産業企画課長 大 西 博 紀
観光振興課長 山 口 恵 子
農水振興課長 川 瀬 孝 男
農林整備課長 中 野 道 弘
農業委員会事務局長 斎 藤 耕 衛
地域整備課長 新 井 田 功
都市整備課長 倉 島 隆 夫
建築課長 諏 訪 龍 一
用地管財課長 波 多 野 智
下水道課長 三 田 村 明 彦
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〇事務局職員出席者
局長 白 田 久 由
主任 榎 本 康 彦
午前10時00分 開 会
○委員長(宮島信人) おはようございます。それでは、全員出席ですので、ただいまから4日目の
一般会計予算審査特別委員会を開会いたします。
本日の予算審査特別委員会の説明資料の提出がありました。お手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
また、本日
経済建設常任委員会所管分の審査終了後に、市長総括質疑を予定しております。円滑な議事進行にご協力をお願いいたします。
なお、この市長総括質疑においては、これまでの質疑において十分に煮詰まっていない部分のみの質疑となりますので、ご承知おきください。
説明員の皆さんに申し上げます。説明に当たっては歳出、歳入の順とし、軽易な事項は省略し、重要事項のみ簡潔、明瞭に説明願います。
説明順序は、委員会条例第2条の表に掲げるとおりとし、担当課長等から順次説明を願います。
大西産業企画課長。
◎産業企画課長(大西博紀) おはようございます。それでは、議第125号 平成27年度新発田市一般会計予算議定についてのうち、産業企画課所管分の主なものについてご説明を申し上げます。
初めに、歳出であります。お手元の一般会計予算書の186、187ページをお開きください。5款1項1目労働諸費、説明欄一番上の丸印、サン・ワークしばた管理運営事業は、五十公野公園にございますサン・ワークしばたの管理運営にかかわる経費であります。
次の新潟県
労働者信用基金協会出資事業は、労働者の方々が各種融資を受ける際に信用保証を行ってもらうための協会への出捐金であります。
次の
住宅建設資金貸付事業は、市内に住宅の新築、増改築、修繕または購入をしようとする方で自己資金の不足する方に対し、低利な資金のあっせんを行い、資金調達の円滑化を図るための預託金でございます。
次の
労働金庫特別預託事業は、勤労者の必要資金貸し付けのための新潟県労働金庫への預託金でございます。
次の
勤労者福祉サービスセンター支援事業は、市内中小企業などで働く方々の福利厚生事業が安定的に継続できるよう、公益財団法人新発田市
勤労者福祉サービスセンターに対して事業費の一部を補助するものであります。
次に、下から3つ目の丸印、雇用対策推進事業は、ハローワーク新発田及び新発田商工会議所と連携をいたしまして、まちの駅内に設置をしてございます就業支援施設であるはつらつ仕事館におきまして、中高年齢者、女性への情報提供や就業支援セミナーの開催、高校生、大学生に向けた
インターンシップマッチング事業を委託実施するものであります。
次の若者就労支援事業は、若い世代のニートや引きこもりなどで就労が困難な若者たちに対し、支援活動を行っております
下越地域若者サポートステーションにおきまして、就労相談、セミナー、ジョブトレーニング等の事業を委託し、若者の就労支援の拡充強化を図るものでございます。なお、委託先につきましては、今年度と同様に
企業組合労協センター事業団でございます。
次に、210、211ページをお開きください。7款1項1目商工総務費、説明欄上から3つ目の丸印、
日本貿易振興機構参画事業は、同機構への参画負担金、次の
中小企業等振興審議会運営事業は、審議会開催に要する報酬等でございます。次の商工総務費は、当課におきます事務運営経費でございます。
次に、最下段、7款1項2目商工業振興費、説明欄最下段の丸印、地場産
農産物等加工技術研究事業は、市内生産者や食品加工事業者、学校、専門機関並びに商工会議所等で構成をされます新発田市
農産物等加工技術研究協議会に対し、地場産農産物の加工技術開発及び加工品開発、加工品販売に取り組む事業への負担金でございます。
めくっていただきまして、212、213ページをお開きください。説明欄最上段の丸印、
新発田堀部安兵衛討ち入りそばまつり開催参画事業は、そばを活用した新産業の創造、交流人口の増加、地域間の連携強化を目的に開催をするための負担金でございます。
次の女性起業家支援事業は、女性起業家を育成するためのセミナーや各種講座にかかわる講師謝礼や委託料が主なものでございます。
次の
工業団地指導管理事業は、市内にございます工業団地の分譲地及び公共部分の維持管理に要する除草等の手数料、修繕料、下水道負担金並びに食品工業団地におきます排水路負担金が主なものでございます。
次の
工業団地誘致促進事業は、企業誘致促進活動や優遇策の検討及び誘致先把握のために、主に食品産業に分類されます企業情報データベースの購入費、そして西部工業団地に進出した企業の制度融資の利用に対する金融機関への預託金が主なものでございます。
次の
中小事業者支援アドバイザー事業は、起業や創業、転業を志す方を対象といたしました専門家による相談会の開催にかかわる委託料でございます。
次の
中小企業団体共同施設等資金貸付事業は、岡田にございます食品工業団地の排水浄化施設設置にかかわります28年までの長期借入金残高に対する預託金でございます。
次の商工振興制度融資・支援事業は、市内中小企業者の資金調達の円滑化や経営安定を図るため、中小企業者が融資を受ける際に保証を行う県信用保証協会への保証料補給金に加え、8本の制度融資利用などに対する金融機関への預託金でございます。なお、震災や円高の影響によります景気の低迷から、24年度に市制度融資を利用した際の県信用保証協会への保証料補給率を臨時的に引き上げ改定をいたしまして、中小企業等への支援を強化したところでございますけれども、景気回復の兆しは見えつつあるものの、当市においてはまだまだ回復まで至っていないという状況であることから、引き続き27年度も同様の保証料補給率で中小企業等の資金繰りの円滑化の支援を図りたいというものでございます。
次の
中小企業団体事業資金貸付事業は、市内商店会等5団体への共済互助資金の貸付金でございます。
次の商工会支援事業は、豊浦、紫雲寺、加治川の3商工会に対する事業補助金でございます。
次の新発田市
商工観光振興協議会運営支援事業は、同協議会を通じて商店会等が実施をいたします企画事業を支援するために協議会に交付する事業補助金であります。
次に、最下段の丸印、
新発田ブランド認証制度推進事業は、新発田ならではの魅力あふれる商品を新発田ブランドとして認証し、ブランドの確立と販路拡大を図り、新発田のイメージアップにつなげるために、25年度に制度を設置したものでございまして、認証審査会の開催経費が主なものでございます。
めくっていただきまして、214、215ページをお願いいたします。説明欄一番上の丸印、
紫雲寺風力発電指導事業は、施設見学者等への資料作成にかかわる経費でございます。
次の新エネルギー推進事業は、平成25年3月に策定をいたしました新発田市新エネルギービジョンをもとに、各分野において協議を行うための有識者や関係機関で構成いたします協議会の開催に係る経費でございます。
次の
地方産業育成資金償還事業は、同資金の預託金の2分の1が県からの貸付金でございますことから、それを県に償還するものでございます。
次に、222、223ページをお開きください。7款1項4目
中心市街地活性化推進費、説明欄一番下の丸印、
中心市街地活性化事業奨励支援事業は、中心市街地の空き店舗等へ出店される事業者の方々に対し、改装費や家賃等の一部を助成する助成金でございます。
めくっていただきまして、224、225ページをお開きください。説明欄の最上段の丸印、
空き店舗出店促進モデル事業は、中心市街地の空き店舗を活用し、空き店舗へ出店をする創業意欲のある方に実践訓練の場を提供しながら育成を図るため、チャレンジショップパレットの設置、運営に係る委託料でございます。
次の
札の辻広場活用計画推進事業は、市の新庁舎を拠点といたしました中心市街地のにぎわい創出のために、札の辻広場を活用した活性化策を検討しながら、試行実施を行っていくための負担金でございます。
次の城下町しばた
全国雑煮合戦開催参画事業は、市街地のにぎわい創出を図るために、新発田商工会議所の青年部が主催をし、例年開催を行っております同事業に対する負担金であります。
次の
中心市街地活性化推進事業は、写真の町シバタや中心市街地で軽トラを店舗に見立てて農産品等を販売いたします軽トラ市の開催、100円商店街の開催にかかわります負担金、それから
阿賀北ロマン賞開催事業の負担金であります。
次の
地域交流センター管理運営事業は、中心市街地のにぎわい創出や地域間の交流促進を図るための施設でございます地域交流センターの管理運営にかかわる経費でございます。
次に、258、259ページをお開きください。9款1項4目防災費、説明欄下から2つ目の丸印でございます災害対策事業は、東日本大震災の原発事故によります放射能等の影響によりまして、海水浴などが制限をされている福島県内の子供たちを対象といたしまして、夏休み期間中2泊3日の臨海学校を当市で開催するための経費でございます。なお、本事業は来年度、平成27年度で第5回目となることとなっております。
歳出は以上でございます。
次に、歳入であります。32ページ、33ページをお開きください。16款1項4目1節労働使用料、説明欄、サン・ワークしばた使用料は、サン・ワークしばたの施設利用料でございます。
次に、16款1項6目1節商工使用料、説明欄最下段の丸印、露店使用料及び次ページの最初の丸印、
地域交流センター使用料、その次、
地域交流センター駐車場使用料は、
常設露店出店者使用料及び
地域交流センター施設、駐車場の使用料でございます。
次に、54、55ページをお開きください。18款2項4目1節労働費県補助金、上から4つ目の丸印でございますが、
緊急雇用創出事業臨時特例県交付金は、歳出でご説明をいたしました若者就労支援事業の事業委託と、高齢福祉課が所管いたします緊急雇用創出事業に対する県補助金でありまして、産業企画課が窓口となり、一括でお受けをするものであります。なお、補助率につきましては10分の10でございます。
次に、58、59ページをお開きください。18款4項1目1節
地方産業育成資金貸付金、説明欄、
地方産業育成資金県貸付金は、同資金に対する県からの貸付金でございます。
次に、60、61ページをお開きください。21款2項1目1節基金繰入金、下から3つ目の丸印、
中心市街地活性化基金繰入金は、歳出でご説明をいたしました
中心市街地活性化事業奨励支援事業にかかわります基金からの繰入金でございます。
次に、62、63ページをお開きください。23款3項1目2節
労働費貸付金元利収入と4節
商工費貸付金元利収入と、めくっていただきまして64、65ページの2目1節
