくり自然を満喫してきたいなというふうに思います。  それから、蕗谷虹児記念館の活用事業なんですけども、なかなかあそこ狭いんです。狭くて、物すごく雰囲気はいいんだけども、狭いのが欠点だなというふうに思いますので、例えばあそこ狭くて500円だとちょっと高いと思うんです。だから、もうちょっと形態変えて、こういう特別展示やるときは期間を2回に区切って、例えば2回で500円ということで何かやるとかちょっと考えてもいいんじゃないかなというふうに思いますけども、要望しておきます。  以上で終わります。 ○委員長(宮島信人) 小坂委員。 ◆委員(小坂博司) 2点についてお願いいたします。  新発田堀部安兵衛討ち入りそば、昨年から始まったと思いますけれども、産業企画のほうで取り組んでいた事業だと思いますが、新たな産業の創出ということで取り組まれているようです。そばということで、新発田のそばということなんでしょうか。見通しについて少しお伺いしたいと思いますし、今年度予算が前年度から比べれば相当少なくなっているようです。その開催内容についてもお知らせいただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。  それからもう一点、中心市街地整備ということで、新発田駅周辺整備事業、これ27年度で終わりかなというふうに思っております。それで、27年度の予算が当初計画より随分膨らんでいるように思います。今年度で終わるのか、そして総事業費はどれくらいになったのか、この2点についてよろしくお願いいたします。 ○委員長(宮島信人) 大西産業企画課長。 ◎産業企画課長(大西博紀) 小坂委員のご質問にお答え申し上げます。  そばまつりの関係でございますが、おかげさまをもちまして昨年10月に五十公野公園で開催をさせていただきまして、ご存じのとおり大盛況で終わることができました。大変ありがとうございました。来年度につきましては、昨年は一般社団法人の全麺協さんという団体さんの全国組織のそば博をあわせて新発田でやるということがありましたもんですから、開催規模、予算規模も非常に大きなものという形になりましたが、来年につきましては昨年まで、昨年はそば博ですが、その前4回そばまつりというのをやってございまして、その規模にまず戻してやりたいということで考えております。まだ詳細のところが詰まっておらない部分もあるんですが、現時点では目途といたしまして開催日については遅くとも11月の初旬ころに、同じく五十公野公園で開催をしたいというふうに考えてございますし、出店数等につきましても10店舗以内程度が限度かなということで想定をさせていただいておるところでございます。  なお、昨年につきましては地元のおそば屋さんは1軒のみの出店という形でございましたが、私ども産業企画でもありますので、ぜひ地元のそば屋さんにもPRをしつつ、何とかもう少し多い出店をお願いをこれからしてまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(宮島信人) 倉島都市整備課長。 ◎都市整備課長(倉島隆夫) 小坂委員の新発田駅周辺整備事業についてお答えをさせていただきます。  事業完了は本当に27年度なのかということでございますけども、現在のところ27年度で完了する予定にしております。また、総事業費はどういうふうな形になっているのかということでございますけども、今回の新発田駅周辺整備事業につきましては駅構内のエレベーターのバリアフリー化ということと駅東地下通路の改修の分も含めまして、今のところ12億6,000万ぐらいということで事業のほうを進めさせていただいております。まだ最終的に事業の精算が終わっていないもんですから、大体この線で推移をしていくのかなというふうに思っております。  以上でございます。 ○委員長(宮島信人) 小坂委員。 ◆委員(小坂博司) ありがとうございました。  全国規模のそばまつりでありますけども、全国規模で大きかったということで、企画でやられたということと思います。新たな産業ということで、見通しということでお答えいただけませんでしたけども、そのようなことだと思って理解いたします。  それから、新発田駅周辺整備事業ということで12億6,000万。