地方産業育成資金貸付金元利収入は、それぞれ歳出でご説明をいたしました各種貸付金等の預託金及び貸付金の戻り分を計上をさせていただいているものでございます。
次に、68、69ページをお開き願います。23款5項3目18節産業企画課雑入は、サン・ワークしばた及び地域交流センターにおけます外部委託事業者からの光熱水費の負担分及び各種融資制度の繰上償還に伴います県信用保証協会からの保証料補給金の返戻金が主なものでございます。
以上が産業企画課所管分であります。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
○委員長(宮島信人) 山口観光振興課長。
◎観光振興課長(山口恵子) おはようございます。議第125号 平成27年度新発田市一般会計予算議定のうち、観光振興課所管分についてご説明申し上げます。
初めに、歳出についてご説明いたします。214、215ページをお開き願います。7款1項3目観光費、説明欄一番上の丸印、
蕗谷虹児記念館管理運営事業から、ページをはぐっていただきまして216、217ページ、上から2つ目の丸印、
カリオンパーク管理運営事業につきましては、それぞれの観光施設の維持管理、施設運営に要する費用であります。
次の丸印、カリオン文化館・
カリオンホール管理運営事業は、維持管理、施設運営に要する費用に加え、施設補修工事費については、老朽化いたしております空調設備の入れかえ工事を予定しているものであります。
次の丸印、紫雲の郷館管理運営事業は、株式会社紫雲寺記念館に対する指定管理委託料のほか、脱衣室、空調機改修工事にかかわる実施設計委託料と、同工事費並びに2カ所の浴室の出入り口の改修に要する工事費であります。
次の丸印、
海水浴場管理運営事業は、海水浴客が安心安全に楽しめるよう、管理体制を強化し、適正な維持管理を行うため、安全対策協議会への負担金を増額するものであります。
ページをはぐっていただきまして、218、219ページ、1つ目の丸印は、平成27年度より指定管理者制度を導入し、一体的に管理を行いますふれあいセンター桜館、農畜産物販売所やまざくらについて、道の駅加治川施設管理組合に対する指定管理委託料であります。
次の丸印、
山岳施設維持管理運営事業については、平成27年度に再開を予定しております湯の平関連の経費を施設維持管理委託料並びに施設整備工事費等に計上しております。施設整備工事といたしましては、登山道復旧のための迂回路工事や、女風呂の改修を行うものであります。また、二王子岳につきましても、施設管理委託料に登山道並びに一王子避難小屋の修繕に必要な資材をヘリで荷揚げする費用を計上し、登山道入り口にありますトイレの改修工事などにつきましては、2款1項10目15節
公共施設維持管理事業で対応することとしております。
次に、3つ飛んだ丸印、市島邸管理運営事業と、次の
月岡温泉足湯施設維持管理事業につきましては、施設の維持管理に要する費用であります。
ページをはぐっていただきまして、220、221ページ、最初の丸印、新潟県
国際観光テーマ地区推進協議会参画事業から、8番目の丸印、しばたっ子台輪運営事業につきましては、それぞれの事業を実施する団体や実行委員会に対する補助金または負担金でございます。
次の丸印、観光施設整備事業につきましては、インバウンドによる外国人観光客の受け入れ態勢を整えていくために、平成26年度から年次的に整備を進めておりますトイレの洋式化に加え、外国人ニーズの高いワイファイ環境整備に要する経費です。また、道の駅桜館に併設されております公園内の遊具が老朽化しておりますことから、その解体撤去費と、新たな誘客に向けたドックランの整備工事に要する費用が主なものであります。
次の丸印、市島邸活用事業については、早稲田大学との連携により各種企画展や講演会などを通じて活用事業を行うものであり、市島邸の新たな魅力づくりと施設利活用を一層進めるために実施するものであります。
次の丸印、
月岡温泉環境整備事業は、月岡温泉街の魅力向上のため、市道の美装化並びに街路灯のつけかえ工事を年次的に継続実施しているものであります。
次の丸印、月岡温泉支援事業は、月岡温泉観光協会が実施する誘客と観光PR、商業物産等の振興策を支援するとともに、源泉の維持管理に必要な基金積み立てに対する補助であります。
1つ飛びまして、新発田市首都圏誘客促進協議会参画事業は、首都圏及び関西圏からの誘客を積極的に促すため、大手旅行代理店等との企画商談会に参加したり、市内回遊事業を実施し、誘客促進、交流人口増加を目指すための負担金であります。
次の丸印、月岡温泉開湯100年祭参画事業は、平成25年度から3カ年にわたって実施をしております同実行委員会への負担金であります。平成27年度は事業最終年度となりますことから、これからの100年に向けて新たな魅力づくりを目指し、温泉街をあんどんで彩るあかりプロジェクトや、新潟市の事業者を温泉街の空き店舗に誘致し、新潟、新発田の特産品等を販売する新店舗をオープンさせるなど、新たなにぎわいづくりに取り組むものであります。
次の丸印、
コンベンション開催支援事業は、宿泊、飲食など経済波及効果の大きい全国並びに北信越規模の各種会議やスポーツ大会等の開催に対して支援を行い、当市への積極的なコンベンションの誘致を図るための補助金であります。
次に、222、223ページをお開きください。最初の丸印、
蕗谷虹児記念館活用事業は、まちなか美術館としての活用を進め、誘客促進、魅力向上を図るため、ことし5月にフランスパリで開催を予定しております蕗谷虹児企画展の終了後、帰国凱旋展として蕗谷虹児記念館でも同企画展を行い、来場者の増加を図るものであります。
次の
カリオン文化館活用事業は、外国人観光客に対応すべく解説文などに英語表記を併記したり、貯蔵品等の企画展や刀の手入れ体験事業など、実施に新たに取り組むことで誘客促進を図るものでございます。
次の丸印、新発田市観光協会支援事業につきましては、市内全域への観光誘客、物産振興を積極的に図り、観光振興による経済活性化や交流人口増加など、波及効果を創出できる組織運営、イベント開催等に必要な経費を支援するものでございます。
次の丸印、旧
県知事公舎記念館活用事業は、食の迎賓館として新発田の旬の食を堪能する場所として施設の貸し出しを行うとともに、四季を通じたイベントの開催により、利用者数の向上を目指すものであります。
次の丸印、インバウンド誘客促進協議会参画事業は、平成27年度をインバウンド元年と位置づけ、英語パンフレットの作成や、AR(オーギュメントリアリティ)、いわゆる拡張現実機能を活用し、当市の動画や観光パンフレットの画像に英語等の字幕を入れた画像、映像情報の提供を行うものであります。また、在住外国人の皆様と連携してニーズ調査を行い、外国人が求める観光資源の磨き上げと受け入れ態勢の確立を図ってまいりたいと存じます。インバウンド誘致につきましては、台湾、香港、アセアン諸国、さらに新潟中国総領事館から直接ご紹介をいただきました中国湖南省チン州市などにプロモーション活動を行うためのトップセールス費用等を負担するものであります。
次の丸印、しばたんバス運行事業は、平成26年度より首都圏、関西圏からの誘客促進の手段として、また市主催の各種イベントに参加する市民等の2次交通手段として、新発田市観光協会に業務委託しているものであります。新潟駅、新潟空港、佐渡汽船からの送迎はもとより、阿賀野市、胎内市と連携して広域圏での運行や、月岡温泉や市内各地域への回遊を促すことを目的としております。また、現在準備を進めておりますプレミアム宿泊旅行券としばたん観光バスを組み合わせ、新潟空港、佐渡汽船からの送迎や市内の周遊観光、さらに昼食が全てセットになり楽しんでいただけるしばたん観光バスの強味を直接アピールするため、来週23、24日に関西の旅行社に当課職員等が訪問をさせていただき、北陸新幹線や佐渡観光と組み合わせたツアーの実施に向けた具体的な打ち合わせをさせていただく予定となっております。
次の丸印、
フィルムコミッション推進事業は、映画、ドラマなどのロケ関係者が求める特徴的な施設、景観、自然などに関する画像情報の発信や、昨年7月に設立いたしました新発田市
フィルムコミッション協議会が実施する施設利用の支援や、地元飲食部会と連携して行う地場産食材を使ったケータリング提供、エキストラ募集業務などのメニューをアピールするための専用ホームページを開設するものであります。
次の丸印、市民観光啓発事業は、昨年10月のしばた未来議会において複数の中学生議員よりもっと新発田を知る機会が欲しいとの強いご要望を受けましたことから、市民を初め小中学校の児童生徒の授業として、また市内企業の社員研修などの機会を利用して、しばたんバスを活用し、市内の観光ルートをめぐるツアーを実施したり、出前授業を行うことを通じて新発田市の観光に対する理解と知識を深めていただくものであります。
次に、224、225ページをお開き願います。7款1項4目
中心市街地活性化推進費、説明欄下から2番目の丸印、寺町たまり駅管理運営事業は、指定管理者への委託料や駐車場用地の借上料であります。
次の丸印、
台輪展示館管理運営事業は、諏訪町たまり駅、中央町たまり駅の管理運営にかかわる委託料や光熱水費、建物の借上料が主なものであります。
次に、234、235ページをお開き願います。8款2項3目除雪費、説明欄中ほどの5つ目の丸印、行政管理等に要する一般経費の除雪費につきましては、観光施設の除雪にかかわる作業員賃金及び委託料であります。
歳出は以上でございます。
次に、歳入をご説明いたします。32ページ、33ページをお開き願います。16款1項1目1節行政財産使用料、説明欄中ほどの丸印、電柱敷地等使用料並びにその下の観光施設敷地使用料ほかは、当課が所管する行政財産の使用料であります。
次に、34ページ、35ページをお開き願います。16款1項6目1節商工使用料、説明欄上から3つ目の丸印、露店使用料から一番下の丸印、
カリオン文化館等使用料までは露店出店者の使用料やそれぞれ観光施設の入館料及び施設使用料であります。
次に、42ページ、43ページをお開き願います。17款2項5目3節都市計画費国庫補助金は、平成27年度より
社会資本整備総合国庫交付金の補助メニューであります街なみ環境整備事業に申請を行い、先ほど歳出でご説明いたしました月岡温泉で進めております道路の美装化、街路灯整備など
月岡温泉環境整備事業の財源に充てるものでございます。補助率2分の1で1,500万円を計上させていただいております。
次に、68、69ページをお開き願います。23款5項3目19節観光振興課雑入、説明欄最初の丸印、あやめの湯自動販売機電気料から下から3つ目の丸印、蕗谷虹児記念館物品販売収入につきましては当課所管の観光施設等の電気使用料、手数料、入居料などであります。
次の丸印、自治体国際化協会助成金につきましては、歳出でご説明いたしました外国人誘客のためのインバウンド誘客促進参画事業並びに観光施設のワイファイ環境の整備に要する費用の財源とするため、自治体国際化協会のインバウンド支援事業助成金に申請するものであります。助成率2分の1で222万円を計上いたしております。