当初事業費では12億1,600万ぐらいですから、そんなに大きくは膨らまなかったと考えてよいでしょうか。  じゃ、終わります。 ○委員長(宮島信人) 小柳委員。 ◆委員(小柳肇) 関連がございます。そばまつりの件なんですが、昨年のそば博があった際に会場運営か何かのトラブルでそばの店主さんが直前に、当日かな、前の日かに帰ってしまうというトラブルもあったということなんですが、ことしそのような運営上の改善点とかというものはちゃんと講じるということはよろしいんでしょうか。 ○委員長(宮島信人) 大西産業企画課長。 ◎産業企画課長(大西博紀) 小柳委員のご質問にお答えいたします。  直前に帰られたというお話でしたけども、出店された予定者、直前で帰られたんでなく、1店ちょっと調整がつかないということで、出店中止というものはございました。ただ、現場のトラブルで帰ったという事実はございません。また、後段のご質問でことしはそういうことがないんでしょうかということですが、当然のことながらそこら辺は十分に調整をとりながら進めたいというふうに考えておるとこでございます。 ○委員長(宮島信人) 最後になりました。中村功委員。 ◆委員(中村功) 済みません。私簡単なんで、申しわけないんですけども、まず1点、建築課でこんないいポスターつくって、新発田に住みませんかということで。これどの辺まで貼って、新年度もこういう運動していくと思うんですけども、やはり私これある人見せたら、こういうのって新発田だけだったら新発田の人見たって意味ないから、やはり新潟駅とか、市以外のところにどんどんとPRしたほうが、そうすると新発田に住んでほしいというポスターですんで。その辺の今後の考え方。  それと、建築確認申請ですけども、26年度から消費税上がったということもあって、駆け込みでいろいろと25年度は多かったと思うんですけども、26年度、27年度、もしかすると28年度からまた消費税が上がるかもしれないとなると、またそういう建築確認という部分がふえるのかなという予測もされるんですけども、どう見ているのか、推移も含めて。これがまた固定資産税にもかかわってくる部分がありますんで、その辺お考えをお聞かせいただきたいと。  それと、未登記の、今登記一生懸命やっているみたいですけども、せめて質問されなくてもいいように何年度までに終わりたいというぐらい一言書いてあれば、やはり大きな問題過去にあったわけですので、これ答えられれば答えてほしいんですけども、大体何年度までに終わらせるお考えなのか。それがまず建築課ですが。  それと次に防犯灯の関係。2,000万円で3カ年ということで、説明書見ると通学路、通勤路優先という。今までも普通に考えていても通学路、通勤とやっている。特別にやるということは、また特別な路線があるのかなという疑問点があるもんですから、そういうふうな部分でもう広く新発田市内明るくするんだという意味で捉えていいのか、その辺お聞かせいただきたいというふうに思います。  それと、松くい虫の関係で伐採やっていますけども、再生事業というのはやるもんなんですか。切ってばっかりいると、もう今度隣の胎内市は何かきれいにまた植え込みしてやっていましたけども、やはり再生の仕事も防風林、防砂林という、そういう役目があるんで、なくなってしまえばまたあんなちっちゃいのが育つまでは何十年もかかっちゃうんで、そういう考え方というのはどうなのかなということをまずお聞かせいただきたいというふうに思います。  それと、下水道でございます。農集排。一応計画つくってやっていますけども、実は私の地域、もう川挟んで合併処理、川挟んで農集排ですし、中間の集落は、私は判こ押しただけで、もう具体的にやったときにやりませんよとなると、負担金もふえるということで今非常に悩んでいるところがあって、私のほうはもう集落排水の事業なんですけども、建てかえの人は合併処理で、みんな建てかえてつくっています。そういう人たちは、補助金はなしでありますけども、来たときにはすぐつける、つなぎかえするというのはもうあるんですけども、反対側のほうはもうばんばんと建てかえたときに合併処理やっているんですけども、その人たちはもう補助金もらってやっているわけです。