以上が観光振興課所管分であります。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
◎観光振興課長(山口恵子) 小柳委員のしばたん観光バスの運行業務についての追加説明をさせていただきたいと思います。
本業務につきましては、平成26年4月1日付で新発田市と一般社団法人新発田市観光協会が業務委託契約書を取り交わしている業務となっております。この業務の中につきましては、第9条でバス運行等ということで、「受託者は、委託者から要請があった事業について、無償で運行する場合があることとする。」という条項を記載をしておりますし、さらに業務委託仕様書におきましては、「市内各地域の魅力を発信するため、定期観光バス形式での運行を実施する。なお、市及び観光協会主催事業並びに共催事業について、定期観光バス形式以外で運行する場合があることとする。この場合、運行形式・経費などの詳細については、委託者と受託者が協議のうえ、決めることとする。」というふうに記載をさせていただき、平成26年4月1日付で業務委託契約を締結しているものであります。目的外使用に当たるというふうには認識をしておりません。
以上でございます。
○委員長(宮島信人) 小柳委員。
◆委員(小柳肇) この定期観光バスの運行というのは、俗に言う通常型の午前、午後で出しているものが通常型であって、市長の答弁によると、それ以外の定期観光バス、つまり定期的なルート以外のものというのは、例えば大峰山のツアーであったりとか、そういうことを想定しているというような話です。ですから、私も全てが問題だと言っているんではなくて、だから例えば新発田の何かスイーツをめぐる旅であったりとか、それは臨時にやるものだから、これはセーフですよね。全然大いにやっていただいて結構だと思うんですが、私が問題にしているのは、要は無料で例えば月岡温泉開湯100年のときに200人の人間が集まったということで上乗せしている。きょうは、無料で市民をイベントに送迎するための事業も含まれるということをさらっと入れましたけど、これ昨年度、私全部で8回ぐらい答弁あったんですけど、一つもそういうことは出てこないわけです。全てあくまでよそから来る観光客の二次交通を確保するためなんだと。当然その中には、定番の定期観光のものとプラス臨時で出すものがあると、これは確かに書いてあります。だけど、そのイベントの送迎するというのは、本来イベントを運営する経費の中で見るべき予算であって、しばたん観光バスでやるものはないわけじゃないですか。それからもう一点が団体に対する運行の支出です。つまり極端な話、これが認められれば私の所属している、例えばじゃ何とかというボランティア団体でどこか旅行行くというときも使っていいんですよという話になっちゃって、これはただ当然旅行業の免許取っているわけだからいいですよ、収益事業があったとしても。だけど、しばたん観光バスの予算からそれを補填するのは、これはだめですよ。これは違うんじゃないですか。この2点について、目的外使用だというふうに私は指摘しているんです。
○委員長(宮島信人) 山口観光振興課長。
◎観光振興課長(山口恵子) ただいまの委員のご質問にお答えをしたいと思います。
1つ目の市のイベント行事等で臨時的に市民を運ぶために使うのは、二次交通に当たらないのではないかというようなご指摘だと思うんですけれども、今回今例示を挙げていただきました月岡温泉開湯100年については、議会の皆様もそうですし、市民を挙げて全体として市の観光資源である月岡温泉を大いに盛り上げようということでございました。ただし、例えば加治川、それから紫雲寺、または山間部の皆さんについては、二次交通もないところもあるということで、ぜひとも小林幸子さんが参加する開湯100年記念事業出たいんだという市民からのご要請もたくさんあることから、私どものほうで加治川支所、それから紫雲寺支所等々、各地域を回らせていただく形で200名の方の市民の参加を募集、観光協会を通じていただいたものであります。
なお、この事業につきましては、午前中に月岡温泉にお入りをいただき、昼食やお土産品、相当この200名の皆様にお買い上げをいただき、無償では運行しておりますが、経済波及効果としては私どもが望む観光客による地域経済の活性化というところにも寄与しているというふうに認識をしております。
また、そのほかの団体に対して運行しているものについてはどうだというご指摘でありますが、団体というのがどういうふうな形か、ちょっと今のご質問ではわかりかねる部分もありましたけれども、2種類あったかというふうに私ども思っております。1つは、観光協会が事務局を持っております観光ガイドボランティア協会の旅行に関する運行ということではないかというふうに思っておるのですが、これは先ほど私どもが契約を結んでおりました仕様書の中にも観光協会が直接実施をする事業の中で、必要のあるものについては協議をしましょうということでお話し合いをしております。この観光ガイドボランティア協会の皆さんにつきましては、しばたん観光バスの添乗ガイド、または新発田城でのガイドをしていただくという大変重要な役割を担っていただいている皆さんであり、その研修事業に対して運行するということであれば、観光協会の業務として適切であろうということで了解をしたものであります。
また、そのほかにも千葉県浦安市のほうから新発田の台輪をぜひ浦安フェスティバルに持ってきてほしいというご依頼をいただきまして、こちらについては浦安市のほうからも参加費として100万円程度の負担金を頂戴する等々しながら、市観光協会、それから依頼団体もそれぞれ負担をしながら、より効果的に市外に観光PRをする事業として運行適切というふうに考えておるものであります。
なお、少し誤解があるようなのでお話をしておきたいんですけれども、運行費500万というのはあくまでも先ほど申し上げました使用の範囲でありまして、手配型の旅行につきましては、この500万の運行費、委託料は一切充当されておりません。逆に言うと、現在観光協会として契約をしておりますバス事業者、これ観光協会の全て会員でありますが、6社ありますけれども、26年度の観光バスの使用原価としてお支払いしている金額は720万程度に上っております。ということは、私どもの運行委託料だけでは到底足りないわけでありますので、きちんと手配型、それから私どもからの業務委託のものについては区分けをして運行しているというふうに認識しております。
以上であります。
〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕
○委員長(宮島信人) 渡部良一委員。
◆委員(渡部良一) 今の議論を聞いていても、まず必要な資料がないと理解できないということがありますから、今課長が言っておりますしばたん観光バスにかかわる業務委託契約ですか、それからまたそれに付随をする仕様書ですか、それが中身がどういう状況になっているのかということが必要だと思いますので、それはちょうど休憩に入りますから、可能な限り資料、そしてしばたん観光バスの利用者の実績、これ資料ありますか、ということ。それから、願わくば小柳委員のほうも大分調べておられますから、そういった部分の資料も全員に配付をいただきたいと。そのことを踏まえた上で、午後再開の中で再開いただきたいというふうに思いますけど、いかがでしょうか。
○委員長(宮島信人) 今渡部委員から資料提出という話はあったわけでありますけども、これでよろしいですか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(宮島信人) それでは、暫時1時まで休憩します。
午前11時57分 休 憩
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午後 1時00分 開 議
○委員長(宮島信人) 休憩を閉じ、会議を再開します。
ただいま担当課から資料を配付されましたので、説明願います。
山口観光振興課長。
◎観光振興課長(山口恵子) 午前中にご要請をいただきました関係資料を各委員のお手元にお配りしたところであります。資料1としましては、新発田市しばたんバス運行業務委託契約書ということでございます。こちらにつきましては、先ほど申し上げましたとおり、新発田市と一般社団法人新発田市観光協会との契約書ということでございます。この中で第9条、バス運行等についての2項に私ども先ほど口頭でご説明を申し上げました「受託者は、委託者から要請があった事業について、無償で運行する場合があることとする。」という記載をさせていただいているものであります。
はぐっていただきまして、一番最終ページに詳細な業務委託仕様書をおつけをしております。業務内容につきましては、そちらに記載をしておりますとおり、「市内各地域の魅力を発信するため、定期観光バス形式で運行を実施する。なお、市及び観光協会主催事業並びに共催事業について、定期観光バス形式以外で運行する場合があるとする。この場合、運行形式・経費などの詳細については、委託者と受託者が協議のうえ、決めることとする。」というふうに明記をしております。詳細については、お手元の資料のとおりであります。
もう一つの資料といたしましては、以前に各委員の皆様にお配りをしておりましたA4の資料で、各日にちごとの集計をかけさせていただいたものを一覧表にしたものが今配付をさせていただいたA3の資料でございます。この中でそれぞれ運行の人数等をご記載を申し上げておりますし、観光バスプランについては、定番の観光バスプラン、季節募集着地型プラン、手配型プラン、市または観光協会主催プランということで、それぞれ項目分けをさせていただいているところであります。運行会社別の支払い金額は記載のとおりであります。なお、今年度の総収益についても、記載のとおりであります。
以上でございます。
○委員長(宮島信人) 小柳委員からの資料が届いておりますので、配付いたします。
〔資料配付〕
○委員長(宮島信人) 小柳肇委員。
◆委員(小柳肇) 資料の説明なんですが、最初のこの細かい定期観光プランがだっと書いてあるものがあるんですが、これについては今ほど山口課長のほうから提示があったこの横長の一番上の1番の定期観光バスプランAM、PMと書いてあるんですが、ここの部分にちょっと2人ほど違いますけど、ほぼ該当します。つまり俗に言う市長が新発田版はとバスだと言っていた本来の趣旨であるものだと思うんで、この1番がこのものの内容なので、これはほぼ一致だと思いますので、よしとしてください。
もう一枚のほうが3月までのデータもらったのが月曜日にいただいたんで間に合わなくて、集計が。11月の分までの速報で集計してあるんですが、これについて私なりに分析をして、要は目的外使用と思われるものの怪しいものをちょっと拾ってみたんです。ただし、上のほうの加治川桃源郷とか、大峰山プランというのは、先ほど言いました定期観光からちょっと外れた俗に言う定期観光バスの臨時版だというふうなことで、これについては問題は私はないと思っています。問題なのが右のほうの備考欄のとこに手配旅行じゃないかとか、それから人集めの動員ではないかという、この辺が目的外使用に該当するんではないかということで、ちょっとチェックをさせてもらったものがこの右の備考欄、特に記載のないのは余り問題がないんではないかなというふうに思いまして、この民業圧迫、それから手配旅行、動員、この辺をちょっと見ていただくと、ここが問題の箇所だと思います。
○委員長(宮島信人) 山口観光振興課長。
◎観光振興課長(山口恵子) 今の提出された資料に対しての、ではご答弁をさせていただければよろしいということでございましょうか。
○委員長(宮島信人) ほかに意見ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(宮島信人) じゃ、いいですね。
〔「休憩して」と呼ぶ者あり〕
○委員長(宮島信人) 休憩します。
午後 1時06分 休 憩
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午後 1時07分 開 議
○委員長(宮島信人) 休憩を閉じ、会議を再開します。
何を聞きたいのか、論点を絞ってください。
小柳肇委員。
◆委員(小柳肇) なので、こちらの横長の観光振興課から提示のあったこの資料に基づいてなんですが、区分ごとに1番からずっと36番まで、上のほうのしばたんバスプラン別人数の集計が、小計が出ておりますので、1番についてはこれは市長が最もやると、収支が合わないんだけど、これはやらなきゃだめだと言っていた最も趣旨に当たる分、これ1番については問題ございません。2番、3番、4番と6番、それから8、9、10、11、12までと13を除く18まで、要は季節募集着地型のツアーというやつです。要は、臨時便と言われるものなんですが、これについても今回課長からお話があったとおり、臨時でやることができるというものなので、これについても問題全くないと思います。問題なのが5番、7番、それから19番から35番までが私は問題だと思うものなんです。それで、特にこの5番の市依頼のものについてなんですが、これは先ほど言いましたイベントのときの市民を動員する、つまり市外のお客様から発信するということではなくて、あくまで市内の市民に対してイベントに頭数を集めたり、動員をするための足を確保するというので、市長がそもそも目的とした市外から来る観光客の2次交通のためのものではないというふうに思いますので、この5番の市依頼のものについては違うと。7番も同じ理由です。それから、19番から団体依頼というのが入っているんですけど、団体依頼、団体手配。団体手配についても基本的に収入が支出を上回っているもの、つまりお客さんからいただいた会費よりもかかった経費が少ないものについては、これは問題ないと思うんです。収益事業がないと協会自体も厳しいでしょうから、これも許されると思います。問題なのは、団体依頼のうち要はいただいた売り上げよりも経費がかさんでいるもの、つまりしばたん観光バスの委託経費の中から補填をしているものがまざっているというのが、これが第2の問題だというふうに思います。これが19からずっと見ていただくとわかるんですが、34番の中に点在しているということで、特に中央町5丁目とか、自衛隊の女性協会だったりとか、要は俗に言う一般団体において、経費が下回るものはいいですが、経費の補填をされているものについては、これは予算の目的外使用に当たるというふうに思いますので、これについて今年度予算をつける以上、何かしらの制約が必要だというふうに私は考えます。
○委員長(宮島信人) 山口観光振興課長。
◎観光振興課長(山口恵子) ただいまの委員のご質問にお答え申し上げます。
5番、7番の月岡温泉開湯100年、あやめサミットにつきましては、先ほども私ご答弁をさせていただいたんですが、市民も一面をかえれば、市の観光資源を回遊いただく、またはご利用いただく観光客という側面もございますので、こういった機会を通じて、ただ単にイベントだけではなく、周辺の観光施設にもこの日は皆様ご乗車された方ご案内を申し上げておりますので、ある意味団体貸し切りの周遊観光バスというような形での運行を市主催のものとして運行をお願いしたというふうに認識をしております。
先ほどご指摘のありました19番からのものについては、個別でお答えするというよりも、総体的にお答えを申し上げさせていただきたいんですけれども、1つは新発田市に対して、他県の自治体または団体から台輪を出演してほしい、またはよさこい団体を出演してほしいというご依頼が来たものに対し、それが新発田市の市外への観光PRに十分値をするという部分について運行したものが浦安フェスティバル参加、世界ゲートボール大会PR、下諏訪木遣サミットPR等になっております。こちらについては、確かに運行経費、新発田市と観光協会と協議をさせていただいて、500万の経費から運行させていただいておりますが、そのほかの例えば20番の市FC依頼というのは、まさに小柳委員からご提案をいただいたフィルムコミッションによって、ストロボ・エッジという撮影隊が入ってまいりました。その皆さんからきちんと運行経費プラスアルファ手数料もいただいた形で運行させていただいているものでありますし、北信越市長会、市議会、新発田自衛隊女性会、中央町5丁目もまさにそういった形で、先ほど小柳委員がそれであれば問題がないという形での運行のものでございます。そのほか観光協会が主催事業として実施をいたしましたのが、団体手配の19番と22番ということになるかと思うんですけれども、これについては自己負担もいただいておりますが、一部不足している部分を運行費から補填をするということで、内容を私どもも十分精査をさせていただき、当該契約書の範囲を超えていないということで判断をさせていただいたものであります。
以上、答弁とさせていただきます。
○委員長(宮島信人) いいですか。では、会議を続行します。
小柳委員。
◆委員(小柳肇) 今ほど非常に明朗とした説明だったんですが、気持ちであったりとか、目的はよくわかります。経済効果があったのも、これも非常によくわかります。だけど、もともとこのしばたん観光バスの委託事業の500万というのは、目的が限定されて決まったものである。それから、一般社団法人の新発田市観光協会ももともと民業ではできない、赤字になってしまう、採算の合わない観光の発信をしたり、新発田の地域のブランド価値を高めるという、これは市長の公約でも私の政治信条とも非常に一致していますが、そのためにやったことなので、これ自体の云々というつもりはなくて、ただあくまで予算がつけられたものの範囲を逸脱しての支出というのは、これはまずいでしょうという話しかしていないので、先ほどのイベントの市民を集めるための足であったら、それはイベントの経費の中でバス借り上げ料を計上すればいいわけだし、もしくは先ほどのフィルムコミッションであれば、これはもうフィルムコミッションに対する予算がないわけですから、補正を上げるなり、もしくは例えば別な何かしらひっかからないようなものの中から予算を捻出するのが筋ではないかと思いますので、このストロボ・エッジのエキストラの移動なんかでも、例えば映画制作会社のほうからいただいた経費の中で100%賄えて持ち出しが全くないということであれば、何もしばたんバスの中に入れる必要ないわけで、通常の観光協会の一般の旅行業務としてやればよかったわけなんですが、そういうのが実際上がってきたものですから、このように当然指摘をさせていただかなければならないという、これがやっぱり議員の仕事の、最大の仕事だと私は思っていますので、厳しく追及させていただいたんですが、これについては来年度このようにまた同じ500万という金額が同額で上がっておりますので、その使い道、それから今後どこまで先ほど言いました新発田の観光の発信に資するという部分はどこに線を引くかというのは、これは逆に言えば非常に市長の判断に委ねられる部分もありますので、また市長総括などでただしたいというふうに思っております。ということで、これについてはそのような形で終わりたいと思います。
○委員長(宮島信人) 渡邊喜夫委員。
◆委員(渡邊喜夫) じゃ、私のほうから若干。
先ほど説明が、観光振興課長山口さんのほうからだったでしょうか、市民観光啓発事業の関係で、しばた未来議会のときに私もあの議会は傍聴してお話は伺っていたんですが、小中学校の生徒や団体、企業等を対象にした市内観光ツアーを実施したいというふうなことでございますが、具体的な時期とか、どういうルートを考えられておるのかということを詳しくご説明を願います。
あと建築課のほうで、住宅リフォームの関係で、前年度と同規模の7,000万円ほどの予算で住宅リフォームの予算が上がっていますが、前年度とちょっと違う点を教えていただきたいと。特に上乗せ加算の関係では、前年度と違うというふうなことをお聞きをしておったので、その辺の前年度と違う点についてお聞かせ願いたいと思っております。
それから、農水振興課のほうでアスパラの生産拡大というふうなことで、新たなモデル団地をつくっていきたいというふうなことでございますが、具体的な規模または地域、どの辺を想定して団地を形成を考えておられるのか、その3点お願いいたします。
○委員長(宮島信人) 山口観光振興課長。
◎観光振興課長(山口恵子) 渡邊委員のご質問にお答えをいたします。
今回新規事業としてご提案しております市民観光啓発事業につきましては、新発田市民が市内の各地域の観光資源等について誇りを持って来訪者に新発田の魅力を伝えられるよう、市民を対象とした市内観光地のPRなどの啓発事業ということでございます。現在教育委員会の学校教育課と協議をさせていただき、小中学校でのモデル校としての事業への取り組み、または高等学校でもこういった事業ができるかどうかという調整をさせていただいているところであります。また、加えまして、市内にあります民間企業も新人研修または職員研修の中で、こういった新発田のことについて認識を深めるものを取り組みたいというお話もございますので、新発田商工会議所などと連携をしまして、出前的に事業をさせていただきたいというふうに思っております。今ほどしばたん観光バスのお話もありましたけれども、ここでもそういったバスがうまく活用できることによって、より多くの市民の皆さんに、観光客の皆さんにもこういったバスがありますよというPRも含めてお願いができればいいなというふうに思っております。
時期につきましては、現在調整中ということで、これから新年度に入りましてから具体的に調整をさせていただきたいと思います。
以上でございます。
○委員長(宮島信人) 諏訪建築課長。
◎建築課長(諏訪龍一) 渡邊委員の住宅リフォームの補助についてのご質問でございます。