そういう不合理なところがあって、非常に今自治会長も悩ましい部分があるんですけども、やはりそういう不公平な部分、お金があるから、もう建てかえと同時に合併処理やっちゃって、農集排来たらつなぎかえしますよということでもいいんでしょうけども、村部になってくるともう私の代で終わりだわというところが出てきているもんですから、その辺見直しというか、今後の方針等お聞かせいただきたいなというふうに思います。  それと、さっき除雪の話、戻って悪いですが、除雪のこれ要望というかなんですけども、この間の大雪なんか非常に苦情が多いもんですから、せめて何かFMラジオでもいいですけども、今こういう状態で市内はもう除雪が今間に合わない状況でご容赦くださいぐらいの何か放送媒体使ってやってもらうと、私らのとこにも苦情来るんです。市会議員何してんだという話で、市長何してんだという話になるんで。やっぱり市民は、ああ、うちだけじゃなくてこの辺もそうなっているんだという情報があれば何か安心するというか、いつかは来るんだなとなるんでしょうけども、やっぱり何かしらの市民に周知できる方策ってないものかなというふうに考えていただきたいんですけども。  それと、最後に猿害ですが、隊員予定規模106人というのと、それとニホンザル防止対策協議会と別な団体、これ簡単な話なんですけど、別な団体なのかというか、それに加わっている人たちがこの中に何人か、ラップしている人がいらっしゃるのか。非常に担当する人もあっちもこっちもと大変ではないかなと思って、その辺お聞かせください。 ○委員長(宮島信人) 諏訪建築課長。 ◎建築課長(諏訪龍一) ただいまの中村功委員のご質問にお答えいたします。  私どものポスター持ってきていただきまして、本当にありがとうございます。それをいっぱいつくりまして、それこそご指摘の市内はもちろんのこと、市外のほうにもいっぱい配らさせてもらっているところではありますけれども、具体的に申し上げますと、ポスター、チラシ、それとセットでチラシも銀行等とか住宅関連企業のところには配布させていただいておりますが、配布したところは住宅企業、それから不動産会社、市内外の金融機関、それから集客施設、ショッピングセンターだとか空港だとか交通結節地点とかのところ、それから住宅展示場、県外の新発田郷人会等々でございます。おっしゃるように、市内では効果が余りないんじゃないかというようなところでございますが、それは空き家バンクも一応兼ねてのポスターになっておろうかと思います。そのようなこともあって、空き家バンクですと市内の方も対象になりますので、そんなこともありまして市内も、あるいは市内でもいろいろ不動産会社の方とか住宅関連の会社の方ですと、そういったことを知っていただくことによって市外の人にもPR周知を図っていただけるというようなこともありますので、そんなようなことで市内のほうにも掲示をさせてもらっているところであります。  ちなみに、そのほかに3つの民間確認検査機関、確認申請の受け付けの機関ですけども、そういったところへ出向きまして周知の関係やらさせてもらっているとか、住まいのリフォームフェアだとか、あるいは東京のほうににいがた暮らしセミナーということでやっているんですけれども、有楽町でしょうか、新橋でしょうか、交通会館、前年についてはネスパスのほうも行かさせていただいてPRなんかもさせてもらっているところでございます。  それから、確認申請の消費税絡みの件でございます。消費税が今度もし上がることになれば、確認も駆け込み申請というか、そういうのがふえるんじゃないかというようなことですけど、やはりそういったことはあろうかと思います。実際に5%から今回8%に上がったときにも駆け込み需要ということで住宅建てられる方とかいっぱい出てきて、その前年比較すると130%ぐらいに、要は3割ぐらいふえたという実績もございます。でもことしになって逆に反動といいますかが出まして、ことしの今の1月時点の実績ですと前年比69.何%で、逆に3割ぐらい落ちているというふうなことになりますので、今度10%に上がったときどのくらい駆け込み需要があるのかどうかという当たりをちょっと予測がつかない部分はありますが、同じような反動はあろうかと思っています。  以上です。 ○委員長(宮島信人) 波多野用地管財課長。 ◎用地管財課長(波多野智) 未登記解消事業の進捗及び計画についてというご質問でありますが、未登記解消事業は平成23年度から新規事業で取り組ませていただきました。未登記解消は、全市域にまたがる課題で、約1,800筆ほど未登記という状況になっております。権利関係が大変複雑なもんですから、さまざまな理由があり、非常に時間がかかるということで、年次計画を立てながら継続して進めております。平成26年度までの未登記解消は、約1,800筆のうち430筆ほど解消しております。  以上でございます。 ○委員長(宮島信人) 新井田地域整備課長。 ◎地域整備課長(新井田功) 防犯灯の件についてお答えをいたします。  防犯灯の設置の考え方については、今までどおりでございます。ただ、予算規模を上げるということで、どこにでもということではなく、やはり優先順位を持って設置していきたいということでございます。  それから、除雪の苦情でございます。今期につきましては、12月に本当に驚くほど雪に見舞われまして、本当に皆さんのところにも苦情の電話行ったかと思います。ただ、除雪のオペレーターも寝る時間を惜しんで、御飯食べる時間も惜しんでやっております。今現在情報を電話で問い合わせるしかないんですけれども、現実的な方法ではないということであります。かえって除雪の時間のほうを優先させていただきたいということで、何かしらいい方法がないかまた検討したいと考えております。  以上であります。 ○委員長(宮島信人) 中野農林整備課長。 ◎農林整備課長(中野道弘) 松くい虫防除のご質問にまずお答えをいたします。  伐倒駆除するだけで、林地を再生できないのかというふうなご質問だったというふうに思います。胎内市のほうでは、もう植林を始めているというふうな話もございました。おかげさまで新発田市管内の海岸にある、俗に私ども保安林と言っておりますが、保安林については十分胎内市から比べれば残っております。そういうふうなことで、まだそこを植林をするまでには至っていないというふうなところであります。  それから、そのほかの、今の保安林の部分については、県有林であったり、それから財産区の土地だったりいたします。そのほかに民地もございます。そのほかの内陸部の松林につきましては、そのほとんどが民有林でございます。そういうふうなことで、なかなか植林というのは難しいのではないかというふうなところでございます。ただ、紫雲寺地域の方々でNPO組織をいたしまして、みずからの賛同する方々で、面積的には10町歩ほどですが、10ヘクタールほどですが、その中で植林ですとか、それから松葉かきですとか、そういうふうな作業で再生をしていこうというふうな動きがあるようでございます。私どもそういうふうなものについては、できる限りの支援をしていきたいなというふうなことを考えているところであります。  続きまして、猿害対策の関係でございます。猿害対策実施隊106人規模というふうなことで私どものほうで情報提供しておりますが、これは市内の猟友会から実施隊にお世話になれる方というふうなことでご推薦をいただいて、それについて市が任命をするというふうな形になっております。この実施隊につきましては、猿とかイノシシ、特にはぐれ猿などの大型鳥獣から市民の安全ですとか農作物被害の軽減を図るというふうなことで緊急に出動してもらう、市の要請に基づいて出動してもらうというふうなことにしております。この実施隊につきましては、4月1日発足を今準備を進めているところであります。今言ったように、実施隊というのは市の要請に基づいて出動するときは、市の非常勤職員になるわけでございます。そういうことで、活動時については身分なども保障されるというふうな仕組みになっております。  このほかに、市には新発田市ニホンザル被害防止対策協議会というのがございます。この中でもこのニホンザル防止対策協議会につきましては、国の補助金などをもらいまして、電気柵の設置ですとか、それから猿追いの専門員ですとか、それからいろんな緩衝帯の整備ですとか、いろいろな事業を実施をしているところでございます。