今年度と来年度の実施内容の違う点ということでございます。ほぼ今年度、来年度の関係で言いますと、予算的には全体で7,000万円というのは変わりないんですけれども、今年度につきましては、基本額が6,500万、それから上乗せ額については500万ということで、予算的に措置しておりましたが、来年度につきましては、その比率を変えまして、基本を6,000万、それから上乗せを1,000万という形にさせてもらっております。上乗せの補助につきましては、子育て3世代同居、それから高齢者もしくは障がい者と同居世帯の方については、上限10%、額にして10万円ということでの措置をさせてもらっていますが、ことしの内容を見ますと、応募が上乗せ分については197件でありまして、予算の関係がございまして、当選が68件ということで、3分の1ぐらいしか措置できなかったという話でございますので、そんなことから来年は弱者救済といいますか、そういった政策的な面に配慮させていただければということで、そのような形にさせていただいております。
以上でございます。
○委員長(宮島信人) 川瀬農水振興課長。
◎農水振興課長(川瀬孝男) アスパラガスのモデル団地についてお答えいたします。
地域と規模ということですが、地域につきましては、桑ノ口、道賀に挟まれた一団の農地の部分、規模はおおよそ2.5ヘクタール前後の団地でございます。
以上です。
○委員長(宮島信人) 渡邊喜夫委員。
◆委員(渡邊喜夫) 市民観光啓発事業については、今回初めて取り組む事業ということで、それこそ子供たちが実際新発田のことわからずして県外の学校に行ったり、就職したりしていても、聞かれてもわからないというふうなことがあったり、本当に親からも伝えることができなかったり、遠いところには視察、旅行に行ったりするんだけれども、地元はなかなか行く機会がないというふうなことで、本当にこういう事業が学校と一緒になって、教育委員会と一緒になってやれるということで、実のある有意義な事業ということと思いますので、成功を祈っておりますが、あと建築課のほうの関係で、やはり再三市長のほうにも3世代同居というふうな形で、何とか政策的にやれないのかというふうなことでの質問をした経緯がございますが、こういった住宅リフォームの件でも、そういった政策誘導がなされるということで、歓迎する次第でございます。ただ、やはり以前と、2年前のような先着順じゃなくて、やはり抽せんというスタイルでやっていただく方向と思っておりますが、これも7,000万じゃなくて要望が多ければもう少し拡充していただきたかったなというふうなことでございますが、27年度は様子を見て、また次年度ということになろうかと思いますが、理解をいたしました。
あとは、アスパラの関係で、大変農業関係米価の下落だったり、白穂の被害だったり、米の関係では大変に状況的に所得が減った中で、アスパラも去年は大変不作であって、かなり枯れ上がったところが多くあったというふうなことで、やはり団地化が大事であろうと。やはり近くに田んぼがあって、その地下水位が上がって枯れ上がっているというふうなことも一つの要因ではないのかなというふうなことで、こういう団地形成が重要であるなと思っておりますが、ただ1点、やはり先進地域ではその団地化に向けて、やっぱり施設園芸、アスパラでもビニールハウスをかけていくというふうな、そういった誘導をしていかないと、なかなか病気に負けてしまうというふうなことで、施設園芸のハウスリース事業とか、市単独の施設についての助成措置もあるんですが、この団地の関係ではそういった施設、パイプハウスをつくっての団地形成の方向に向かうのかどうなのか、その辺もう一点お願いいたします。
○委員長(宮島信人) 川瀬農水振興課長。
◎農水振興課長(川瀬孝男) アスパラガスの団地化に加えて施設化ということであります。私どもも非常にこの2つがセットでないと本当の産地にはならないんだろうというふうに思っております。先ほど申し上げた2.5ヘクタールのうち一部は施設化になるというふうなことで伺っておりますが、引き続き生産者の方、農業団体と施設化に向けて相談をしていきたいというふうに考えております。
以上です。
○委員長(宮島信人) 渡邊喜夫委員。
◆委員(渡邊喜夫) 実は、以前に施設化に取り組んできていました道賀の団地の方からお話を伺った際に、県のハウスリース事業であると、やはり植えた後にそれを確認した後に翌年でないとハウスが建てられないと。同時にハウス建てた中に新植をしたいんだけど、そのほうが都合がいいんだけども、圃場につくった後にしかハウスにつくることができないというふうな、そういった要件があって、植えてしまった後にハウスつくるということは、なかなかハウスの使い勝手が悪くなったりというふうなことで、その辺まだ変わっていないのかどうなのか、やはり植えてしまった後からじゃないとハウスがつくれないのか、同時並行にハウスつくった後に植えたほうが農家の作付の関係、畝幅とか、そういったことがハウス用にまずはできるというようなことで、その辺ハウスの建設はやはり後じゃないとだめなのか、その前につくって中に植えても大丈夫なのか、その辺確認をお願いします。
○委員長(宮島信人) 川瀬農水振興課長。
◎農水振興課長(川瀬孝男) 私もそういうようなことを県から伺いましたので、協議をいたしました。最初から雨に当てないで栽培をするほうがいいものができるに決まっておりますので、協議の結果植栽当初から補助対象になるということを確認しております。
○委員長(宮島信人) 稲垣富士雄委員。
◆委員(稲垣富士雄) 私のほうから6点くらいお聞きをいたします。
最初に、187ページの雇用の部分でありますが、12月議会にも私一般質問をしておるところでありますけども、今新発田のハローワーク新発田管内において、非常に雇用の雇うというかな、人材確保が非常に難しいという業種と申し込んでもなかなかないという業種と分かれているようであります。全体的に見れば1.何%ですから、十分勤めるところはあるというふうに評価するんですが、この今の状況で、また4月にスーパーマーケットが出店し、またそこに併設されるドラッグストアというものも出てきます。そうしますと、今ありがたいことにそこに勤めたいという方は引く手あまたでございますが、残念ながらほかの事務系統とか、そういうところがちょっとやっぱり就職するところが少ないという状況であります。そんなような中で、今これは産業企画課でしょうか、そういう状況の把握をされておられるのかどうか。その場合どういうふうな状況になっているかというのがわかりましたら、ご説明をいただきたいというふうに思います。
それから、213ページの制度融資と新発田ブランド、これをお聞きしたいと思いますが、制度融資のほうは毎回私もこういう機会を通じてお話をさせていただいておりますが、非常に偏りが出てきておりまして、そのところがお互い融通をきかせてやっているとは思うんですが、今の制度融資に申し込んでいる数、それからまた27年度もあるようでありますので、見通し、そういうものをお聞かせ願いたいと思います。
それから、新発田ブランド、これも特に食品関係が特化しておりますが、新発田にはほかの工芸関係もあるんじゃないかということと、もう一つはやっぱり量がないと全国発信ができないというひとつのものがありまして、季節的なものであれば、この季節しかありませんよって限定でPRができると思うんですが、年中となるとある程度の規模を持った生産工場がなければ、なかなかブランド化しても全国発信ができないのでないかというふうに危惧するところでありますので、この辺の説明ももう一度お聞きしたいなというふうに思っております。
それから、223ページの中心市街地活性化ということで、このほうの支援が非常に強くなってきておりますので、地元の商店街の方は大変喜んでいるとは思います。それとまた、リーダーが出てきて100円市、それから軽トラ市、こういうものである程度回を重ねるたびに買い物するお客さんがふえてきているということでありますので、これはある程度回を重ねるごとに盛況になってきているということで、評価するところでありますけども、空き店舗というのはなかなかやっぱり埋まり方が少ない、それに反し、あいてくるところがふえてきているというのが現状でありますので、この辺の対策をもう少しきっちりとしていかないと、1軒置きだとか3軒置きだとかになると、商店街の形成は整いませんので、その辺の部分、これからの対策、対応、そういうところをお聞かせ願いたいと思います。
それと、空き店舗、空き家は条例とかである程度進んできてはいるんですが、空きビル問題に関しては一向に進みません。これも副市長にもじかに話をしたんですが、空きビルは非常にやっぱり簡単で難しいということは、古い建物に関してはアスベストが入っていまして、その除去にかかる経費が非常に高いということで、誰も手を出さないというのが現状であります。この辺の空きビル対策をしっかりとしていかないと、商店街の町並みがそこで途切れてしまうという部分も発生しやすいと思いますので、この空きビル対策に対してもこれからの対応策があればお聞かせ願いたいと思います。
それから、221ページ、月岡温泉環境整備であります。これは、石畳になって非常にきれいになってまいりました。また、街灯の取りかえで明るさも出てきているとは思います。そういう意味では、非常に月岡温泉の環境整備においては一歩進んできておりますので、これはいいことなんですが、残念ながら町並みの店舗が本当に温泉まんじゅうを売るお店だけがちょっと伸びているようでございますけど、あとはあいているところが多くて、外へ出て買い物をしようというふうな雰囲気ではない。これをやっぱりどういうふうにこれからもっていくかというのが、月岡温泉の全体の繁栄につながるというふうに私は思います。1つ例挙げれば、九州の指宿ですか、なんかは外へ出て買い物したり、お茶飲んだりというふうな環境が整っておりますので、やっぱり温泉に入ってまちへ出て買い物するというのが非常にいいことなんだと思いますが、残念ながら月岡はまだそこまでいっていませんので、これからの対策をもしこれからの計画があればお願いしたいと思います。
それから、197ページ、米の問題なんですが、最近コシヒカリもどこでもつくれるようになりまして、北海道のコシヒカリまで出るような状況であります。そんな中で、新潟県の米はおいしいというブランドがどうもどんどん、どんどんほかの地域にも反映されてきておりますんで、新潟県特殊の米ができるものかできないものか。県の計画があるようでありますが、新発田ではそういうふうな話があるのかないのか、その辺をお願いしたいと思います。
それから、アスパラの拡大策、これも先ほど話をしたとおり、量が限定されますので、地域の本当の地元と一部の都会のほうに出るぐらいだというふうに聞いていますので、どうせやるならやっぱり全国的に売られるようなものをつくり、また販売するのがやっぱり一番いいことにつながるわけですので、ちょっと悪く言えば中途半端ということになると思います。この辺をどういうふうにこれからの拡大策を見ておられるのかをお聞きしたいと思います。
それから、233ページ、防犯灯新規分、この部分ですね、せっかくやるんであればやっぱり全体を明るくしていくということが必要だと思います。特に中心地の役所から真っすぐ行く道路が非常に暗いということで、一番中心地が暗くて、周りが明るくなるのもいいんですが、中心地が暗いのはやっぱり防犯上も決してよくないわけでありますので、この辺の対応をどういうふうに考えておられるのかをお聞きしたいと思います。