あっちもこっちもというふうなことでご心配をかけているようでございますが、私ども予算的にはこういうふうになっておりますが、一体的に実施をしているというふうなことでご理解を願いたいというふうに思います。  以上でございます。 ○委員長(宮島信人) 三田村下水道課長。 ◎下水道課長(三田村明彦) 中村委員のご質問でありますけども、合併浄化槽の補助の取り扱いと今後具体的に言えば蔵光処理区の下水道についての見直しについてのご質問でありますけども、1つは平成21年度に当市の下水道構想の見直しをしてございます。これについては、委員もご承知のとおり人口減少、高齢化社会に備えて下水道を取り巻く状況が非常に変わったということで基本構想の見直しをさせていただきました。その際に、合併浄化槽エリアと農業集落排水エリアをはっきり区分をさせていただいてございます。その中で、蔵光地区については今までどおり農業集落排水事業でということで、住民の方とお話をした中でそのように区別をさせていただいた経緯がございます。その中で、農業集落排水エリアでの浄化槽の補助の対応については、個別の対応はなかなか難しいというふうな状況にございます。  今後の見直し等はあるのかということでございますけども、国では3省連携で国土交通省、農林水産省、合併浄化槽の環境省、この3省で国のほうは今後下水道については建設の時代から維持管理の時代に移るということから、10年で終わるような、概成しなさいというふうな指示が来てございます。そんな中で、新潟県初め国のほうからもその見直し等をやるように、そのアクションプランを立てなさいということで来年度から立てるわけでございますけど、その見直しの中で住民と協議をしながら、蔵光処理区の皆様方と協議をしながら見直し等を含めて検討してまいりたいと思いますんで、よろしくお願いいたします。できれば委員のほうから窓口になっていただければありがたいなと思ってございますんで、よろしくお願いいたします。 ○委員長(宮島信人) ほかに。  大沼副委員長。 ◆委員(大沼長栄) 今後市長総括ありますので、1点だけお伺いします。  先ほど都市整備課では県立病院跡地、これ2億7,000万というと本格の工事になると思うんですが、この中でおととい私も仮にここもちょっと利用したほういいんでないかというようなことで、あくまでも仮だったんですけども、資料館の関係。これは前の請願でも市長は27年度以降に考えていくんだというふうなこと言われていましたけども、その辺この防災、多分これ防災公園で整備すると思うんですが、その場合そういうものを建てることはできるか、それからそういうレイアウト的なそういうことも今加味しているか。これは、私も市長はそういうふうな前答弁していましたんで、市長総括でも聞いてみたいと思うんですが、その辺可能かどうかだけひとつお願いしたいと思います。 ○委員長(宮島信人) 倉島都市整備課長。
    ◎都市整備課長(倉島隆夫) 大沼副委員長のご質問にお答えをいたします。  資料館、物産館的なものということで、まだ直接的な指示はいただいておりませんけども、市長からも資料館はじっくり考えるというふうな部分の話も聞いておりますので、27年度以降というふうな話が出たかもしれませんけども、一応レイアウト的には今の特養の、二の丸の手前側の整備ということで考えております。配置につきましては、大きさにもよりますけれども、駐車場の部分だとか、あとは便益施設、トイレ、あずまやの部分で一部空地がございますんで、その辺に建てられるのかどうかというふうなものが1点と、あとは辰巳櫓の脇に臨時の駐車場になっておりますけども、もとの官舎があったところでございますけども、その辺の用地の部分で対応できるのかどうか。いろんな考え方があると思いますので、その辺はまた今の計画をもとにどの辺に建てられるのか、指示なり検討なりをしていくだろうというふうに思っております。  以上でございます。           〔「可能だということですね、用途としては」と呼ぶ者あり〕 ◎都市整備課長(倉島隆夫) 用途的には可能でございます。 ○委員長(宮島信人) 質疑がないようでありますので、本案に対する経済建設常任委員会所管分の質疑は、これをもって終結いたします。  この際、4時40分まで休憩いたします。           午後 4時02分  休 憩...