それから、247ページの外環状線が大体28年3月までに開通する見込みというふうに聞いておりますが、今の進捗状況とこれがスムーズに進んで、その年度内で開通するのかをお聞きしたいと思います。
以上、五、六点ありましたが、よろしくお願いします。
○委員長(宮島信人) 大西産業企画課長。
◎産業企画課長(大西博紀) それでは、稲垣委員のご質問にお答えをいたします。
まず、1点目のご質問、雇用の関係でございます。雇用状況につきましては、ハローワーク新発田等からの情報をいただいておりますので、そちらをまず紹介させていただきますが、2月末時点でございますが、新規の求人倍率といたしましては1.27倍、それから有効求人倍率といたしましては1.12倍ということで、1倍を超えまして好調に推移をしてきているという状況でございます。ちなみに、1倍を超えましたのが去年の夏あたりからという状況でございます。そうした中で、委員のご発言の中にもございましたように、職種によって大分ばらつきがというお話でございましたが、ハローワークのほうでもそちらのほうも懸念をされておりまして、事務職につきましては端的に申しますと、いただいておる資料では0.24倍ということで、かなり低うございます。こうした一方、販売、サービスについては2.19倍、それから一番顕著なのが建設等の部分でございますが、こちらについては3.67倍ということで、求人はあるものの応募がないという状況だそうでございます。これにつきましては、現行もそうでございますし、新卒者の募集においても傾向としては全く同じ状況であるということで、ハローワークとしてもこういったところの解消も必要だということを述べられておりまして、私どもも同じ認識でございまして、はつらつ仕事館等でそこら辺のミスマッチをなくせるようにインターンシップ事業、こういったものに着手しているという状況でございます。
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午後 3時15分 開 議
○委員長(宮島信人) 休憩を閉じ、会議を続行します。
加藤和雄委員。
◆委員(加藤和雄) 私のほうから何点か質問させていただきます。
まず最初に、農業版「企業誘致」促進事業について伺いたいと思います。説明書見ますと、農地貸借の仲介という形で農業生産法人等の企業誘致を行うとなっていますけれども、今回新規事業でやられるわけですけれども、こういう事業を取り組んだ背景といいますか、それについて伺います。
それから、ついでに専業、兼業、それから兼業でも二通りあります。農業が主体の兼業と兼業が主体のやつがありますけれども、その直近の何件あるか。
それから、現在法人が市内で農業生産法人、それから集落営農とかありますけれども、そういう集団でやっている、そういう組織が何件あるか、ついでに伺います。
次に、農業サポート運営事業について伺います。この説明見ますと、サポート人材バンク事業とか、そういう形で農業支援をする人を募って、そして人材バンクして、そして紹介して、多分農業の助け合いをやっているかと思いますけれども、その事業についてどういう事業なのか伺います。
それから、
山岳施設維持管理運営事業、先ほど湯の平の道の整備だとか二王子の避難小屋の整備だとか言われていましたけれども、湯の平についてはいつ道が開通して、実際湯の平まで行けるのかどうか伺います。
それから、ついでじゃないんだけども、
蕗谷虹児記念館活用事業、同じ観光なんで。今回フランスで展示したのの戻ってきたのを展示するということなんですけれども、今年度は佐藤哲三の「みぞれ」なんか展示してありまして、私も見ましたけれども、ああいう事業をやるのは大変いいなと思うんですけども、それやったことによってどのくらい入館者がふえたのか。ふえたから、多分またこういう企画を取り組むんだろうと思いますけれども、その辺について伺います。
それから、市の指定保存樹木管理事業について、実際市の指定がどのくらいあって、今新たに指定しているのかどうか、その辺についてまず伺います。
以上です。
○委員長(宮島信人) 川瀬農水振興課長。
◎農水振興課長(川瀬孝男) 農業版「企業誘致」促進事業について、その背景はということでありますが、私ども今米づくりだけでは到底農業が経営できない状況にあるということから、アスパラガスを初め園芸振興も含めた多角的な経営を進めているところでありますけれども、これまでいろんな方たちに園芸振興も進めてまいりましたけれども、やはり米が中心ということで、大規模な
園芸生産というのがなかなか生まれてこない状況にあります。それで、先ほど稲垣委員からも質問ありましたように、新発田市の農産物を売っていくためには量が足りないという状況にあります。そんなことで大規模な
園芸生産をやる農業者、法人を何とか新発田市で育てたい、誘致をしたいというふうなことから、ある地元のほうから畑地帯があいているので、活用できないかというふうなお話もありまして、それで大規模な園芸をやる個人でも法人でもこだわらず、そういう方たちを新発田のほうに、市内でも結構なんですけども、誘致をしていきたいというふうなことであります。新発田市が農地を借りるということはできませんので、地元の方と農業者を仲介をするということで事業を計画したところでございます。それが背景ということであります。
それから、専業農家数、第1種、第2種兼業農家数については申しわけございません。手元に資料がきょう準備をしてきてございませんでした。
それから、土地利用型の農業法人数というご質問でしたけれども、手元にありますのが畜産や花専業の法人も含めてでありますけれども、現在56の法人が市内にある状況であります。
それから、集落営農組織、法人になっていない生産組織の数ということでありますが、これも集落営農に限らず、共同作業組織なんかも含めますと46の任意組織が今市内にあるということで、そういう状況でございます。
それから、農業サポートセンターの運営事業であります。人材バンク等々のどのような事業内容かということであります。1つは、農業のお手伝いをいただく方が不足しているので、何とか欲しいという生産者側の方、それから農業とはかかわりはないんだけれども、農業をやってみたい、お手伝いをしてみたいという方が市内に相当数いるだろうというふうなことから、25年度から前の新発田市農業研修センターを活用してサポートセンターということで行っております。その中で先ほど申し上げたのが人材バンク事業でありますが、26年度の実績として農業者の登録者数が16名、それから農業者でない方、お手伝いをしたいというサポーター登録という方が14名ございます。そのうち13名がマッチングの結果、農業者の方のところへお手伝いに行ったと。その中からお一人市内の農業生産法人に就業したという実績がございます。また、サポートセンターでもう一つ、就労支援連携事業も行っておりまして、いわゆるニートの方とか、そういう方たちの社会復帰のために、サポートセンターにあります農場を使って一緒に農作業やって、就労につなげていきたいというふうな活動もしているところでございます。
以上、2点お答えしました。
○委員長(宮島信人) 山口観光振興課長。
◎観光振興課長(山口恵子) 山岳施設の維持管理についてのご質問にまずはお答えを申し上げたいと思います。
湯の平につきましては、何せ雪解けを待ってから入るという形になりますので、例年の状況を見ますと大体工事着手ができるのが6月中旬以降ということになるかと思います。できるだけ早い段階でオープンをさせたいというふうに私どもも考えておりまして、早ければ7月中、遅くても8月中には何とか何年ぶりかで開山をさせていただきたいというふうに考えております。
次の蕗谷虹児の活用事業についてでありますけれども、昨年11月、約1カ月間佐藤哲三展ということで、初めて蕗谷虹児の作品以外のものを展示させていただく取り組みをさせていただいたところですが、例年ですと11月の入り込みが大体700名程度のところ、ことしは1,698名ということで、倍増させていただくことができました。今後ともこういった視点で、まちなか美術館構想というものも踏まえて活用については検討してまいりたいと思います。
○委員長(宮島信人) 新井田地域整備課長。
◎地域整備課長(新井田功) 市指定の保存樹木についてのご質問でございます。現在指定しておる樹木は44本であります。平成27年度に予定しているものは現在ございません。また、お問い合わせとか相談に来られている方もいらっしゃらないという状況でございます。
以上でございます。
○委員長(宮島信人) 加藤委員。
◆委員(加藤和雄) それぞれどうもありがとうございました。
農業版「企業誘致」促進事業についてなんですけれども、実際今国の農業政策がどういう方向に行っているか、農業改革がどういう方向に行っているかということで、農協さんしかり、私ども生産者しかり、物すごくいろんな意味で危惧しているところがあるんです。実際TPPの問題、TPP交渉妥結にらんで、今政府がどういうふうに国の農業を変えていこうか、強い農業とか、もうかる農業とか言っていますけれども、企業が参入できるような、そういう仕組みにしていこうというのが既にもうはっきりしています。そういう中で企業誘致促進事業というのは、やはり多くの農家は多分、今は生産法人として入るんですけれども、例えば生産法人だって法も改正されて、今生産法人というのは農業に従事している人が半分以上いなければ農業生産法人にたしかならないと思うんですけども、それが1人でもいいような格好になって、企業でも土地を持てるような農地法が改正になって、そういう中で農業版企業誘致って企業がでっかく出てくるこの事業については、やはり多分敏感な人は嫌うと思うんです。というのは、特に農業の中に企業が入ってきたら、やはり地域の農業というのが壊れると思いますし、文化も壊れると思いますし、そういうものだと私は思います。それが例えばこの事業を市でやっていったら、市が農業についてどういう方向に進むか、進んでいくかというのがこの事業でわかるというか、そういうものだと思います。今お話聞いてみれば施設園芸、なかなか今の地元の農家の方が取り組んでもらえなくて、そして先ほどの話ですとアスパラは物すごく向こうでは生産してほしいというんだけども、生産が間に合わないとか、そういう形はあろうかと思いますけれども、なぜ地元の中でそういう仕組みづくりをできないのか。外から農業生産法人を紹介して、わざわざ入れることをとるのか。その辺がやはり私は、すごくちょっと違うんじゃないかなと思いますけれども、課長の考えもう一回お願いします。
○委員長(宮島信人) 川瀬農水振興課長。
◎農水振興課長(川瀬孝男) 事業を立ち上げようとしている背景は先ほど申し上げたとおりでありますし、先ほど申し上げたように目的としては大規模園芸ということを狙いをしています。私どもこれを立ち上げるに当たって稲作はどうかといったときに、やはり稲作を基盤としてきた新発田市の農業ですから、そこのところは企業参入というのはだめだろうと。園芸であれば理解していただけるのかなということで、いずれも農地は水田でなくて、畑地帯でありますので、先ほどの狙いのとおり進めていきたいというふうに思っておりますし、やはり法人化というのは今後避けて通れない農業の経営形態になろうかというふうに考えておりますし、市外だけに限らず、市内の方でも募集しますので、手を挙げていただければその中でいろいろ検討した上で、十分市内の方も参入ということも考えられるものというふうに思っております。
それから、先ほど専業、兼業別農家数についてお答えいたしませんでしたけれども、2010年の農業センサスの結果を見ますと販売農家数3,179戸のうち専業農家が452戸、第1種兼業農家が534戸、農業以外を主とする第2種兼業農家が2,193戸でありますので、今この数字を見ても、3,100戸のうち農業主業の農家が約3分の1程度しかいないというふうな状況でありますので、農業の今後の発展をにらめばやはり経営形態も変わっていくべきではないのかな、変わらざるを得ないのかなというふうに思います。
○委員長(宮島信人) 加藤委員。
◆委員(加藤和雄) この問題についてはやはり市長のちょっと意見を聞きたいと思いますし、それから農業サポートセンター運営事業については農業というのは意外とハードルが低くて、誰でも入れるということで、ニートとか、ほかに勤められない方とか、そういう方とか、そういう人にとってはすごく自然の中で働けるということなんで、物すごくこれはいい事業だなと思います。
それから、保存樹木管理事業なんですけども、前に天ノ原保育園にイチョウの木が、それはもう昔村、そこに小学校あった時代からあったイチョウがあるときその保育園の拡張事業でばっさり切られてしまったんです。それ切られるとわかったときはもうちょっと遅くて、業者にもう委託してあって、すぐ切られてしまったんですけども、そういうことが結構往々にしてあります。保存樹木でなくても、やはり地域にはいろいろ由緒あるそういう樹木とか、年数くった木とか、たくさんあると思うんです。そういうものをやはりもっとPRして、保存樹木としてやはり大事にしていくということが大事かなというふうに思います。こういう事業をもっとPRしていただきたいなという要望したいと思います。
それから、湯の平は8月中には開山できるということで、秋には風呂入れるということで、頑張って私も大分今太ってきたんで、歩いて、ゆっくり自然を満喫してきたいなというふうに思います。
それから、蕗谷虹児記念館の活用事業なんですけども、なかなかあそこ狭いんです。狭くて、物すごく雰囲気はいいんだけども、狭いのが欠点だなというふうに思いますので、例えばあそこ狭くて500円だとちょっと高いと思うんです。だから、もうちょっと形態変えて、こういう特別展示やるときは期間を2回に区切って、例えば2回で500円ということで何かやるとかちょっと考えてもいいんじゃないかなというふうに思いますけども、要望しておきます。
以上で終わります。
○委員長(宮島信人) 小坂委員。
◆委員(小坂博司) 2点についてお願いいたします。
新発田堀部安兵衛討ち入りそば、昨年から始まったと思いますけれども、産業企画のほうで取り組んでいた事業だと思いますが、新たな産業の創出ということで取り組まれているようです。そばということで、新発田のそばということなんでしょうか。見通しについて少しお伺いしたいと思いますし、今年度予算が前年度から比べれば相当少なくなっているようです。その開催内容についてもお知らせいただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。
それからもう一点、中心市街地整備ということで、新発田駅周辺整備事業、これ27年度で終わりかなというふうに思っております。それで、27年度の予算が当初計画より随分膨らんでいるように思います。今年度で終わるのか、そして総事業費はどれくらいになったのか、この2点についてよろしくお願いいたします。
○委員長(宮島信人) 大西産業企画課長。
◎産業企画課長(大西博紀) 小坂委員のご質問にお答え申し上げます。
そばまつりの関係でございますが、おかげさまをもちまして昨年10月に五十公野公園で開催をさせていただきまして、ご存じのとおり大盛況で終わることができました。大変ありがとうございました。来年度につきましては、昨年は一般社団法人の全麺協さんという団体さんの全国組織のそば博をあわせて新発田でやるということがありましたもんですから、開催規模、予算規模も非常に大きなものという形になりましたが、来年につきましては昨年まで、昨年はそば博ですが、その前4回そばまつりというのをやってございまして、その規模にまず戻してやりたいということで考えております。まだ詳細のところが詰まっておらない部分もあるんですが、現時点では目途といたしまして開催日については遅くとも11月の初旬ころに、同じく五十公野公園で開催をしたいというふうに考えてございますし、出店数等につきましても10店舗以内程度が限度かなということで想定をさせていただいておるところでございます。
なお、昨年につきましては地元のおそば屋さんは1軒のみの出店という形でございましたが、私ども産業企画でもありますので、ぜひ地元のそば屋さんにもPRをしつつ、何とかもう少し多い出店をお願いをこれからしてまいりたいというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
○委員長(宮島信人) 倉島都市整備課長。
◎都市整備課長(倉島隆夫) 小坂委員の新発田駅周辺整備事業についてお答えをさせていただきます。
事業完了は本当に27年度なのかということでございますけども、現在のところ27年度で完了する予定にしております。また、総事業費はどういうふうな形になっているのかということでございますけども、今回の新発田駅周辺整備事業につきましては駅構内のエレベーターのバリアフリー化ということと駅東地下通路の改修の分も含めまして、今のところ12億6,000万ぐらいということで事業のほうを進めさせていただいております。まだ最終的に事業の精算が終わっていないもんですから、大体この線で推移をしていくのかなというふうに思っております。
以上でございます。
○委員長(宮島信人) 小坂委員。
◆委員(小坂博司) ありがとうございました。
全国規模のそばまつりでありますけども、全国規模で大きかったということで、企画でやられたということと思います。新たな産業ということで、見通しということでお答えいただけませんでしたけども、そのようなことだと思って理解いたします。
それから、新発田駅周辺整備事業ということで12億6,000万。当初事業費では12億1,600万ぐらいですから、そんなに大きくは膨らまなかったと考えてよいでしょうか。
じゃ、終わります。
○委員長(宮島信人) 小柳委員。
◆委員(小柳肇) 関連がございます。そばまつりの件なんですが、昨年のそば博があった際に会場運営か何かのトラブルでそばの店主さんが直前に、当日かな、前の日かに帰ってしまうというトラブルもあったということなんですが、ことしそのような運営上の改善点とかというものはちゃんと講じるということはよろしいんでしょうか。
○委員長(宮島信人) 大西産業企画課長。
◎産業企画課長(大西博紀) 小柳委員のご質問にお答えいたします。
直前に帰られたというお話でしたけども、出店された予定者、直前で帰られたんでなく、1店ちょっと調整がつかないということで、出店中止というものはございました。ただ、現場のトラブルで帰ったという事実はございません。また、後段のご質問でことしはそういうことがないんでしょうかということですが、当然のことながらそこら辺は十分に調整をとりながら進めたいというふうに考えておるとこでございます。
○委員長(宮島信人) 最後になりました。中村功委員。
◆委員(中村功) 済みません。私簡単なんで、申しわけないんですけども、まず1点、建築課でこんないいポスターつくって、新発田に住みませんかということで。これどの辺まで貼って、新年度もこういう運動していくと思うんですけども、やはり私これある人見せたら、こういうのって新発田だけだったら新発田の人見たって意味ないから、やはり新潟駅とか、市以外のところにどんどんとPRしたほうが、そうすると新発田に住んでほしいというポスターですんで。その辺の今後の考え方。
それと、建築確認申請ですけども、26年度から消費税上がったということもあって、駆け込みでいろいろと25年度は多かったと思うんですけども、26年度、27年度、もしかすると28年度からまた消費税が上がるかもしれないとなると、またそういう建築確認という部分がふえるのかなという予測もされるんですけども、どう見ているのか、推移も含めて。これがまた固定資産税にもかかわってくる部分がありますんで、その辺お考えをお聞かせいただきたいと。
それと、未登記の、今登記一生懸命やっているみたいですけども、せめて質問されなくてもいいように何年度までに終わりたいというぐらい一言書いてあれば、やはり大きな問題過去にあったわけですので、これ答えられれば答えてほしいんですけども、大体何年度までに終わらせるお考えなのか。それがまず建築課ですが。
それと次に防犯灯の関係。2,000万円で3カ年ということで、説明書見ると通学路、通勤路優先という。今までも普通に考えていても通学路、通勤とやっている。特別にやるということは、また特別な路線があるのかなという疑問点があるもんですから、そういうふうな部分でもう広く新発田市内明るくするんだという意味で捉えていいのか、その辺お聞かせいただきたいというふうに思います。
それと、松くい虫の関係で伐採やっていますけども、再生事業というのはやるもんなんですか。切ってばっかりいると、もう今度隣の胎内市は何かきれいにまた植え込みしてやっていましたけども、やはり再生の仕事も防風林、防砂林という、そういう役目があるんで、なくなってしまえばまたあんなちっちゃいのが育つまでは何十年もかかっちゃうんで、そういう考え方というのはどうなのかなということをまずお聞かせいただきたいというふうに思います。
それと、下水道でございます。農集排。一応計画つくってやっていますけども、実は私の地域、もう川挟んで合併処理、川挟んで農集排ですし、中間の集落は、私は判こ押しただけで、もう具体的にやったときにやりませんよとなると、負担金もふえるということで今非常に悩んでいるところがあって、私のほうはもう集落排水の事業なんですけども、建てかえの人は合併処理で、みんな建てかえてつくっています。そういう人たちは、補助金はなしでありますけども、来たときにはすぐつける、つなぎかえするというのはもうあるんですけども、反対側のほうはもうばんばんと建てかえたときに合併処理やっているんですけども、その人たちはもう補助金もらってやっているわけです。そういう不合理なところがあって、非常に今自治会長も悩ましい部分があるんですけども、やはりそういう不公平な部分、お金があるから、もう建てかえと同時に合併処理やっちゃって、農集排来たらつなぎかえしますよということでもいいんでしょうけども、村部になってくるともう私の代で終わりだわというところが出てきているもんですから、その辺見直しというか、今後の方針等お聞かせいただきたいなというふうに思います。
それと、さっき除雪の話、戻って悪いですが、除雪のこれ要望というかなんですけども、この間の大雪なんか非常に苦情が多いもんですから、せめて何かFMラジオでもいいですけども、今こういう状態で市内はもう除雪が今間に合わない状況でご容赦くださいぐらいの何か放送媒体使ってやってもらうと、私らのとこにも苦情来るんです。市会議員何してんだという話で、市長何してんだという話になるんで。やっぱり市民は、ああ、うちだけじゃなくてこの辺もそうなっているんだという情報があれば何か安心するというか、いつかは来るんだなとなるんでしょうけども、やっぱり何かしらの市民に周知できる方策ってないものかなというふうに考えていただきたいんですけども。
それと、最後に猿害ですが、隊員予定規模106人というのと、それとニホンザル防止対策協議会と別な団体、これ簡単な話なんですけど、別な団体なのかというか、それに加わっている人たちがこの中に何人か、ラップしている人がいらっしゃるのか。非常に担当する人もあっちもこっちもと大変ではないかなと思って、その辺お聞かせください。
○委員長(宮島信人) 諏訪建築課長。
◎建築課長(諏訪龍一) ただいまの中村功委員のご質問にお答えいたします。
私どものポスター持ってきていただきまして、本当にありがとうございます。それをいっぱいつくりまして、それこそご指摘の市内はもちろんのこと、市外のほうにもいっぱい配らさせてもらっているところではありますけれども、具体的に申し上げますと、ポスター、チラシ、それとセットでチラシも銀行等とか住宅関連企業のところには配布させていただいておりますが、配布したところは住宅企業、それから不動産会社、市内外の金融機関、それから集客施設、ショッピングセンターだとか空港だとか交通結節地点とかのところ、それから住宅展示場、県外の新発田郷人会等々でございます。おっしゃるように、市内では効果が余りないんじゃないかというようなところでございますが、それは空き家バンクも一応兼ねてのポスターになっておろうかと思います。そのようなこともあって、空き家バンクですと市内の方も対象になりますので、そんなこともありまして市内も、あるいは市内でもいろいろ不動産会社の方とか住宅関連の会社の方ですと、そういったことを知っていただくことによって市外の人にもPR周知を図っていただけるというようなこともありますので、そんなようなことで市内のほうにも掲示をさせてもらっているところであります。
ちなみに、そのほかに3つの民間確認検査機関、確認申請の受け付けの機関ですけども、そういったところへ出向きまして周知の関係やらさせてもらっているとか、住まいのリフォームフェアだとか、あるいは東京のほうににいがた暮らしセミナーということでやっているんですけれども、有楽町でしょうか、新橋でしょうか、交通会館、前年についてはネスパスのほうも行かさせていただいてPRなんかもさせてもらっているところでございます。
それから、確認申請の消費税絡みの件でございます。消費税が今度もし上がることになれば、確認も駆け込み申請というか、そういうのがふえるんじゃないかというようなことですけど、やはりそういったことはあろうかと思います。実際に5%から今回8%に上がったときにも駆け込み需要ということで住宅建てられる方とかいっぱい出てきて、その前年比較すると130%ぐらいに、要は3割ぐらいふえたという実績もございます。でもことしになって逆に反動といいますかが出まして、ことしの今の1月時点の実績ですと前年比69.何%で、逆に3割ぐらい落ちているというふうなことになりますので、今度10%に上がったときどのくらい駆け込み需要があるのかどうかという当たりをちょっと予測がつかない部分はありますが、同じような反動はあろうかと思っています。
以上です。
○委員長(宮島信人) 波多野用地管財課長。
◎用地管財課長(波多野智) 未登記解消事業の進捗及び計画についてというご質問でありますが、未登記解消事業は平成23年度から新規事業で取り組ませていただきました。未登記解消は、全市域にまたがる課題で、約1,800筆ほど未登記という状況になっております。権利関係が大変複雑なもんですから、さまざまな理由があり、非常に時間がかかるということで、年次計画を立てながら継続して進めております。平成26年度までの未登記解消は、約1,800筆のうち430筆ほど解消しております。
以上でございます。
○委員長(宮島信人) 新井田地域整備課長。
◎地域整備課長(新井田功) 防犯灯の件についてお答えをいたします。
防犯灯の設置の考え方については、今までどおりでございます。ただ、予算規模を上げるということで、どこにでもということではなく、やはり優先順位を持って設置していきたいということでございます。
それから、除雪の苦情でございます。今期につきましては、12月に本当に驚くほど雪に見舞われまして、本当に皆さんのところにも苦情の電話行ったかと思います。ただ、除雪のオペレーターも寝る時間を惜しんで、御飯食べる時間も惜しんでやっております。今現在情報を電話で問い合わせるしかないんですけれども、現実的な方法ではないということであります。かえって除雪の時間のほうを優先させていただきたいということで、何かしらいい方法がないかまた検討したいと考えております。
以上であります。
○委員長(宮島信人) 中野農林整備課長。
◎農林整備課長(中野道弘) 松くい虫防除のご質問にまずお答えをいたします。
伐倒駆除するだけで、林地を再生できないのかというふうなご質問だったというふうに思います。胎内市のほうでは、もう植林を始めているというふうな話もございました。おかげさまで新発田市管内の海岸にある、俗に私ども保安林と言っておりますが、保安林については十分胎内市から比べれば残っております。そういうふうなことで、まだそこを植林をするまでには至っていないというふうなところであります。
それから、そのほかの、今の保安林の部分については、県有林であったり、それから財産区の土地だったりいたします。そのほかに民地もございます。そのほかの内陸部の松林につきましては、そのほとんどが民有林でございます。そういうふうなことで、なかなか植林というのは難しいのではないかというふうなところでございます。ただ、紫雲寺地域の方々でNPO組織をいたしまして、みずからの賛同する方々で、面積的には10町歩ほどですが、10ヘクタールほどですが、その中で植林ですとか、それから松葉かきですとか、そういうふうな作業で再生をしていこうというふうな動きがあるようでございます。私どもそういうふうなものについては、できる限りの支援をしていきたいなというふうなことを考えているところであります。
続きまして、猿害対策の関係でございます。猿害対策実施隊106人規模というふうなことで私どものほうで情報提供しておりますが、これは市内の猟友会から実施隊にお世話になれる方というふうなことでご推薦をいただいて、それについて市が任命をするというふうな形になっております。この実施隊につきましては、猿とかイノシシ、特にはぐれ猿などの大型鳥獣から市民の安全ですとか農作物被害の軽減を図るというふうなことで緊急に出動してもらう、市の要請に基づいて出動してもらうというふうなことにしております。この実施隊につきましては、4月1日発足を今準備を進めているところであります。今言ったように、実施隊というのは市の要請に基づいて出動するときは、市の非常勤職員になるわけでございます。そういうことで、活動時については身分なども保障されるというふうな仕組みになっております。
このほかに、市には新発田市ニホンザル被害防止対策協議会というのがございます。この中でもこのニホンザル防止対策協議会につきましては、国の補助金などをもらいまして、電気柵の設置ですとか、それから猿追いの専門員ですとか、それからいろんな緩衝帯の整備ですとか、いろいろな事業を実施をしているところでございます。あっちもこっちもというふうなことでご心配をかけているようでございますが、私ども予算的にはこういうふうになっておりますが、一体的に実施をしているというふうなことでご理解を願いたいというふうに思います。
以上でございます。
○委員長(宮島信人) 三田村下水道課長。
◎下水道課長(三田村明彦) 中村委員のご質問でありますけども、合併浄化槽の補助の取り扱いと今後具体的に言えば蔵光処理区の下水道についての見直しについてのご質問でありますけども、1つは平成21年度に当市の下水道構想の見直しをしてございます。これについては、委員もご承知のとおり人口減少、高齢化社会に備えて下水道を取り巻く状況が非常に変わったということで基本構想の見直しをさせていただきました。その際に、合併浄化槽エリアと農業集落排水エリアをはっきり区分をさせていただいてございます。その中で、蔵光地区については今までどおり農業集落排水事業でということで、住民の方とお話をした中でそのように区別をさせていただいた経緯がございます。その中で、農業集落排水エリアでの浄化槽の補助の対応については、個別の対応はなかなか難しいというふうな状況にございます。
今後の見直し等はあるのかということでございますけども、国では3省連携で国土交通省、農林水産省、合併浄化槽の環境省、この3省で国のほうは今後下水道については建設の時代から維持管理の時代に移るということから、10年で終わるような、概成しなさいというふうな指示が来てございます。そんな中で、新潟県初め国のほうからもその見直し等をやるように、そのアクションプランを立てなさいということで来年度から立てるわけでございますけど、その見直しの中で住民と協議をしながら、蔵光処理区の皆様方と協議をしながら見直し等を含めて検討してまいりたいと思いますんで、よろしくお願いいたします。できれば委員のほうから窓口になっていただければありがたいなと思ってございますんで、よろしくお願いいたします。
○委員長(宮島信人) ほかに。
大沼副委員長。
◆委員(大沼長栄) 今後市長総括ありますので、1点だけお伺いします。
先ほど都市整備課では県立病院跡地、これ2億7,000万というと本格の工事になると思うんですが、この中でおととい私も仮にここもちょっと利用したほういいんでないかというようなことで、あくまでも仮だったんですけども、資料館の関係。これは前の請願でも市長は27年度以降に考えていくんだというふうなこと言われていましたけども、その辺この防災、多分これ防災公園で整備すると思うんですが、その場合そういうものを建てることはできるか、それからそういうレイアウト的なそういうことも今加味しているか。これは、私も市長はそういうふうな前答弁していましたんで、市長総括でも聞いてみたいと思うんですが、その辺可能かどうかだけひとつお願いしたいと思います。
○委員長(宮島信人) 倉島都市整備課長。